中東の金持ちがチーターを絶滅へ追いやる
ネコ科の大型動物は、エキゾチックなペットとして中東で人気があるらしい。特に年収1億円以上がざらにいるというクウェートにおいては、若手金持ち層にとってのステータス・シンボルなのだ。
ペットのチーターと一緒に自撮りしてインスタにのせるのがファッショナブルと思うみたいね。
このままだと彼らはチーターを絶滅に追い込みかねない。
見かねて同国の政府は野生動物の売買を禁止したが、実際は1頭あたり£15,000.も出せば自宅に居ながらにしてチーターの子供をSNSで簡単に購入できるという。
ケニア北部やソマリアやエチオピアで、密猟者たちはチーターのメスが出産する巣穴を探して生まれた仔を連れ去る。
しかし密輸途中でそれらの 4 分の 3 は、裕福な購入希望者の家にたどり着く前に途中で死んでしまう。
たとえ生き残っても本来の環境と違いすぎる中で、その後2年ともたないという。 まことに胸が痛む。
金持ちの若者たちがランボルギーニにペットのチーターを乗せたり、砂漠に連れ出してウサギを追わせてはしゃいでいる動画を見て不愉快になった。
お金が有り余るとそんなふうに使うのか。 虚しい。
おとなしく従っているチーターを見るとさらに泣けてくる。
私には SNS、やっぱ向いてないのかもしれないな。いろんなことを知りたい、知りたいと追っていくと、悲しい現実にぶちあたっちゃうんだよね・・。心が折れるわ。
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