日本人の可能性

YouTubeのPIVOTチャネルで、ブランドプロデューサーの柴田陽子さんのインタビューチャネルを見ていて。

ブランディングについても勉強になるが、33:31から始まる「伝統あるもののリブランディング」やその後に続く「ジャパンのリブランディング」の話がめちゃ面白かった。

本当に、日本も首相選挙とか、あるいは各党のリーダー選出選挙とか、こういうブランディングの人を雇って、一般の人にもわかる共感出来るコンセプトを作り、一般人がネットやリアルでディスカッションして、それで投票出来るようなことが出来たら最高だな、と思った。

そして、この「日本の可能性」「日本人の可能性」というのは、教育が行き着く一つのゴールというか、日本の学校教育、家庭教育を変えていくことで、何が変わったのかを測る最大の指標となるはずで。

この動画にあるように、そこは、どんな国を目指すの?どんな大人を育てたいの?それは他国から見た時にどんな特徴があるの?ということを議論していかないといけないのだけど。

でも、やっぱりグローバルに活躍してる日本人(大谷くんや久保くん、その他ビジネス界で頑張ってる人)がいると日本人も応援したくなっちゃうし。震災とかで日本人が規律を守って配給食をもらってる姿や、サッカーのワールドカップ会場で試合終了後に掃除をして帰る姿に、世界が称賛してるのを見ると嬉しいように。

日本人が良い意味で守ってきた規律や周りへの配慮をベースにしながら、グローバルスタンダードな「ちゃんと自分の意見を言う」とか「話し合って物事を決める」 とか「問題解決能力やその仕組み化」、「新たなビジョンを作り出す能力」みたいなものを、教育から変えていくことで、日本人全員が身につけることが出来たら。

それは、「新・日本時代」が来てもおかしくない。もうGDPがなんだ、と目先の成長を言ってないで。

新たなビジョンのもと、教育にしっかりお金をかけて、新たな日本と日本人像、それに合ったKGI.KPIを作り出せたら面白いよなーと思うのだ。

私の慶應ラクロス部時代の先輩で、noteでも発信している八木徹さんが、日本の可能性というタイトルで発信されていたように。

100年企業や200年企業の半数以上は日本にあって。私の所属する資生堂も今年152年目を迎えるのだが。

それはやっぱり会社=社会の公器として、何を世の中に提供したいのか、という創業者の大きなビジョンと熱い思いがあって。それを受け継ぎ、その夢や可能性を広げ、また苦難のときには、変化に対応してきた先輩方がいて、そしてそのバトンをいま我々が受け取っていると考えると、結構ムネアツで。

ビジネスにおいては、次の世代に続いていく社会的価値を、我々はどう提供できるのかを。

教育や政治においては、どんな日本の未来を描き、そこに向けてどんな負債を清算し、どんなことに投資していかなければならないのか、をちゃんと考えて行かなきゃいけないのだよなー。他人事じゃ駄目なんだよなと思う。

日本を変えたい。教育を変えたい。
そのために自分ももっと実力つけて、PTAやボーイスカウトで実践して、結果出して。

そして色んな人とつながって、面白いことやりたいなぁ。

それを息子たちの世代に繋ぐ事が出来たら幸せだなぁ。

頑張る。


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