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イラストに必要なのは「見る力」

ミツイアオです。昨日は申し訳ございませんでした。今日こそはきちんと記事を執筆いたします。

さて、タイトルにもある通り、今日はイラストを「見る」能力について執筆していこうと思います。

イラストを「見る」と言えば、ふんわりと思いつくのは、美術館などに足を運んでイラストを見たり、ツイッターなどでふと絵を目にする行為などが思いつく方が多いと思います。しかし、私が説明したい「見る」力は、どちらかというと「観察」し、「分割」する力であるのです。

イラストは必ず白紙の状態から作られます。白紙の上に線を描き、色を塗り、背景を描き……

順序は違えど、おおむねそういった感じでイラストというのは構成されているのです。

例えば、私が依頼をいただいて描いたアイコンイラストを例といたしますと……

まゆたくんさん納品用kj

このイラストは、完成品を見ただけでは白紙の上に一発描きで服・髪・肌の陰影などを塗っているように見えますが、実際は全くそんなことはありません。このイラストを描くには決まった記号的な手順があるのです。

例えば顔をひとつとっても、このイラストはまず目を描き、涙袋を描き、全体の影をぬり、細かい影をぬり、鼻先の光を入れ、その他細かいところの修正という手順があります。

これらの「決まった手順」を、イラストをじっと見つめて観察し、分解して見極める力。これこそが、上達に繋がる「見る力」なのではないかと考えます。

手順を見極めるという事は、その絵師さんが描くポイントや特徴を捉え、それを技術として吸収するという事ですから、非常に理にかなっていることだといえます。例えば僕のイラストだと涙袋を結構強めに描くのが特徴的であるので、涙袋を描けばより存在感が強くなるな、という新しい発見があります。そういった具合に、イラストを観察していけば、メキメキと上達していくと思われます。

かくいう僕も、以前の記事で申し上げましたが尊敬している横槍メンゴ先生のイラストを血眼になって観察し、アウトプットしたおかげで画力が爆伸びしました。イラストは「描く力」ではなく「見る力」を養えば、恐ろしく早く成長するのだなぁということを、身をもって体感したのです。

今では横槍先生のイラストだけでなく、いろいろな方の絵を観察し、自分の技術としてアウトプットしていこうと考えております。みなさまもよければこの方法を試してみてください!!

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