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面白い本・好きな本|過去を振り返る篇

18回目の結婚記念日を迎える。

ということで、いつもの焼肉屋さんでお祝い。
夫婦で営んでいる焼肉屋さんで、かれこれ20年通い続けている思い出の場所。

まだ学生で同棲しているときから通っていたので、卒業したときも、結婚した時も、3人の子供が生まれた時も、家族の誕生日の時も、いつも勝手に近況報告ついでに顔を出す、実家のような場所。

焼肉屋さんから帰宅後、子供を家に残して散歩がてら近所のバーへ。

天気がよくて、とてもいい休日。

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肌身離さず、いつも“携帯”するもの

ネットでみつけた携帯電話の歴史をビジュアル化したもの。

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どの時代から携帯を使い始めたかで、懐かしく感じるポイントは皆それぞれかと。
自分としては、高校生の時に使い始めた98年ごろの携帯が一番懐かしい。。

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過去使用していた携帯を並べて撮影した昔の写真を見つける。

一番左の小さな携帯Preminiを見ると就職活動を思い出し、Nokiaの携帯を見ると長女が生まれたころを思い出し、iPhone3Gでは大量の写真と音楽を持ち歩いていたことを思い出す。

思い出が染み付く携帯電話

肌身離さずいつも“携帯”するものだから、案外いろんな思い出が染み付いてるものだなぁと、しみじみ思ってみたり。


1988年からみた未来

と、いうことで過去を振り返るのにちょうどいい、昔の本をご紹介。

1988年発売の科学雑誌Newton。

ペレストロイカが流行語となり、光GENJIが一世を風靡して、となりのトトロが公開された年。年号はまだ昭和で、バブル崩壊もまだしていない時代。

当時の最新のデータ・文献を元に経済、産業、交通、エネルギー、都市、通信、医療等さまざなな分野で、未来はこうなると予測している臨時増刊号。

Newton ニュートン 21世紀はこうなる/1988

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振り返るとよくわかるけど、案外当たっていることも非常に多い。
アップルテスラなど、一部の天才が発明して新しい未来をつくった、という語り口はよく聞くけど、実際は普通の本屋さんで普通に誰もが見れる本に、将来こうなるよ、と教えてくれてる。

決して誰も想像できない、考えてもみなかった奇跡の発明ではなく、当たり前にくる将来を信じて突き進んでいった人が未来をつくる。

イノベーションを起こそうとして
イノベーションを起こした人はいない

そんな、当たり前のことに気づきを与えてくれる本でもある


ちなみに、今後の将来について考えるならこちらに本がおすすめ


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増大する航空輸送に対応するため海上都市空港が建設
→関西国際空港で実現

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光ファイバーと衛星放送によって情報化社会の到来
→みなさんご存知の通り、実現

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「電話機能にパソコンの機能が加えられる未来電話、壁掛けの平板カラーテレビ、超薄型のディスプレーに表示できるカード式雑誌、在宅勤務」
→スマホ、薄型テレビ、電子書籍リーダーなどなど、すべて実現

在宅勤務という言葉もあることに息を呑む。。

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「AI搭載パソコン、ロボットが家庭に」
→現在進行形で、日々進化中

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「コンピューターと自動車の融合、電子化」
→テスラを筆頭に実現中

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「プラスチックマネー、キャッスレス時代の到来」
→ようやく日本でもここ数年で一気に浸透

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とはいっても、外れている予測もあるのは事実。

以下、外れた予測も列挙。

完全週休2日制が定着し、欧米並みの1ヶ月の長期休暇も実現可能

日本のGDPは世界1位となる

増大するエネルギー需要の50%は原子力発電によって供給される

2050年月面に恒久的な基地を建設し、1万人が居住する


199x年に核戦争が起こる北斗の拳、
2003年には核融合をエネルギーとする鉄腕アトムが誕生し、
2112年には原子炉を動力とするドラえもんが誕生し、
2199年には放射能汚染で人類滅亡まであと1年と迫る宇宙戦艦ヤマト。

漫画によると今後も核とは切っても切れない関係になるみたい。

30年後の2050年が、いい時代でありますように。。




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