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映画制作ワークショップに参加して

事務所に所属し月2回のレッスンを受けながら俳優活動をしていた、20代前半のころ。

僕はもっと実践経験を積むべく、インターネット上で募集していた映画製作ワークショップに参加することにしました。

1.映画製作ワークショップ

今回参加したのは、Cool Movie Japanの映画制作ワークショップ。

3ヶ月の期間で配役オーディションから演技指導、撮影までを有料で体験できます。

受講料30,000円かかりましたが、それで映画出演の実績が積めるならアリだと思いました。

2.監督

受講生の中で、どの監督と一緒に作品を作るかを決めるクラス分け。

何名かいらっしゃった監督の中で、ずば抜けてかっこいい作品を作っていた方がいらっしゃいました。

最近では映画「ヤクザと家族 The Family」や、ドラマ「アバランチ」を手掛け、一躍有名になった監督、藤井道人さんです。

当時から明らかにすごい人だと感じ、ぜひ藤井道人監督作品に出たいと思いましたが、監督を受講生が選ぶことはできず、藤井道人監督のクラスには入れませんでした。

3.撮影

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クラス分けが決まると、早速配役を分けて読み合わせ。

期間が3ヶ月しか無かったからか、読み合わせも早々に終わり、ぶっつけ本番のような感じで撮影がスタート。

撮影も朝のシーンは朝撮るしかなく、夜のシーンは夜撮るしかありません。

スケジュールや撮影場所の撮影可能時間の兼ね合いによっては、朝6:00から数シーン撮影し、次は夜まで10時間以上待つような場面もありました。

今回はワークショップで、期間が3ヶ月と決まっていたからアルバイトの時間も調整できました。

しかし本格的に映像作品に出演するためには、時間を確保する必要があるし、それで困らないような収入源を作る必要があると思いました。

4.上映会

撮影が終わると、映画はミニシアターで一般公開されました。

本格的に役をもらって、一般公開される映画に出演したのは初めての経験。

こういうワークショップがあるなら、もっと早く体験したかったと思うくらい、学ぶことが多かった体験でした。

まとめ

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残念ながら現在は募集を終了しているようです。

当時は金銭的に厳しく、継続参加が厳しかったのですが、参加し続けていれば当時は無名の藤井道人監督作品に出て、つながりを作るチャンスだったかもしれません。

どこにチャンスがあるのか分からない俳優の世界。

僕が俳優として何かの作品に出演したのは、今回がラストとなりました。

続きはまた次回お話します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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