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自己紹介『私が冒険しようと決めたワケ』

「女性の生き方冒険家」のマリコです。
(「探検隊」から改名してみました!)

今日は改めて、どうして私が「女性の生き方冒険家」なのか?
について書かせてもらおうと思います。

この冒険は私が6年前、長女を妊娠したときから始まりました。

妊娠が分かったのは冬。三半規管が弱めの私はすぐに悪阻に襲われ、
動くのも嫌になり、起きているほとんどの時間をガスストーブの前で過ごした気がします。

無事出産したものの、そこから更に道は険しくなっていきました。(きゃ〜)

妊娠前から割と仕事が好きで熱心だった私は、産後1ヶ月を過ぎた頃には娘を連れてすぐに働き始めました。

でも全然仕事は進まないうえに、娘のお世話も不安だらけ。

夫婦で営むお店の倉庫で授乳しながら、
「私、こんなに満たされてるはずなのに幸せじゃない…」
と涙を流しました。

そうやって辛いと嘆いていた気持ちが段々と悲しさを通り越し、

「何かが間違ってる!なんで私がこんな辛い思いをしなきゃいけないの?!」

とついには逆ギレ?してしまいました。

今から思い返すと、この時に私のジェンダーへの意識が生まれたのかもしれません。笑

そうすると不思議なもので。
ジェンダー研究をしている大学の先生がうちのお店の常連さんだという事が分かりました。

私は店のLINEからさっそく彼女へ連絡。

その翌週には彼女のお家へ、お店のインタビューと称してお邪魔する事ができたのです。

今思い返すと、かなり強引な繋がり方です。苦笑

そして、インタビューが終わった後に本題(?)を投げかけました。

「私の話なんですけど、出産してから仕事もできないし、何で自分がこんな大変なことになってるのかもよくわからないんです。先生は女性の研究をされてると思うんですけど、こんな時はどうしたら良いんですかね?」

すると、先生は「個人的なことは政治的(社会的)なこと」

というフェミニズム運動のスローガンになった言葉を教えてくれました。

「マリコさんが悩んでることや生きづらさを感じていることは、実は社会の中で他の人も同様に悩んでいることなんです。だから、それは個人的な問題ではなくて、社会の問題なんだよね。」

この考え方を知って、私は自分の悩みを初めて客観的に見ることができました。

そして、自分の抱える葛藤ととことん向き合ってみたいと思う様になりました。

そのために、まずはたくさんの女性の生き方を知りたい。
こんな大変な想いをして、みんなはどうやって乗り越えてきたの??
そんな疑問が浮かんできたのでした。

そこからは、女性の伝記やエッセイなどの個人的なストーリーが書かれた本をたくさん読みました。


普段の生活や仕事で出会う女性にも、「個人的なことをお聞きしてすみません」と、そういう話をたくさん聞きました。

(マリコさん悩んでるんだろうなとか、変わってるなと思われてたと思います。笑)

でも、そんな女性達からの学びが、爆発しそうだった私をここまで支えてくれたのです。

もう説明不要かもしれませんが、
このエッセイではそんな葛藤を抱えてきた私が、たくさんの女性達から得た学びを書いています。

少しでも女性の役に立てたら本当にうれしいし、男女問わず、これを題材に色んなお話ができたら嬉しい。

そんな想いで書いております。

引き続きどうぞよろしくお願いします!

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