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33. デンマークでレンタカー借りて北ドイツ小旅行へ!後編

こんにちは。今回は「レンタカー借りて北ドイツ小旅行へ」の後編。
まさかの追突事故の続きから書いていきます!
*2023年11月8日に漫画だけ画像アップロードできていないのに気づきました(汗。大変失礼いたしましたぁぁぁぁぁぁぁ



ハンブルクから宿へ運転途中、まさかの追突事故。いやいや異国の地で事故って…。
幸い、後ろの車も停車から発進しようとしうとした際にぶつけただけなので、コッツン程度(そこそこ衝撃あったけど)。お互いの車も自走可能で(ちょっとバンパーに傷がついただけ)、乗員も怪我なし。完全に後ろの車の過失です。ドイツもデンマークも車間距離めっちゃ近いし、発車もせかせかするし、追突されたら嫌だねぇって話してたら追突されちゃいました。
一応、レンタカー借りる際に免責代として2000デンマーククローネ(約32,000円)支払っているので、トラブルが起きたらこのお金から修理代が支払われるはず。なので、人に怪我がない限り、事故って車にダメージがついてもMAXで2000デンマーククローネ支払うだけ(多分)。

路肩に車停めたら、追突してきたおっちゃんがドイツ語でなにやら言ってきましたが、車内にいるのがあきらかにドイツ語ができなさそうなアジア人観光客だったので、若干怯みつつ英語に切り替えて警察を呼ぶ旨を伝えてくれました。事故後の処理もほとんど日本で事故った時と同じ。最初の対応を済ませれば、あとはお互いの保険会社が対応してくれるみたいです。
そんなことよりも我々のミッションは、「完全に止まっているところにぶつけられた」ことをアピールすることです。日本でもそうなんですが、赤信号とか、右左折する際に完全に停車している時にぶつけられた場合、責任は100%追突した側にあります。完全に止まっていたから事実を伝えるだけなんですが、稀に「お前は少し動いていた」って言って自分の責任割合を減らそうとする輩がいるので、こういうときは(嘘は絶対ついちゃダメだけど)自分の言い分を強く伝える必要があります。
あと、絶対に謝らない&弱気な態度にならないのも大切。ここはドイツ。日本じゃないのだ。ちょっとでも自分の非を認める態度を取ったら責任割合が変わってしまいかねない。

幸い、おっちゃんもすんなり納得してくれたので、警察にもらった事故レポートにこちらに過失がないこと、向こうが了承したよサインしてくれたことで、特にもめることもなく。ちょっと怖そうなドイツ警察が一生懸命英語を話してくれる姿にギャップ萌えもできました。きゅん。
みなさま事故には気をつけましょうね。気をつけていても事故起きるときは起きますが、普段から事故った時の対応を調べておけば特にパニクらずに対応できると思います。


さて、事故処理から気持ちを落ち着けて宿に戻った後、スーパーで買ってきたソーセージと旦那様お手製のペペロンチーノを美味しくいただきました。事故後、運転代わろうかなっていい嫁ぶろうかと思ったんですが、ビールをしこたま飲んでたんで代われず。。。。旦那様は下戸でお酒を飲めないので、こちらだけ飲む罪悪感がないのがせめてもの救いです。


2日目の日曜日は下道で色々寄り道しながらデンマークへ。寝坊したかと焦りましたが、壁の時計と携帯の時計が1時間ずれていて、サマータイムが終わったことに気づきました。10月の最終日曜日に切り替えるみたいです。通りでよく寝た感があったわけだ。




途中、運河を渡し船で渡る体験。このへんの運河は背の高い船が通ることもあるので橋はかけず船で渡る方式を採用している所が多いとのこと。
Googleマップがひたすら「フェリーに乗る」って指示してきてちょっと混乱しましたが、渡し船のことだったみたいです。

寄り道スポット①Danevirke(ダネヴィアケ)

ここらの地域って、北海からバルト海に抜けれる運河があるため、バイキングたちが定住した土地が多く、ここダーネヴィアケはフランク王国との国境だったみたいです。そのため高さ3~6mの土塁が築き上げられて、ヨーロッパ世界と戦いの最前線だった場所で世界遺産にも登録されてるとのこと。

美術館では過去のバイキングとの歴史や当時の道具、テントなどが展示されてました。歴史ロマン!!!


寄り道その②。デンマークとの国境の街、Flensburg(フレンスブルク)

もともとはデンマーク人が住んでいた土地で、デンマーク語読みだとフレンボー。戦争でドイツとデンマークが取り合っていたらしいんですが、最終的にドイツの街に落ち着いたみたいです。かなり規模の大きい港湾都市で、地理的に重要な位置にいるため古くから海軍や貿易の街として栄えてます。


運転も疲れたのでカフェで休憩。ハムとチーズの素朴なクレープが美味しかった。けっこうデンマーク語があちこちで聞こえたので、デンマーク人も多く訪れている(住んでいる?)みたいです。
ていうか、カフェでスイーツとコーヒー両方頼むの久しぶりぃぃぃぃぃぃ。デンマークは物価高い&付加価値税(消費税のようなもの)が一律で25%かかるから、なかなか外食できなくて…。日本にいたときはしょっちゅうカフェってたけどなかなか行けなかったんですよね。。。。
ドイツは外食とかだと19%、食材とかだと9%しか税金かからないのでめっちゃお値打ち価格に見えます。
ドイツの国境に近いデンマークの南ユランに住んでる知人から「首都のコペンハーゲンにいくより近いし物価安いし、友人とよくドイツまで買い物に行っている」と言ってました。ここフレンスブルクは国境の街なので多くのデンマーク人が買い物に来るみたいです。



街をぶらぶら散歩してたら、靴が大量に吊るされていました。なんなんでしょうね。ハロウィンでお菓子をあげなきゃ靴を奪われて吊るされるのかなって思ったらどうやら「Shoefiti(シューフィティ)」っていう風習?らしいです。
ギャングなど犯罪集団のテリトリーを示すとか、麻薬販売をしているサインとか、結婚式だったとかなんか諸説ある風習、シューフィティ。

とりあえずこのへんはギャング的なSomethingじゃないことを祈ります。

しばらく街中を散策。ドイツと北欧の雰囲気が合わさった見事あえのある街でした。国境の街ってなんか好きなんだよな。日本だと島国だからそういうの無いし。


帰り道、曇り&雨の中ドライブしてたら、めちゃくちゃハッキリくっきりした虹が見えました。こんなにはっきりみたのは初めてかも。

フレンスブルクからは時間も遅いので高速道路で帰宅。無事故というわけにはいかなかったけど全員怪我なく、デポジットの2,000dkkも無事に帰ってきて良かった。
海外でレンタカー借りて運転&陸路での国境越え&サ異国の地での追突事故体験やドイツとデンマークの歴史に触れられて、盛りだくさんな小旅行でした。楽しかった。
次回からはまたデンマーク徒然日記に戻ります。それでは今日はこの辺で。

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