アカデミー衣装デザイン賞に輝く映画 (2)
マリー・アントワネット(2007)
タイトル画像のマリー・アントワネットの衣裳はなんと、監督のS・コッポラから衣装デザイナーのミレーナ・カノネロに贈られたラデュレのマカロンからインスピレーションを得て生まれたのだそうです。
この映画は「サイコーに18世紀っぽい映画」とされています。18世紀の物語ですが、デザイナーはそれを新しくファッショナブルな方法で魅せました。
ムーランルージュ!(2002)
映画の中のコスチュームは歴史的に正しく、当時のその期間に属さないものは使用されていないが、今日の視聴者にとってもモダンで目を引くものです。
グラディエーター(2001)
映画の製作過程で主演俳優には12セットの鎧が必要でした。さらに、鎧の1セットごとに8つのコピーを作る必要があり、そのうちの4つは俳優用、4つはスタントマン用でした。鎧はさまざまなシーンで綺麗だったり汚れて泥だらけだったりするので。
本物に見えると同時に身につけて快適でなくてはならないのでとても厄介でした。そのため、多くの衣装は発泡ゴムで作られたが、金属製のように見えるようになっています。
ファンタスティック・ビースト(2017)
衣装デザインでオスカーを3回受賞したコリーン・アトウッドが、1920年代を反映し、服を通してキャラクターの個性を明らかにするためにこの映画では少なくとも1000着作りました。彼女はまた、世界中の国から20年代のスタイルを探してエキストラの衣装を作るのにも苦労しました。
しかし最も難しかったのは主人公の衣裳だと言います。その衣裳を見て人々が彼の人柄を認識判断するからです。
マッドマックス:怒りのデス・ロード(2016)
受賞は意外ですが、この映画の衣裳デザインの最大の課題は、キャラクターが誰であるかを反映し、美しさだけでなく実用的であることでした。このため、風景全体に溶け込むような素材が使われました。
華麗なるギャツビー(2014)
受賞作はまだまだ他にもあるのですが、この作品を抜かすわけにはいきませんね。
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