色々あった僕のばあちゃんの話
これまで家族と、僕の幼少期をnoteで振り返ってきました。
今回は、唯一触れていなかった、というより「触れて良いのか分からなかった」ばあちゃんの話を、少しだけしようと思います。
1.僕のばあちゃん
僕のばあちゃんは、昔からせっかちで、細かいところを気にするタイプ。
掃除が好きで、いつも家中の床という床を掃除していました。
僕からすると、掃除が好きというよりかは、仕事が好きな人だと思います。
仕事のような義務感で、掃除をしていたように感じました。
2.軽度の認知症
僕が10歳くらいの頃に、ばあちゃんは重い病気にかかりました。
お医者さん曰く、助からないか、助かっても植物状態になるかの2択。
僕もさすがに、その時はばあちゃんの死を覚悟しました。
運良く一命を取り留め、奇跡的に植物状態を免れたものの、軽い認知症に。
じいちゃんとばあちゃんの、こんな会話が日常茶飯事になりました。
ばあちゃん「そろそろごはん食べんとのう」
じいちゃん「ごはんはさっき食べたろうが!」
認知症でごはんを食べたか食べていないか等、物忘れが激しくなったものの、掃除は欠かせずやっていました。
でも、さっき掃除したことを忘れていまうので、家族としてどう接するのが良いのかと、いつも思っていました。
ばあちゃん、ここはもう掃除したで!
ばあちゃんは、何度も同じ場所を掃除して回るようになり、次第に仲良しだった家族内の空気感が変わってきました。
3.歪み
何度言っても伝わらないばあちゃんに対して、どうしても苛立ってしまうことがあり、そのうち家族がじいちゃんばあちゃんの二人と、父母と僕を含めた子供たちの、二つに分裂していた時期もありました。
あの時期は、子供なりに家族の空気をなんとかしなきゃと思いながら、どうにもならず終い。
僕は18歳で家を出て一人暮らしを始めたので、離れてみると鬱憤も溜まらなくなったので、帰省する度に積極的に話しかけたり、話を聞いたり、なるべくばあちゃんの理解に努めるようにしました。
まとめ
ばあちゃんが認知症になってから色々上手くいなかいこともありましたが、父親が頑張ってくれたお陰で、今は家族みんな仲良しです。
僕が東京に出ている間に、ばあちゃんをきっかけに家庭内で色んなことがありました。
話の続きは、また今後の上京してからのエピソードの中で、お話ししようと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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