見出し画像

あら、こんなところにも


もしかしたら私、めちゃくちゃ県民愛に溢れてるのかも。


思いもよらないタイミングで『岡山』が出てくるとついはしゃいでしまう。別にそんなの、岡山じゃなくていいのに、なんでわざわざ岡山なの?とニヤけながらはしゃいでる。


もしかしたら私、めちゃくちゃ県民愛に溢れてるのかも。

と気付かされてしまうよね。


******************


次女がどうしても観たいドラマがあるからってDisney+に入った。いつやめるか分からないから観たいドラマがあるなら早めに観といて、と言われアレを観ようと思いたった。


「ガンニバル」

柳楽優弥さん主演のホラーだ。大体のあらすじは知っていた。なかなかエグい内容のようだ。ホラーはあまり得意じゃないと言いつつ、私は意外とこういうのが好きなのだ。
舞台となる村の人たちがやたらと「ぼっけえ」を使うのでおや?と思っていたらパトカーに“岡山県警”の文字が。知らずに観始めたが、このドラマの舞台は岡山県だった。供花村は架空の村だし、“食葬”なんて聞いたことないけど、これを観た人の中に岡山にはそういう風習があると勘違いする人もいるのではないか?そう思うとゾッとした。ホラーだけに‥


******************


今年の夏に発表された芥川賞。タイトルに惹かれて読んでみた。

「サンショウウオの四十九日」

“結合双生児”と聞くと私の世代ではすぐに“ベトちゃんドクちゃん”を思い浮かべる。だけどこの物語に出てくる双子は一つの体を二つの魂が共有しているという。しかも双子の父親は、“胎児内胎児”で伯父(父の兄)の体の中にいたって。もう、一体どういう家族なの?って思いながら、でも何だか暗くて辛いというより、諦めたり受け入れてる感じがおかしくて私には読みやすかった。
そう思っていたら、いきなり岡山が出てきた。双子家族は東京に住んでいるが、伯父一家は岡山に住んでいるという設定だった。別に岡山じゃなくても、と思ったけどそういえば岡山にはサンショウウオの生息地があって、サンショウウオは体を半分に切られてもまだ生きていたという言い伝えから“はんざき(半裂き)”とも呼ばれてて、だから一つの体を二人で分け合っているこの双子をサンショウウオに喩えてのこのタイトルだったんだなと全てが腑に落ちて一人でニヤニヤしてしまった。


******************

「〜じゃろ」
「〜じゃけぇ」

つい、語尾に出る岡山弁。岡山県人なんじゃけぇそりゃあ当たり前のことじゃけぇ。

あれ、私、今、小池栄子っぽかった?

「新宿野戦病院」

を毎週一生懸命見ようるけ、岡山弁がうつってしもうたんじゃろ。あれを見ょうたら岡山弁つい使いとうなる。

いやいや、小池栄子っぽいはおかしいけぇ。そういう役じゃけぇ。小池栄子が岡山県人に寄せとるんじゃけぇ。自分の方言に自信持ってこうで。

ゆうて、そがぁな自信、やっちもねぇ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?