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韓国の食肉飼育場から救われた犬たち (1)

この記事は長文なので何回かに分けて投稿しますね。

今日では犬や猫などのペットは私たちの友だちであり、家族の一員や忠実な仲間ともなっています。ほとんどの人がペットを食べるなんてとんでもないことで不道徳と思います。

しかし、世界の一部の国、特にアジアでは、食肉用に犬を飼育するという事業が依然として営まれています。

そこでは(2021年でも)犬を食用にするために殺すことを禁止する法律は定められていません。しかし最近は、そのようなビジネスが活発化したり食肉のために動物を殺すことを防ぐために、多くの新しい措置と規制が実施されつつあります。

また、動物の救命活動を活発に行っている組織は世界中にあります。そのうちの1つのNGO HSI(Humane Society International / 人道的国際社会)は、劣悪環境下の飼育場から多くの犬を救おうと、いま韓国で積極的に活動しています。

70匹以上が韓国の犬飼育場で苦しんでいることが見つかり、NGOが屠殺から救いました。

同 NGO 韓国・ソウル代表のキム・ナラさんによれば、この救助は2020年5月に行われ、食肉用犬の飼育場閉鎖としては16回目でした。それ以降も5つの飼育場から犬を救助し、最新では2021年8月に珍島の地方自治体がこのような飼育場を閉鎖するのを支援しました。

NGOは経営者に閉鎖するよう説得することはしません。彼らの多くが業界を去ることを熱望していたので、そうする必要はなかったからです。

かれらは過去に閉鎖を支援してやった他の経営者からNGOのことを知りました。NGOが閉鎖の際に新しい生活を始める手助けをしてくれたという噂が広まったため、自分たちも支援してほしいと紹介を求めてくるのです。

また、提携する韓国の動物愛護グループから、閉鎖に同意した飼育場から犬を救助する手助けをしてくれと求められることもあります。

飼育場にはハスキー、ゴールデンレトリバー、プードル、チワワ、ポメラニアンなどの犬種がいました。

犬が入れられた老朽化した檻の列の周囲には、食べ物の残り物やさまざまなゴミや犬たちの排泄物が散乱していました。

続く。

https://www.instagram.com/hsiglobal/https://www.facebook.com/hsiglobal/https://www.hsi.org/

なお、私も個人アンバサダーとして登録されている、アニマルドネーションでは寄付を募っています。関心のある方はウェブサイトをご覧下さい。https://www.animaldonation.org/awgs/ambassadors/

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