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社内コミュニケーションをはかるツールに「インナー漫画」の活用がアツイ!

社内に企業理念や経営戦略などのビジョンを浸透させたり、就業規則や社内制度などの社内ルールを認知してもらったり。
経営者や人事部・広報側と、社員との間でコミュニケーションが上手くいかないことってありませんか?

社員研修で教育の場を設け、説明してもなかなか理解が進まない。
採用の場や新入社員に向け、資料を配ってもイマイチ反応が薄い。
社内報を制作しても思ったほど読まれない。

そんな社内へのコミュニケーションの解決、インナーブランディングをするために、今「インナー漫画」と呼ばれるマンガの活用がとてもアツイんです!

(後半にインナー漫画のサンプルもあるので是非ご覧ください)


インナー漫画とは?

インナー漫画とは、社内コミュニケーションのために活用されるマンガを指します。
広告漫画など顧客や外部へ向けたマンガとは違い、研修資料やマニュアル、社内報など、社内に向けて制作・発信されるのが特徴です。


インナー漫画が効果的である理由

マンガは文章より読まれる

文章だとわかりづらいことも、マンガだとサクッと読めてスッと内容が入ってきます。
これは以前、試しに調査した数字にも如実に表れています。

私は過去Twitter上で、「文章のみ」と「マンガ」で同じ話題のものを投稿したことがあります。

こちらが文章のみ。


そしてこちらがマンガです。


どちらも同じ「海苔で巻くと子どもが粉薬を飲めた」という内容で、違いは「文章のみ」か「マンガ付き」ということだけ。
それなのに、なんと「文章のみ」に比べて「マンガ」のインプレッションが約37倍の結果に!

いいね数も「テキストだけ」が311だったのに比べ、「マンガ」は6,091と大幅に超えました。

マンガは読み手に親しみやすさを与えるため、活用するだけで自然と見る人が増え、アクションに移す人も増えるんです。


文字では伝わらない背景を伝えられる

例えば企業理念として「人々に幸せを、世界中に笑顔を」と掲げていたとします。
この一文だけを見ると「そういう企業理念なんだね」という感想しか出てきませんよね。

ですが、この理念を掲げるにいたった背景がマンガで読めるとしたらどうでしょうか。
創立者が過去どういった経験をし、どんな気持ちを抱いて、どうして起業にいたったのか。
その言葉が出るまでの背景を知ることで、共感、支持が得られやすくなります。

マンガというストーリーで表現することで、トップがどんな想いを持っているのかをよりわかりやすく伝え、現場の心に響かせるのです。
実際の社員をマンガに登場させることで、より身近に感じてもらいやすいのも特徴です。


成功・失敗体験を疑似体験できる

マンガはキャラクターの失敗体験や成功体験を通して、読み手が疑似体験することができます。
写真では表現できない失敗例や成功例も、絵やストーリーで表現することができるので、よりリアルに読み手に伝わります。
例えば業務マニュアルや社内制度などにマンガを活用すると、理解度が深まります。


インナー漫画を活用するポイント

企業がインナー漫画を活用するポイントは大きく3つです。

・価値観、ビジョンの共有
・制度の認知・浸透
・業務、ルールの理解促進

このような社内コミュニケーションへの課題をマンガで解決することができます。
それぞれ詳しく説明していきます。


価値観、ビジョンの共有

トップの考えはなかなか現場には伝わり辛いものです。
特に会社の理念や経営方針など、言葉だけでは背景を想像し辛く、なかなか理解してもらえません。
そこにマンガというストーリーで表現することで、トップがどんな想いを持っているのかをよりわかりやすく伝え、現場の心に響かせます。


制度の認知・浸透

社内規定や福利厚生など、制度として用意されていても全体像として把握できている人はごくわずか。
書面には難しい言葉で書かれているのでなかなか読み込んでもらえず、折角作った制度も認知浸透しないまま終わってしまうかもしれません。
そんな制度内容をマンガで説明することで、わかりやすく伝えられます。


業務、ルールの理解促進

新入社員の研修資料や、業務ルールのマニュアル化など、文章で示されてもシーンを想像し辛く、自分事として捉えられなくて頭に入ってきません。
マンガとして絵で見せることでリアルなシーンを想像し、キャラクターがストーリーの中で失敗や成功を経験していくことで、読み手が疑似体験し自分事として捉えやすくなります。
ただ文章で読むよりもずっと深く理解できます。


実際にインナー漫画を活用された例

福利厚生の充実した企業が社員に浸透させ利用してもらうためにマンガを活用したり、社史を知ってもらうためにマンガを活用したりと、用途は様々です。
今回はその中から、実際に私が制作したマンガをご紹介します。

約50ページにわたるマンガの冒頭部分です。
実在する社員の方々を登場させることで、より身近に感じてもらいながら、新しく取り入れられた制度について学ぶことができます。

「社外サービスを制度として取り入れた活動」の認知浸透だけでなく、主人公の体験やマインドを通して読み手の意欲を掻き立て、新たな挑戦者の排出も狙えます。

社内全体のマインドの向上にも繋がるでしょう。


インナー漫画を活用されたお客様の声

今回のこのマンガを活用された東洋製罐グループホールディングスさまのご担当者様からは、このようなご感想をいただいています。

社内では特に人事部門からお褒めの言葉を頂くことが多く、人事部門でも漫画が利用できないかと検討されている方がいます。
社内全体では、漫画が発信されたことにとても驚きがあったようで、かなりインパクトを与えられたのではないかと考えます。
漫画が面白い、わかりやすい、会社としてよい取り組みだ、などのご意見もいただきました。

漫画の公開頻度は、始めは二週間おきに一話ずつ公開予定だったのですが、毎週公開して!という声をいただき、一話分を前半後半に分けて、毎週公開に変更しました。

漫画の中で私が「志ある人を支援したい」と言っているので、「こういうことやりたい」とか「どうやればできる?」といったような相談をいただく機会が増えました。

出来上がりにはとても満足していて、最初のイメージ通り、面白さとほっこりした感じと、読んで役立つような学びも入ったものになったと感じております。

ご感想からもわかるように、インナーマンガは読み手の興味を引き、次のアクションに繋げられるツールなのです。


インナー漫画を作りたいと思ったら

インナー漫画のご制作は漫画家/イラストレーターのタソにお任せください。
マンガ制作の豊富な経験から、ヒアリングをもとにストーリーを考えマンガに起こします。
ご相談ベースからお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから


最後にインナー漫画全ページ大公開

さきほどお見せしたインナー漫画の全ページを公開します。
続きから、どうぞご覧ください。


インナー漫画制作のお問い合わせはこちら



※東洋製罐グループホールディングスさまはWEBでのオープン社内報でインナー漫画を活用されています。


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