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初めての企画を振り返ろう〜みなさんのおかげです


昨年の暮れから今年にかけてnoteで『#ナイショの抱負』というタグがあった。この“ナイショの”ってとこが私の気に入っていた。ナイショだからね、大々的に宣言したわけじゃないからねって、言い訳出来るかなって思った。ナイショは逃げ道だと勝手に考えた。


noteを始めて今年で4年目を迎えるにあたり、今まで通りでいいのか?なんて考えてしまった。別に大げさな話ではない。ただ、なんとなく、例えば私の周りのnoterさんたちがいろんなことに挑戦したり一歩踏み出したりしてるのを知ると、私だけ停滞してる気がしてきて少々焦った。私も何か、今までやってこなかったことを少しだけ取り入れてみようか、いやぁでも不安だし、別に今のままで続けていったって良いよね、うーんでもそういうとこを少し変えたい気もあるしなぁ‥グズグス‥ああでもない、こうでもない‥

そこで私がのっかったのが『#ナイショの抱負』。

何が出来るか分かりませんが、「なんか、みとんさん変わったかも」って言ってもらえるような、そんな年に出来たらいいな。出来なくてもそれはそれでいっか。ま、そんぐらいな決意です。

みとん日和『ナイショの決意』より


予防線張りまくり。よく考えてみればnoteに書いて公開するなら、それはもうナイショでもなんでもなかったんだけどね。


ありがたいことに、私の出来たらいいなをすぐに拾って声かけてくれる人がいて、まず一つチャレンジ出来た。▷音声配信

それで自信を持ったというか、新しいことをやる楽しさを知って、他のこともやってみてもいいかもって思えた。二つめの挑戦には不安もあったし結構勇気が必要だったけど、noterさんたちが手を差し伸べてくれてなんとか果たせた。▷有料記事投稿

無理せず、出来る範囲で、やってみたかったことを、出来そうだったらやってみる。まわりくどい私の決意だった。


そして三つめのチャレンジ。個人的な企画を考えて、皆さんからの記事を募集した。これは正直自信がなかった。▷『わたしの登場曲』

有料記事もそうだけど、企画成功の鍵は他のnoterさんたちの“反応だより”、自分ではどうしようもない。私は投げかけるだけで、あとは受け止めてくださる人たちに委ねるしかないのだから。せめて5人くらいは書いてくれるかしら?あの人なら?多分あの人も?いや、でも分からない。「記事を書いてください」と言われて何人の人が乗っかってくれるのか想像もつかなかった。私だってどちらかというと誰かの企画に気軽に乗るタイプではないのだから期待してはいけないと思った。

記事を更新しほどなくしてコメントが来た。

参加するする、しますよー😊

byみゆさん

良かった!誰にも見向きもされないかもと思っていたけど、とりあえずお一人には参加してもらえそうだ。ホッとした。

次の日の朝にはまた別の方から、

みとんさん、投稿しましたよ!
パッとひらめいたのです!
こんなこと滅多にないです(;^_^A

byバクゼンさん

と、初めて企画参加の記事が更新された。

みとんさんの初企画!応援するに決まってますよ!

byおだんごさん

と、記事だけでなくサポートで応援してくれた方もいた。

嬉しい。こんな嬉しいことはない。
これでもう思い残すことはない。マジでそう思った。「企画」を企画したという体裁が整って安心した。


ところがこの後私の企画を皆さんが想像以上に楽しんでくださった。フォロー関係にある方も、はじめましての方からも、次々に沢山コメントいただき、沢山記事を書いてもらえた。

ナイショの抱負がナイショではなくなり、私は有言実行の人となった。
おほほほほ。


謙遜して5人(5記事)くらいは参加してくれるんじゃないかなぁと言いつつ、内心では10人くらい参加してくれると良いなぁと欲張ったりしていたけど、驚いたことに、今日の時点で実に30人以上の方が企画に参加してくださった。企画に参加してくださった方の記事を読んでこの企画のことを知りその方がまた企画に参加する、という芋づる式現象が起きたのも事実。


この企画はなぜ好評だったのか‥?

まず、“登場曲”というパワーワードが皆さんのやる気を引き起こしたのではないか。大半の方が、自分がスタジアムに(あるいは格闘技のリングとか)登場する時に何の曲に乗って登場したいかを考えたことがなかったという。音楽括りで言えば、たとえば“好きな夏うた”とか“好きなドラマ主題歌”とかでもよかった。が、それだとありがちでピントがぼやけるし、範囲が広すぎる。

そもそも登場曲を考えることになったのは益田ミリさんのおかげ。というか、益田ミリさんにこの質問をした出版社の方のおかげ。最初私は自分なら何の曲かなって考えてすぐに閃いたのがユーミンの『LOVE WARS』だったっていう、そういう記事の予定だった。
それがふとミリさんの答が気になり調べてみたらなんと私と同じ曲を答えていたことが分かったっていう、そういう記事になった。

ただ、私はここで調子に乗った。ミリさんと同じだったことがとにかく嬉しかったもんで、ならば他の皆さんは「あなたの登場曲は何ですか?」と聞かれたら何を答えるのかというのが気になり始めた。そしてそれを私の初企画にすることを思い付いた。


要するに、今回の企画は最初から考えていたわけではなく、下書きを何度も見直している間に何段階か変更を経て、最終的に初企画へと昇格したのだった。もし最初から何か企画を考えよう、なんて思ったとしてもなかなか思い付かなかったのではないかと思うのだ。
瓢箪から駒、的な。
偶然の産物、的な。
棚からぼた餅、的な‥


そして今、調子に乗って第二弾を考えちゃおうかなって思ってる私がいる。
(あ、まだ何も思い付いてないですけど‥)


初企画が大成功!(って自分で言っちゃってる)したのは記事に関わってくださった皆さんのおかげです。皆さんのノリの良さに救われました。コメントやスキだけでも大変励みになりました。


盛り上げていただきホントにホントにありがとうございました。
これぞまさに“#noteでよかったこと”でした。

そしてもう一つ、そもそものこの企画の目的、“登場曲を集めたプレイリストを作ってこの夏聴きまくる”ですが、既に絶賛ヘビロテ中です。何が良いって、普段聴かないジャンルやアーティストさんの曲が聴けて、それがまた幅広いから聴いてて全然飽きないってとこ。自分でチョイスしたら、好きな曲、似たような曲ばっかりのプレイリストになっちゃって、いくら好きでも飽きちゃうこともありまして。
これもまた“#noteでよかったこと”でした。

本当にありがとうございました。

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