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閉ざされた領空

米国、カナダ、EUを含む30国以上が、ロシア機による領空飛行を禁止しました。日本政府はまだ慎重な態度をとっています。

一方プーチンはロシア領空を36カ国に閉鎖することで報復しました。

現在のフライトレーダー・マップからは、ウクライナやロシア西部の上空から飛行機がほぼ消えたことがわかります。

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JALはヨーロッパ全便を欠航します。そうでなくてもコ○ナ禍で厳しい状況の中、私の息子一家が住むフランスはさらに遠くなりました。

👇ウクライナ政府はロシア軍を混乱させるために道路標識を撤去するよう命じました。

その翌日にGoogleマップは、上空から見える同国のライブ・データを無効にしました。交通量や人出が多い場所を不明にするためでしょうか。

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イスラエルからの医者たちは兵士と民間人を助けるためにウクライナへ飛びました。ツイッターには「ウクライナに栄光を!」と書かれています。(それじゃパレスチナへの攻撃は許されるのか、と辛辣なコメントが寄せられてはいますが)

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空といえば、私が3月2日付記事で引用した億万長者のイーロン・マスクはプライベートジェット機で世界中を移動しますが、公開データを利用し独自のアプリを作ってその機を追跡している青年がいることは知られています。もちろんマスク氏はストーカーまがいのこの追跡をいやがっていますが。

この19歳が「プーチンを追えないか」と周りから頼まれたらしい。しかし、プーチンはジェット機で飛び回るタイプではないので追跡は困難でした。

そのかわりに「ロシアのオリガルヒ(プーチン政権と深い関係のある新興財閥)が所有するジャンボジェット機を追跡する」ことにしました。

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西側による資産凍結決定後、ロシアの富豪が資産をどこへ移すかなど物理的な動向が気になるだけにオルガルヒの航空機を追う意義はあるのでしょう。

👇天然ガスを大きくロシアに依存していたドイツは十分な量は望めないにせよ、別の方法を探り始めます。

初めっから安易に輸入エネルギーに頼る前に、そっちをなぜもっと努力しなかったのかと思うのは素人だからでしょうか。

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ウクライナ難民を迎えるポーランドの駅では、食べ物、水、服、車の移動、宿泊、医療などを提供します。

それをやってるのは政府の援助なしで自らのお金と時間を費やしているボランティアの人々です。

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ウクライナとポーランドとの国境で24時間稼働する支援チームは、先日は1700人分の鶏肉、米、野菜の温かい食事を用意しました。

それは始まりにすぎません。

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国外へ脱出した人はほぼ100万人に達し、いずれ400万人になるだろうと推定されています。

日本の政府や企業からも支援する動きが見えてきましたね。

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