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MIURA流 登山塾「ippo」

ミウラ・ドルフィンズでは鹿屋体育大学の山本正嘉教授をはじめ三浦雄一郎・豪太親子とともに、より快適に、より安全な登山を行うためのデータを測定し、登山者のための実践的なトレーニング方…
毎週月・水・金曜日の12時に更新!このippoマガジンでは、科学的な根拠のあるMIURA流のトレー…
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2020年7月の記事一覧

沢登り〜奥多摩坊主谷〜

奥多摩坊主谷に沢登りに行ってきました!少し前の天気予報だと晴れだったのに、徐々に悪い方向に変わり、当日は朝から雨。沢の予定決行の判断は難しいです。一般道での登山だったら行くかもしれない、外岩でのクライミングだったら中止にするかもしれない、そんな天気の状態の時、沢登りだとどうするか。 当日の雨の降り方だけではなく、前日までの雨の様子、沢の水の濁り方などの天気全般、エスケープしやすいのか、地面の状態はどうなのか、という沢自体の地形。あらゆる事柄を考慮してリスクを減らすことが求め

三浦敬三のスペシャルレシピ

三浦敬三は、少量ながらも栄養価の高い食べ物を数種類食べるように心がけていました。それでも、さらに足りない栄養価を補給するための方法が「特製ドリンク」でした。飲料の飲み方にも工夫がたくさんありました。今回はそれらの方法を紹介します。 お茶は「葉っぱごと」飲む 食事の後などに飲む緑茶ですが、これは葉っぱごとミキサーで粉末にしてお湯に溶かして飲んでいました。葉が大きいまま残ってしまうと飲みにくいため、2回ほどミキサーにかけていたとのことです。こうやって、お茶の葉に含まれている良い

三浦敬三の時短レシピ

三浦敬三は、102歳目前まで自分自身で食事のメニューを考えて作り続ける生活をしていました。スキーを続けるためにトレーニングも行なっていたことから、食事は栄養価が高く、なおかつ短時間で作れる工夫をしていました。そのために愛用していたのが「圧力鍋」です。玄米+胚芽米の主食も圧力鍋で炊いていましたが、おかずにも圧力鍋が大活躍でした。 圧力鍋を使った三浦敬三の食事 カルシウムの摂取が重要だと考えていた三浦敬三は、効率よくカルシウムを摂取できる食事として、「アラや鮭の煮付け」「鳥の砂

三浦敬三のパワーの源「玄米」

いつまでも元気にスキーをするために、健康であることを意識していた三浦敬三。食事にも、とても気を使っていました。メディアに出ている三浦雄一郎は肉好きなことでも有名ですが、雄一郎の父である敬三はとても質素な食生活を送っていました。101歳まで一人暮らしを続け、食事も自分で作っていた三浦敬三の食生活をお伝えします。 三浦敬三の食事の基本 美味・珍味よりも、本当に体にいい食材を選び、食べ物に含まれている栄養をあますところなく活かす。また、省ける手間は省く。 主食には玄米食を取り入

100年を健康に生きる

70歳、75歳、80歳でエベレストの山頂に立った三浦雄一郎、そして2度のオリンピックにスキーモーグルの選手として出場した三浦豪太。その二人にもっとも影響を与えたのは、三浦敬三(雄一郎の父、豪太の祖父)でもあります。102歳を目前にして亡くなった三浦敬三ですが、亡くなる直前までスキーをしていました。その健康法と前向きな精神には、私たちも学ぶところが大きいと思っています。三浦敬三の著書「100歳、元気の秘密」から、秘密を紹介いたします。 1. 体力維持を真剣に考え始めたのは「5

私の好きな山「甲斐駒ケ岳」

私が好きな山の一つに南アルプスの甲斐駒ケ岳があります。一番最初に登ったのは、2014年9月。黒戸尾根〜甲斐駒ケ岳山頂〜北沢峠に抜けるコースを、途中の七丈小屋のテント場でテント泊をするスタイルで登りました。その時は、職場の同僚で今はトレイルランニングのトップ選手でもある、宮﨑喜美乃ちゃんと一緒でした。樹林帯も岩場もずっと話をしっぱなしだったので、テントで寝袋に入った時「もう何も話すことがないね・・・」と言って早々に寝てしまったのを覚えています。 甲斐駒ケ岳の黒戸尾根は、登山口

登山の歩き方

ウォーキングはエネルギーを使い、体力アップを目的とすることが多いですが、登山ではできる限りエネルギーを使わない省エネ歩行で歩くことが大事です。(※登山とウォーキングの違いは以下のnoteをご覧ください) では、実際に登山の歩き方はどのような歩き方がいいのでしょうか。今回は「登山の歩き方」をお伝えします。 1. 歩き方の基本 ウォーキングの場合はかかとから着地して、つま先で蹴って歩くことが理想だと言われることがあります。しかし、登山の場合はウォーキングと違い、足の裏全体で着

トレッキングポールの秘密

登山者の不安材料の一つ“膝痛”(>_<) 今回は、トレッキングポール(ストック)の使用による、脚への負担軽減効果について紹介します。 1. トレッキングポールの効果下の図は、トレッキングポールを使用した実験結果です。これによると、上手く体重移動を行いながら段差30cmの階段を下る際、ポールを使うと、脚にかかる衝撃力は約半分になるということです。それは、段差を半分の15cmに変えたのと同じくらいの衝撃力になるのです。

Dreamers Summit NO2.花岡ユリ子さん

Facebookから垣間見えるユリ子さんは「実の年齢には全く見えないくらいとても元気で、登山もクライミングも積極的に楽しんでいらっしゃる方」。登山だけでなくヨガや音楽の活動も国内外問わず勢力的で、女性として輝いている存在に見えます。実際に彼女がFacebookへ投稿した際、彼女へのコメントを拝見すると「いつも元気そうですね」「すごいです!」という絶賛の言葉が並んでいます。 彼女にお会いしたのは、今から15年ほど前のこと。ミウラ・ドルフィンズの低酸素室がオープンしたばかりの頃

レインウエアの着方に気をつけよう

1. 登山の三種の神器登山をする際に、まず揃えるのが「三種の神器」と呼ばれる「登山靴」「ザック」「レインウエア」があります。それぞれの機能を知り、自分の体格に合ったものを選ぶことが大事です。例えば、靴が合わないとマメができたり、靴擦れを起こしたりします。たった一つのマメでも、長時間の登山では歩行が困難になることもあります。また、ザックも同じ大きさでも、背面の長さや肩の幅が違うこともあり、体格に合うもの選ぶと背負い心地が変わります。そんな中、今回は「レインウエア」について紹介し

足底のケアとトレーニング方法

足の裏にはたくさんの骨があり、柔軟な動きをするために、筋肉や腱が発達していることをお伝えいたしました。足底がしっかりと動くようになるには、普段からケアをすることが大事です。裸足で立ってみる、歩いてみる、裸足ジャンケンをしてみる・・・。ご自身の「足」にも着目してみてくださいね! 1. 足底のトレーニング「タオルつかみ」 足裏の下にタオルなどを敷き、それを足の指で手前に手繰り寄せます。足の指から足の裏まで、大きく動かすといいですね!

三ツ峠クライミング

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