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他人(ひと)から見ると


12月、毎日のようにスキの通知が沢山届きました。あるクリエイターさんが私の過去記事を全て読んでくださり、全ての記事にスキをくださったのです。“スキマラソン”その方はそう呼んでいました。
そして全て読み終えた記念にと言って、私のことを記事にして、私のことをいっぱい褒めてくださいました。

自分が褒めてもらえたことを自慢したいわけではありません。(そもそもどう考えてもこれは褒めすぎです。)私の記事を読んでくださり、私や私の家族に対するイメージを持ってくださり、それを具体的に表現したりイメージを文章にするのが本当にお上手で、自分のことじゃなかったらその表現力を絶賛するところですが、これが自分のことだと思うとなんともこそばゆかったのです。お会いしたこともないのに、これだけ具体的なイメージを持ってくださっている、だとすると、自分が書く記事はもはや私自身ということです。

noteを始めて早や9ヶ月が過ぎようとしています。途中から毎日連続更新を始めて、スキの数やフォロワーさんも徐々に増えていきました。とてもありがたいことです。つい先日、次女とこんな話をしました。

「お母さんのフォロワー、今年中に200人超えるかな?」

「どうかなぁ、そんな急には増えないよ。そりゃあ、“フォロバ100%”って言ってる人を次々フォローしたらいくかもだけどね」

「確かに。」

「でもそんなことしたって意味がないよね」

「確かに。」

そうなんです。フォロワー数を増やすのが目的ではないのです。私が書いた記事をちゃんと読んでくださり、スキを押したり、時にはコメントをくださったり。そういう一つ一つが大切なのであって、結局は自分が書いた物を読んで欲しい、そしてそれを読んだ人がどう思ったのか、どう受け止めてくれたのかが知りたい。(皆さんの記事を読ませていただく楽しみがあるのはもちろんのことで)自分が書いた記事に関してはただそれだけなのです。福島さんのみとん考は、

「独特の文体、視点、表現力」があって「軽やかさと温もりが抜群に高い」
(そして私の家は)
「何故かずっと前から知っているような、寛げる空間」

だそうです。
むむむ。寛げる空間のために家の片付けと掃除をしなくちゃいけない気持ちにさせられます。それにしても、やっぱり褒めすぎです。

私の記事を読んで、「みとんさんて、こんな人かな」というイメージ、それが現実とかけ離れていたとしても、あぁ私は人からこんな風に思われているんだな、と、時にはそのイメージに自ら寄せたりするのもいいと思うのです。人から見た私に対するイメージ、それが、私がなりたいイメージだったとしたら、出来ることはやりたい、少しでもそのイメージに近づけたい、いや近づきたい。刺激、同意、共感、反省、時にはギャップ。褒められたり甘やかされたりしながらも、まだまだ自分でも気づいていない私のいろいろな部分が沢山ありそうです。福島さんがコメントでくださったお言葉“凄いエッセイスト”に少しでも近づけるように、書くこと。それがいま私に出来ることです。今日も記事を読んでいただきありがとうございました。

そして、これからもどうぞよろしく。

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皆様こんばんは、次女です。毎晩「みとん日和」を楽しみにしてくださっている皆様、本当にあたたかいお言葉、たくさんのスキを私たち親子に届けてくださりありがとうございます。いつも楽しく拝見しています。

私は日頃、言葉や情報を扱うお仕事をしています。それらは時に残酷で、誰かを良くない方向に導き、悪い意味で強さを持ってしまうなんてこともあります。

さて、「みとん日和」はいかがでしょう。

母の扱う言葉と何気ない日常を、私は「そんなこともあるよなぁ」程度で楽しんでもらえたら幸いです。日常を大きく変える手助けにはなりませんので、用法・用量は皆様でご確認を。でも少しの時間だけでも優しくなれたら。今日も明日も明後日もみとん日和が続いていけるようにと願いを込めて。本日もお読みいただきありがとうございました。

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