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祓い

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#やさしさを感じた言葉

提婆王と月と太陽

提婆王と月と太陽

いざなぎ流で7つの祭文を唱え終わると今度は呪詛に関する祭文を唱えます。

呪詛の祭文もいくつか種類があるのですが、最初に唱えるのは釈迦王の叔父である提婆王に関する祭文です。

提婆王はある日、戦争に負けてしまいました。

自暴自棄になってしまった提婆王は、生きとし生けるもの全てを抹殺してやろうと叫びました。

そこに釈迦王が止めに入るのです。

釈迦は日月の将軍に助けを求めました。
日月の将軍とい

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大祓詞で祓い清め

大祓詞で祓い清め

罪や穢れ、邪念を祓い清めることは大切です。
清められていない状態で力も得難いですし、祈ったところで、感応はうまく得られないでしょう。

今までも禊などの清めについてはお話ししてきました。

幣を使ったお祓いなどは神社で経験されたことも多いでしょう。

大祓詞を唱えることも清めるには有効なのです。
古代から民の穢れを祓うために大祓が行われてきました。
今でも6月と12月に行われているくらいですから、

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