「孤独のグルメ」のはなし

孤独のグルメ：テレビ東京

「孤独のグルメ」が大好きです。
もうシーズン10まで来たのですね。
長寿ドラマの仲間入り。

松重豊さん扮する井之頭五郎がお仕事の後にご飯を食べに行くだけのなんのスリルもサスペンスもないドラマです。
原作の久住昌之さんがその後同じ店にふらっと行くところまでで30分のドラマです。

孤独のグルメ好きのファンの中でも、食事に行くまでのお仕事パートの所が大好きな私は少数派のはずです。
話ごとに違った街に訪れてお客様の所に訪問するパターンがほとんどです。
「こんな仕事できたらなー」と思いながら見ています。
ただ、五郎さんの輸入雑貨商という業態が謎すぎて真似すらできません。

いろんな街に訪れて（時には出張して）街を見ながらいろんなお客様やお店の人と出会いがあるというのはまさに私の憧れる仕事です。
行政書士でも同じような動き方ができるのかな。

お仕事パートの所は安いドラマのように見せかけて、少しコミカルでもありシリアスでもあり、ショートドラマとして十分面白いと思っています。
何話だか忘れましたけど、堀部圭亮さん演じるベンチャー企業の社長がとてもいけ好かない感じで商談するんです。
五郎さんはムッとして自ら仕事を断ってその後、食事をして満腹の中帰り道を歩いていると、子供と遊ぶベンチャー企業の社長を見かける、という話・・・いや少しちがうかもしれません。でもだいたい合ってる気がします。
こんなかんじで、少し考えさせられたりもするストーリーもあったりして。

五郎さんは、話がムダに長いお客さんとかなかなか決断しないお客さんとかがいると早く帰りたくなっちゃったり、人間臭くて等身大で共感できるのです。

話の進行とともに彼にも変化があります。
愛煙家からいつの間にか禁煙をしていたり、乗っている車が変わったり。
そんなプチ発見も楽しいですよ。

もちろん、井之頭五郎がもりもり食事をするところは見てるだけで幸せになるので必見ですよ。
私は少食なので見ていて羨ましくもありつつも自分がたくさん食べた気になれます。

ほとんどドラマを見ない私のおすすめドラマでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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