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クリスマスといえばやっぱりこれ

12月になるとワクワクする。何をかくそう、私はクリスマスシーズンが大好き。いくつになっても変わらない。別に何か特別なお楽しみが待っているわけではない。ごく普通に日常を過ごすだけの毎日。やることはツリーを飾るくらい。今年は3つのツリーを飾りつけた。プレゼントを渡す相手も家族以外にはいない。だけど何故だか気持ちは上がる。
クリスマスシーズンならではの町の賑わいとか飾り付けとか、流れてくるクリスマスソングとか。買い物したお店のショッピングバッグもクリスマスバージョンになってて、いつもの景色に赤や緑がやたらに増えていく。

中でも私のテンションにとって最も重要なファクターはクリスマスソング。振り返ると2年前にもそのことを記事にしていたが、今年もまたやっちゃおうと思う。ちなみに私のこだわりは耳にするだけで『楽しくなる』こと。切ないクリスマスとか、いらない。ただただはしゃぎたい。今年はそれプラス映像作品に関連しているという共通項で括ってみる。では。

Somewhere In My Memory/
映画『ホームアローン』(1991)


まず私の中でクリスマスの映画といえば『ホームアローン』、数えきれない回数観てるし、いまだにテレビでやってたら観ちゃうし、何回観ても飽きなくて笑っちゃう。映画の最後に流れてくるのがこれ。曲を作ったのは映画音楽の巨匠、ジョン・ウィリアムズ。いろんなことがあって、やっと家族に会えて、ホッとした気持ちとこの曲のイメージがリンクして、心が温かくなる大好きな曲。にぎやかな曲じゃないけどクリスマスのおごそかな雰囲気や町の様子まで見えてきそうな、いかにもクリスマスらしい合唱曲です。




Extraordinary Merry Chrismas/
ドラマ『Glee』(2011)


アメリカのドラマ『Glee』のシーズン3、クリスマスのエピソード回に登場した曲。といっても、私はGleeをほぼ知らない。一時期めちゃくちゃ人気があったドラマってことと、毎回歌のシーンがあることくらい。浅っ。クリスマスソングのプレイリスト2022バージョンを作るにあたり、まだ私が知らなくて且つ私の好みに合うクリスマスソングは無いかなぁって探してて見つけた、今年一番のお気に入り。ちょっとノスタルジックなイントロから好きで、サビで大好きになりました。自然に体がリズムをとってしまう。ちなみに“extraordinary”の意味は、「並外れた」とか「桁違いの」という感じ。皆でこの曲のサビを歌って踊ったらめちゃくちゃ盛り上がりそうな1曲です。



Put a Little Love in Your Heart/
映画『3人のゴースト』(1988)


10月にBSで『3人のゴースト』という映画が放送されてたのを観たんです。観たことある気がしたのは、この映画がディケンズの『クリスマスキャロル』を基に作られていたから。なるほど映画の原題は『スクルージ』。主演は名優ビル・マーレイ。コメディ仕立てのファンタジーでとても面白い映画でした。映画の最後、大団円で流れてきたのがこの曲。1969年に発売された曲のカバーなんですが、カバーしているのがなんと、ユーリズミックスのボーカル、アニー・レノックスと大御所歌手アル・グリーン。実際歌詞にクリスマスというワードは出てこないのですが、この映画に起用されたことでクリスマスシーズンになると聞こえてくる曲になったそうです。皆で歌うならこれくらいのテンポの曲が歌いやすいなぁなんて思ってしまうのは、私だけ?映画の本編中ではもっとゴスペルっぽい感じで出演者全員で合唱してます。


Christmas Is Coming/
PEANUTSアニメ『チャーリー・ブラウンのクリスマス』

うちの娘たちが小さい頃eテレでスヌーピーのアニメが放送されてました。スヌーピーは私にとっても思い出深いキャラクター。サンリオから発売されたスヌーピーのサブバッグが私とスヌーピーの出会いでした。数あるアニメのエピソードの中で、今だに思い出すのがクリスマスのエピソード。スヌーピーが賞金狙いで飾り付けコンテストに出たり、サリーがサンタクロースに手紙を書いたり。そんな中チャリーは自分だけクリスマスを楽しめないということを悩むんです。チャーリーって拗らせ男子ですもんね。そのお話の最後は、チャーリーも含めて皆でパーティーを楽しむシーン。そこで流れるのがこのジャジーな曲です。参加者たちの個性的でちょっと変なダンス、何回見ても笑っちゃいます。


さて、クリスマス映画といえば『ホームアローン』と答えた私ですが、日本の映画ならコレ!というのが実はあります。


『交渉人 真下正義』


ご存知、『踊る大捜査線』のスピンオフ的作品ですが、悔しいことに本編と同じくらい面白い。真下がカッコよく見えてくる、これぞクリスマスの奇跡(ユースケさんに失礼)。この映画で印象的な使われ方をしたのがクラシックの名曲でした。最後の、シンバルのシーン、思い出しただけでニヤけてきます。では最後はそれを聞きながら、

Merry Christmas!


ボレロ(ラヴェル)/
『交渉人 真下正義』(2005)



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