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これから辞書環境を構築する人のためのiPad講座

※2024年4月、私miu7200は、辞書環境を iPad から Mac mini&31.5インチモニターに移行しました。はっきり言って、超絶いいです。これについてはまた機会があったら書くことにします。

こんにちは! miu7200です。前回勢いで始めたnoteでしたが、2本目も、また辞書についての記事を書いていきます。

今回は、「大きい画面でキーボードを使って辞書をガシガシ使っていきたい人のための iPad辞書講座」です。特に翻訳者の方、またその勉強をされている方など、たくさん辞書を引く必要がある方で、まだ自分の使うべき辞書がそろえられていないという方。または、何冊かはそろえているけれど紙の辞書を使っているという方。もしかして、iPadを持つという選択肢を検討してみるのもいいかもしれません、というお話です。

この記事では、まず

1. なぜiPadなのか
2. iPad上で串刺し検索できる辞書のラインナップ

の2点についてまとめたいと思います。

長い記事になってしまったので、iPadで使える辞書一覧をとりあえず見たいという方は、目次から直接まとめの表に飛んでいただければよいと思います。



1. なぜiPadなのか

■理想的には「EPWING」
みなさんは、串刺し検索ってしたことありますか? 串刺し検索とは、複数の辞書をいっぺんに検索することです。結論からいうと、言語を扱う人、言語を学ぶ人にとって凄まじく便利なものなので、効率的に仕事を進めるためには、串刺し検索が容易にできる環境をつくるというのは非常に大切なことかと思います。

ただ読むだけということであれば、普通に辞書を引けばいいですし、スマホに物書堂やロゴヴィスタなどの辞書アプリを入れておくだけでも十分でしょう。しかし、仕事として大量の文書を読み、それを訳したり、また書くという作業を同時にする必要のある方にとっては、同じ画面上で串刺し検索ができることに、巨大なメリットがあります。

この串刺し検索にとってベストな環境は、明らかにEPWINGという仕様です。EPWINGは、さまざまなプラットフォーム、特にPC上で使用できる、辞書の標準規格のことですね。EPWING規格で出された辞書は数多く、PC上で専用の辞書ブラウザを使って串刺し検索すると、検索結果の一覧が辞書ごとにパッと表示され、それはそれは便利なものです。

PCでEPWING辞書を使うことの利点として、

・さまざまな出版社の多くの辞書を一括で串刺し検索できる
大きな画面で読める/各辞書を見比べることができる
同じ画面上で書く・読む・調べるなどの他の作業ができる
キーボードで容易に操作できる
・辞書の内容を一部コピペできる

といった点を挙げることができます。

これね、もう一回いいますけれど、やってみると本当に便利! 今まで個別の辞書をいちいち引いていたのはなんだったんだろう、って思います。一度この便利さに慣れたらもう手放すことはできないと思いますので、まだ串刺し検索できる辞書環境を整えていない方、ぜひ最後まで読んでくださいね!

下は、EPWING辞書ブラウザJammingで "dictionary"を引いたときの画面、こんなふうになります。研究社新英和大辞典、ランダムハウスから始まって、ジーニアス、メリアム・ウェブスター、OALD、リーダーズ+プラス、……………と、労せずして次々と辞書を引き比べることができてしまうのです。

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↑↑↑ こちらの画像は、翻訳フォーラムで幹事・講師をつとめていらっしゃる深井裕美子さんにご提供いただきました。(翻訳フォーラムの辞書講座は、最高に勉強になりますので超絶オススメです! 私は翻訳者でもないのに何度か勉強会に参加させていただいています)

こちらは同じく深井さんのツイートです。このツイートの画像を見てみてください。90年代のものからしっかり集めていくと、EPWING系の辞書は、こんなに豊富なラインナップがそろうのですね、うらやましい〜〜〜〜✨


■EPWINGを踏襲するものとしてのiPad
こんなに便利なものであるにもかかわらず、近頃はこのEPWING規格の辞書が新たにリリースされることは少なくなり、使える辞書が減ってきているという事情があります。辞書を使う目的も人それぞれなのでなんともいえませんが、これから辞書環境を整えていこうとしても、EPWINGでは必要なものがそろいきらない可能性がある、とはいえるのではないかと思います。

そこで、EPWING辞書をそろえるのが難しいとなったとき、私は次に浮かぶ選択肢はiPadになるのではないかと考えています。

なぜiPadかというと、まず2019年3月にリリースされたiOS辞書アプリ「辞書by物書堂」により、iPhone上で複数辞書を串刺し検索することが、すばらしく容易になりました。その上、2020年5月には、iPad連携ハードウェアキーボードで使えるショートカットが追加され、上に挙げたEPWINGの利点(串刺し検索・大画面・他作業可能・キーボード操作・コピペ可能)がすべて実現できるようになったのです!

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↑↑↑ この画像は辞書by物書堂の画面を表示させた12.9インチのiPad Pro&Magic Keyboard。見た目はもう普通のラップトップと変わりませんね。

辞書by物書堂は、さくさく動く快適な使い心地、わかりやすいデザイン、人気のコンテンツがそろったすばらしいアプリです。コンテンツは、もしかすると「辞書by物書堂」だけでは十分でない方もいらっしゃると思います。辞書アプリは他にもたくさんありますが、「辞書by物書堂」「ロゴヴィスタ統合ブラウザ」、それといくつかのウェブ上の辞書を合わせることで、EPWINGの良さにかなり近づけるのではないかと考えられます。

やはり全部一括でできるEPWINGには敵わないんですけれど、それでも今後新しくリリースされるものなども含めて考えると、iPad上に辞書環境を構築するというのは悪い選択ではないかもしれません。特に、すでにiPhoneで物書堂やロゴヴィスタなどを使っているのでしたら、それはそのままiPadでも使うことができますのでオススメです。

■iPad以前
個人的な事情をお話しますと、コロナ以降我が家は家族4人全員が自宅でオンライン授業をしたり受けたりすることとなり、端末をひとつ買い足さなければならないことになりました。私は仕事には主にPCを使っていたのですが、すでにiPhoneに物書堂の辞書が30点近くあり、キーボード操作性向上のニュースを見て、新しい端末に、一も二もなくiPadを選びました。

iPadを買うまでは、何点かのPC上のEPWING辞書、ウィズダム・大辞林・新明解などを串刺し検索できる「三省堂Web Dictionary」、英和系の辞書は研究社のKOD英英系はウェブも活用しつつ、スマホ片手に物書堂を使いながら、書籍版の辞書(控えめに数えても300冊はありますw)を参照する、という生活でした。また、この2020年9月に三省堂Web Dictionaryがサービス終了🥺することはすでにわかっていましたので、この先どうしたものかと途方に暮れていたところでもありました。

結論を言ってしまうと、このタイミングでiPadを買って、本当によかったです! いくつかあったEPWING系の辞書はもったいなかったな〜と思いますが、トータルではとても満足しています✨ 辞書をたくさん引きたいけれどどうしたらよいか迷っている方の参考となれば幸いです。


2. iPad上で串刺し検索できる辞書のラインナップ

■英語と日本語中心のラインナップ
この記事は、(なんとなく)翻訳者の方を念頭に置いて書いてみているものの、私自身は翻訳者でも校正者でもありません(ただの辞書マニアですw)。仕事柄、そして生活の必要上英語で文章を書く機会がとても多いこと、それからエクセルに溜めた言語データ(日本語・英語)を辞書を参照しながらガシガシ処理していくというような仕事をしているので、上記のような串刺し検索環境が涙が出るほどありがたく、これなしではもはや仕事になりません。

そんなわけで、以下にお話しするのは、主に日本語と英語を扱う方向けの内容となっております。私自身は外来語を扱うことも多いので、私の物書堂はヨーロッパ言語を中心に各国語取り揃えていますが、中心は日本語と英語です。

余談ですが、英語というのは話し手人口が多いこともあり、おそらく世界で最も充実した辞書のラインナップがあります。英和辞典も、英語を含む2言語辞書の中でもかなりの高水準にあると言っていいでしょう。00年代後半以降、日本でもコーパスを用いた英和辞典が主流となりつつあり、英語まわりはたいへん恵まれた辞書環境となっていますので、これを使い倒さない手はないですね!

それでは、

2-1 物書堂
2-2 ロゴヴィスタ
2-3 ジャパンナレッジ

の順にご紹介していきたいと思います。

2-1 物書堂
まずは物書堂から。私の辞書by物書堂のコレクション画面は、2022年1月現在こんな感じです。

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物書堂のコンテンツ一覧はこちらから。

「三省堂国語辞典」「新明解国語辞典」それから「大辞林」があるので、基本の三省堂系の国語辞典はこれでバッチリですね。それから「精選版日本国語大辞典」は、日本語の実例、特に初出例を調べるのに大変便利なことが知られています。ジャパンナレッジにはフルの「日本国語大辞典(日国)」が入っていますが、この物書堂の精選版には項目も用例も、本家の日国に載っていないものが一部あるので、これはこれで持っておきたいところです。

2021年4月には、「デジタル大辞泉(&「大辞泉プラス」)」「明鏡国語辞典」第3版が新たに仲間入り。明鏡はロゴヴィスタに2版がありますが、こちらが最新となります。

それから類語辞典系が2種、角川の「類語新辞典」、そして「日本語シソーラス」が入っています。類語辞典は、文章を書く人必携ですね。他の語と比較してニュアンスを確かめるのにも使えますし、いい言葉が思いつかないときなどに近い言葉を入力してみると、ぴったりの言葉が見つかったり、ヒントになるようなアイデアに当たることがあります。

英和和英系は、まず「ウィズダム」「ジーニアス」「オーレックス」という三大学習辞書が揃い踏み大型のものとしては、「ランダムハウス」「研究社新英和大辞典」も追加されました。「リーダーズ+プラス(「リーダーズ第3版」「リーダーズプラス」セット)」があるのもうれしいところ。そして、英文を書く人必携の、「新編英和活用大辞典」も仲間入り。

英英系は、学習辞書「コウビルド」「OALD(Oxford Advanced Learner's Dictionary)、そしてアメリカ英語を扱う方には「コウビルド米語版」もよいかもしれません。「オックスフォードアカデミック英英辞典」は、英文でレポートや論文を書く人必携。一般英英の「コリンズ英語辞典+シソーラス」もあります。

そして、2021年4月に物書堂の英語系はさらに充実。「オックスフォードコロケーション辞典」「オックスフォード類語辞典」(この2点は小学館から出ている学習用で、日本語訳がついているが語数が少ない)に加えて、本家の「Oxford Collocations Dictionary」「Oxford Lerner's Thesaurus」が登場! 個人的には、このOxford Collocationsがコロケーション辞典の中でいちばんのお気に入りです。Lerner's Thesaurusの方も、固すぎない自然な表現が満載です。

これだけそろっているので、物書堂だけでもまずまずの引き比べができますね!


2-2 ロゴヴィスタ
ロゴヴィスタも、物書堂同様、串刺し検索のできる「LogoVista電子辞典閲覧用統合ブラウザ」を出しています。

とりあえず、私のロゴヴィスタはこんな感じ。。

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「岩波国語辞典」「広辞苑」が加わると、一気にバランスがよくなりますね。岩波系は、今のところロゴヴィスタ一択です。「明鏡」「新明解」は、最新版ではありません(いずれも物書堂に最新版あり)。「日本語シソーラス」も、物書堂にも入っています。

研究社の「日本語コロケーション辞典」「日本語口語表現辞典」も新たに加わりました。これらは外国人向けの日本語教育を視野に入れたものですが、日本語で文章を書くすべての人に有用なものだと思います。

そして、英語の大辞典系「ジーニアス英和大辞典」研究社の「新英和大辞典」「新和英大辞典」がそろっているのがありがたい!( 物書堂かジャパンナレッジで「ランダムハウス」を入れておけば、大辞典も3冊そろっちゃいますね!)それから 「新編英和活用大辞典」。これは、英文を書く必要がある人は、奮発して買うべき辞書だと思います。研究社のこの3点(「新英和大」「新和英大」「新編活用」)はセット販売もあり、セットで買うと2000円以上お得です。「リーダーズスペシャル」「リーダーズ第3版」と「リーダーズ・プラス」のセットです。

ここまでに挙げた英語系の辞典は、すべて物書堂でリリースされています。物書堂にないものとしては、「オックスフォード実例現代英語用法辞典」が2022年にリリースされています。

私はロゴヴィスタには国語系と英語系しか入れていないのですが、ロゴヴィスタには専門用語辞典もいくつかあります。そして、お金があったら次に買いたいと思っているのは斎藤和英ですね。こちらは戦前の辞書史に燦然と輝く名著だといわれています。日本らしい言葉を調べたい、また歴史や文学といった観点から和英辞典を使いたいという方にはあるとよいかもしれません。専門辞典や斎藤和英は、次に挙げるジャパンナレッジにもかなり入っていますので、見比べて必要なものを入れてくださいね。

ロゴヴィスタ統合アプリのランナップはこちらから。今後もアプリの数は増えていくことを期待したいと思います。

ロゴヴィスタは、PCで使えるダウンロード版やCD-ROM版には百科系のものも多く、iOS版とはラインナップが少々異なるようです。


2-3 ジャパンナレッジ
もうひとつ、串刺し検索ができる辞書サービスに、ジャパンナレッジ(JK)」があります。こちらはご存知の通りウェブ上で辞書が引けるオンラインサービスで、KODと同じくサブスクリプション型となります。まずは一般的な個人契約プランであるJKパーソナルからみてみましょう。

JKに入ると、小学館系の辞書が充実することとなります。日本語の歴史的な側面について検証が必要な場合、紙版だと全13巻にもなる「日国(ニッコク; 日本国語大辞典)」が手軽に引けるのは本当にありがたいですね。国語辞典である「デジタル大辞泉」と、専門用語辞典である「デジタル大辞泉プラス」も収録されています。

英語系は、「ランダムハウス」「プログレッシブ英和中辞典」「プログレッシブ和英中辞典」、それからカテゴリは学習英英となる「コウビルド米語版英英和」「OALD (Oxford Advanced Learner's Dictionary)も入っています。

また、料金の少し高くなるJKパーソナル+Rにすると、理系、人文などの専門辞書(英語・日本語とも)、そして各種外国語辞書のラインナップがだいぶ増えます。「ビジネス技術実用英語大辞典」は、自身も翻訳者でいらっしゃる海野(うんの)ご夫妻が丹念に集めた実例が豊富で、ビジネスや技術に限らず非常に有用です。翻訳界隈では「うんのさんの辞書」と呼ばれる有名なものだそうですね。また、私はまだ使い込んでいないのですが、「プログレッシブビジネス英語辞典」もなかなか使えるものだと(後述の帽子屋さんから)聞いています。

JKのラインナップは、こちらを見るのがいちばんよさそうです。

このあたりまでそろえると、かなりハードに辞書を使うお仕事の方でも、かなり使用に堪えるものになっているのではないでしょうか。


■iPadで串刺し検索ができる辞書まとめ(表)

これまでのところをまとめると、こんな感じです。

この表を参照しながら、ご自分のお仕事に必要な辞書がどこに入っているか、またダブりがどこにあるのかをチェックし、ご予算やご興味に合わせて少しずつ購入していくのがよいのではないかと思います。

物書堂、JKが充実しつつあるので、ロゴヴィスタの強みは「広辞苑」「岩波国語辞典」があること、そして全文検索ができること、の2つが主なところだといってよいでしょう(全文検索についてはこの記事の続編に書きました)。岩国は、ロゴヴィスタでも第7新版で最新の8版がまだ電子化されていないので、一日も早いリリースを待ちたいと思います。

それからこのリストを見ると、辞書アプリは英英辞典、特に「一般英英」が弱いのではないかと思いますよね。しかし、英英については無料のウェブ辞書がたいへんよく発達しているので、串刺し検索こそできないものの、ここはお金をかけなくても十分なのではないかと思います。詳しくは高橋聡さん(a.k.a.帽子屋さん)のこちらの記事「無料の辞書サイトでどこまでいける?」をお読みください。

帽子屋さんも、「英英は◎ 学習レベルから一般レベルまで、無料サイトだけでも十分」と結論づけていらっしゃいますね。私も、英英はかなり無料サイトのお世話になっています。ちなみに高橋さん(帽子屋さん)も、先にご紹介した深井さんと同じく翻訳フォーラムの幹事・講師でいらっしゃいます。帽子屋さんの辞書コレクションも、いつか拝見したいな〜と願っています🤩

それからこちらもご紹介させてください。辞書マニアの間では有名人のお2人、西練馬さんながさわさんです。

西練馬さんは、物書堂の辞書の選び方を、辞書そのものの解説も含めて詳しく書いていらっしゃいます。国語辞書編英和辞書編英英辞書編、それぞれ辞書選びの参考になること間違いなしです。(全部買えってハナシではありますがw)

ながさわさんの本は、この春に上梓された、国語辞典の解説書です。「日本語教師読本」ということになっていますが、日本語教師でなくとも役立つ情報ばかり国語辞典の概要、選び方、使い方の参考に、ぜひお読みください。

ながさわさんのブログもおもしろいですよ〜


3. 今回はここまで

いかがでしたでしょうか。キーボードから手を離すことなく何冊もの辞書がじゃんじゃん引けることの魅力がどれほどお伝えできたかわかりませんが、iPadでも、かなりたくさんの辞書を引いていけるということが、おわかりいただけたのではないかと思います。

多くの辞書をそろえるのはお金がかかるとはいえ、電子版は概して書籍版よりも安価です。これは、書籍と違って印刷代、紙代、そして在庫を抱えるというリスクがないためですが、同時に私たちにとっても検索が速くて便利なだけでなく、場所を取らない、腱鞘炎のリスクがない上に安いと、メリットが大きいですね。辞書をそろえることはよりよい仕事をするための投資だと考えて、必要なものを計画的に増やしていくことを、強くオススメしたいと思います。

その手段として、いろいろな媒体がある中、iPadは検討に値する選択肢です。先にも触れたように、三省堂Web Dictionaryという串刺し検索できるサービスがひとつ終了しました。こちらには「コンサイスカタカナ語辞典」や「デイリーコンサイス」シリーズ(一部ロゴヴィスタにあり)など、他の電子版にないものを見ることができ、これがなくなるのは非常に残念です。完全に代わりになるわけではないとはいえ、ますますiPad持っててよかったなあと思う次第です。

そして、すばらしく有用な辞書の中には、まだ電子化されていないものもたくさんあります。また、電子化はされていても、物書堂やロゴヴィスタのアプリになっていないので、個別のアプリで引いたり、別の機器で引いたりしなければならない場合もまだまだあります。紙辞書、さまざまな辞書アプリについても、ぜひアンテナを張るようにしてみてくださいね。

そして、物書堂、ロゴヴィスタをはじめとするディベロッパーのみなさま、今後もアプリ版の拡充を、切に期待しております!!!!!!!!!!!!!!!


お読みいただきありがとうございました。次回は、せっかくなので、iPadでのそれぞれのアプリの実際の使い勝手、それからオススメの設定などについても書きたいと思っています。

➡️2020年9月20日 追記
続き書きました。↓↓↓


※この稿では、どの辞書のことなのか判別できることを目的とし、各辞書の正式名称を挙げることにはこだわりませんでした。特に断りがないものは、2022年1月現在においてデジタルで入手できるものの最新版を指しています。


➡️2022年1月追記
翻訳フォーラム #辞書デー0129 の資料集にこの記事を載せていただいたということで、昨年から今日までにアップデートされたものを急ぎ追記しました。漏れがありましたらすみませーん!

➡️2021年8月追記
追記遅れましたが、「新編英和活用大辞典」が物書堂に追加されたのに伴い、表及び記述を変更しました。また、従来の⌘F検索が内容検索に変更され、新たに⌘N検索が加わった旨を続編に追記しました。

➡️2021年7月追記
追記ひっじょーに遅くなりましたが、物書堂、4月末に、MacOSにも対応しましたね✨ Macをお持ちの方は、そちらを使うという選択肢もあると思います。詳細は、こちらの西練馬さんの記事などどうぞ。↓

➡️2021年4月追記
物書堂アップデートその他により、大幅に記事を書き替えました。基本的な論旨は変わっていませんが、すべて最新の情報に変更し、終了したサービスについては削除しました。

➡️2020年11月8日 追記
「Infoseek マルチ辞書 powered by コトバンク」は2020年12月14日でサービスが終了するため削除しました。

➡️2020年11月6日 追記
現在PCを使用中でiPadの導入を検討されている方へ
、追記としてお知らせいたします。iPadはキーボードと連携して非常にすばらしい動作をするものですが、たとえばワードやエクセルなどは、PCと比べるとかなり使い勝手が落ちますので、移行に際しては個々のアプリの使い勝手についてもよく検討する、PCも併用する等をおすすめいたします。

➡️2020年10月20日 追記
物書堂に「研究社新和英大辞典」が追加されたのに伴い、本文および画像を変更しました。

➡️2022年9月10日 追記
精選版日国について、記述が紛らわしい点があるとご指摘いただき修正しました。


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