毒親から逃げるために必要なこと

毒親育ちには、「気づき」の段階が確実にある。

もしかしたら、一生気づかないまま人生を終える人も多いのかな、と思う。

もちろん、本人が生活に困らず、幸せならそれでもいいと思う。

私は20代の頃、母親が大好きだった。

だけど、うっすら憎しみがあったことを、20年以上たった今、俯瞰して見てようやく気付いた。

本当は嫌いだったんだ・・・

いわゆる、これが段階だと思ってる。

逃げられない理由

この初期の頃は、きっと毒親の元からは逃げられない。

まだ洗脳が抜けてないから。

母親の望む生き方をし、母親の望むパートナーを探し、母親の望む結婚をしようとする。

そして、それが幸せだと疑わない。

20年前の私は、母親の望む公務員を探し、母親と同居してくれる人と結婚までした。

すごい執念じゃないかとすら思う。

そこまでして母親の望みを叶えてしまった。

結局、離婚してしまったけれど・・・

気づきこそが次のステップになる

20代の頃の私が、母親への小さな苛立ち、憎しみを、もっと明確化できていたら、未来は変わっていたのかなぁ。

ふと、今でもそんなことを考える。

だからこそ、今の20代の人たちに伝えたい。

【母が重い】

そう感じるところがあるなら・・・

母親が望むパートナーじゃなくて、自分が好きな人と結婚してほしい。

たとえ反対されても、自分の好きな人と結婚しましょう。

てか、毒親はデフォルトで反対してきますけどねw

とくに転勤族とか、低所得とか、見た目が悪いとか、毒親にとって都合が悪ければ、必ず反対してきます。

しかも、「あなたのためを思って」と言うセリフ付きで。

またそれも、もっともらしい言葉でいうものだから、娘も気づかない。

私もここで気づけたら、20年という時間を無駄にしなかったのになぁ、と思う。

一人暮らしで自分を整える

今でこそ絶縁しているけれど、絶縁したって毒親は攻撃を止めてこない。

私の会社にまで乗り込んで暴言を吐く始末。

本当に面倒くさい人・・・

なので、

「あ、うちの親、変かも・・・？」

と感じたら・・・

すぐにでも一人暮らしをお勧めします。

この一人暮らしにすら邪魔するのが毒親の特徴なんですけどね・・・

経済的に一人暮らしが無理なら

さっさと素敵なパートナーに出逢い、結婚し、なるべく遠いところに住みましょう。

そうですね・・・

最低でも、3時間以上はかかるところがベストだと思われます。

生まれた家庭がハズレだったとしても・・・

暖かい家庭は自分で作ることが出来ます。

これから先の人生のほうが長いんです。

ぜひとも素敵なパートナーに出逢えますように。

毒親育ちの人が、幸せになれますように。