見出し画像

2021東大物理対策シリーズ 得点効率最大化のための時間配分戦略

受験生の皆さま、こんにちは。2020年11月9日(月曜日)、本日も私との楽しい触れ合いのお時間がやってまいりました。

月日が流れるのははやいものでして、私がnoteを本格的に更新し始めた今年2020年の7月以降、1日も休まず4か月以上の毎日連続投稿継続中です。
私との触れ合いが既に日課となっている人も多くいらっしゃると思いますがとてもよいことだと思います。毎日接するからこそ私の思考回路が皆さまの脳内に確実にインストールされていくのです。
こんな機会は世の中探してもめったにありません。皆さまは一期一会の真意を深くご理解されているリテラシーの高い方々とお見受けいたします。

さて。当シリーズでは物理の問題演習以外にも、受験に役立つコラムや私の日々の気づきなどの情報発信も行っていく予定です。皆さまの大切なお時間を頂くわけですから皆さまの学びとなるような内容にします。

Twitterで私のことをよくご存じの方は「Twitterでの情報発信がnoteでの情報発信に切り替わったんだな」とお考えください。これまで私はTwitterにて積極的に情報発信を行ってきましたが、Twitterはプラットフォームの特性上、一度発信した情報はどんどん流れて埋もれてしまいどこに行ったか把握できなくなる課題があります。そこで蓄積型プラットフォームのnoteにて情報発信を行い、皆さまが必要に応じて後からいつでも見返すことができるようにしたいと考えました。

前置きはこのくらいにしてさっそく本日のテーマに進みます。


🌟 今回の記事は無料とします。当シリーズにご参加されていない方もお時間よろしければぜひご覧ください。



【得点効率最大化のための時間配分戦略】

東大理科の試験時間は2科目で150分なので1科目当たり75分、すなわち物理に配分できる時間は75分となります。物理は3題ですので1題あたり25分が標準的時間配分となります。

近年の東大物理では1題あたりの設問数が多く、25分で1題を最後まで解き切るのはかなり厳しいのが実情です。
そうなってくるとどのように時間配分をして問題を解いていくのがベストなのかをよく考えて予め戦略を立てておくことは、試験対策上極めて重要となります。

時間配分については大きく分けて下記2つのパターンがありますが、どちらの方が得点効率(かける時間に対して得られる点数の期待値、通称“得点コスパ”)がいいかをまずは考えてみてください。


<時間配分の2つのパターン>
① 時間を気にせずに大問を1題全部最後まで解いてから次の大問に進む
⇒75分経過後:最初の2題は(合っているかは不明だが一応は)全部解けた状態で、残りの1題が制限時間オーバーでほぼすべてが白紙の状態。
② 25分を経過したら原則としてその大問を一旦切り上げて次の大問に進む
⇒75分経過後:各大問の最初の方の易しい設問や中盤の標準的な設問は確実に解き切っている状態で、各大問の最後の方の設問は白紙の状態。

※今回の記事では話を簡単にするために第1問から第3問まで順番に解くことを前提とします。大問を解く順番は1→2→3ではなく2→3→1なども考えられますので、そのあたりは皆さまそれぞれで読み替えてください。


皆さまは①と②のどちら派でしょうか。
どちらを選択するかで得点効率は大きく異なってきます。
もったいぶらずに先に正解をお教えします。
東大物理においては試験戦略的に②が正解です。
必ず②でいきましょう。


【ポイント】
・各大問は25分と時間を区切ってメリハリをつけて集中して取り組む
・25分で各大問の最初から8割ほど解き進められれば余裕で合格圏内
・各大問の最後の方の難易度が高くて時間のかかる設問で時間を浪費しない
・各大問で20点満点を目指さず、確実に15点を目指す


【噂ばなしあれこれ】

※ 以下の記事はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません。

■ 某T大学での物理の採点方法
① 配点や採点基準は一部の答案をざっと見てから決める。
② 各予備校が出す解答速報も参考にする。
③ 各大問の最初の設問(基本問題)の配点を大きくする。難易度の高い最後の方の設問の配点は低くなる(ことが多い)。

もしこの噂が事実とするならば、東大物理で効率よく高得点を叩き出すにはそれに応じた問題の解き方が存在することになります。
すなわち大問1問に25分以上かけるのは得策ではないということです。
一定時間(25分)が経過したら次の大問にさっさと移り、簡単で配点の大きい最初の設問をどんどん解き進めていったほうが得点コスパは断然よくなります。難しくてしかも配点の低い最後の方の設問で時間を浪費するのは得策ではないということです。

1題を最後まで完答することに必要以上に固執してそれゆえに時間が足りなくなって大問3題のうち最後の大問1題を丸々残して白紙としてしまうのは最悪のパターンです。このようなことを防ぐため大問1題あたり25分間と区切って各大問で7~8割(+α)の得点を確実に狙っていく「25分間×3ラウンド」という戦略が正しいです。

これからの時期は普段の問題演習において「1題を25分間で8割確実に取る」訓練をしていくことが有用です。
物理が得意な人であれば25分間で大問1題を解き切れるように(思考スピードや書くスピード含めて)訓練することも有用と思います。
いずれせよ1試合25分間で戦い抜くというイメージです。
25分間の真剣勝負です。



今回の記事は以上となります。
ご意見・ご感想等ございましたら「クリエイターへのお問い合わせ」からお願いします。今後の記事改善の参考にさせて頂きます。


📧 クリエイターへのお問い合わせ 📧
https://note.com/mitty77777/message

📔 note 📔
https://note.com/mitty77777

🐦 Twitter(X) 🐦
https://twitter.com/mitty77777

🖊️ Blog 🖊️
https://mitty77777.blogspot.com


皆さまの「スキ」と「サポート」が励みです。いただいたサポートは運営費用として大切に使わせていただきます。