見出し画像

ドキドキ、ハラハラ、一旦おちつけ〜ドラマ感想文


そういえば私は今期ドラマの記事を書いていない。あ、もう最終回を迎えるドラマもあるっていうのに。急がなければ。あまのじゃくな私は皆があまり書いていないドラマについて書きます。(家で話してるテイなので敬称略なとこもあり。悪しからず)

パリピ孔明


向井理、似合いすぎている。いやそれ言うなら森山未來も良いし、関口メンディーも。ダンサーの菅原小春さんもいい味出してます。とはいえやはり孔明を向井理にやらせようと思ったキャスティングセンス、最高。あの、頭の長ーい帽子から時々煙が出るのが可愛くてニヤニヤしてしまう。何かにワクワクしたり、何かを企んでる時や、集中してる時に煙がモクモク出るんだよね。向井理が真面目にコメディをやってるとこが最高。これ三国志に詳しかったらもっと楽しめる。(ちなみに金城武ファンの私は『レッドクリフ』を観ているので、三国志ネタは少し分かる。)そしてなんといっても萌歌ちゃん。ホントに歌が上手です。ドラマの中で萌歌ちゃん演じる英子ちゃんのアルバムは実際に発売されてます。『タイムトラベル(原田真二)』とか『真夜中のドア(松原みき)』など懐かしい曲のカバーも良き。英子のオリジナル曲も良い曲です。バンド・女王蜂のボーカルABUちゃん演じるマリアの曲も超カッコ良い。必聴です。ちなみに今我が家では、「タマちゃぁーーん」(赤兎馬カンフーバージョン)が流行っています。(見てない人にはなんのこっちゃ、です)


大奥


シーズン1に比べると政治色が濃くて毎週どうなるかハラハラワクワクしてます。まず医療編では、今でいう予防接種の元みたいな“人痘接種”なる予防法が発見され赤面疱瘡を撃退していく過程にワクワク。村雨辰剛さん演じる外国人医師の最期に号泣。村雨さんは大河ドラマにも出演中、売れっ子さんです。仲間由紀恵(家斉の母)がとにかく怖くて邪魔者を次々と平気で殺す。子を殺された家斉の正室と側室から毒を盛られた時には思わず「やったね」と思ったのも束の間、その後側室が命を落とし、命賭けの復讐にはまたも号泣。

続く幕末編では、大好きな女優さん・瀧内公美さんが老中・阿部正弘役、可愛いくてやり手な役は瀧内さんにピッタリ。将軍・家定とのカステラ作りのシーンに癒されました。道半ばで病に倒れ、その遺志を引き継ぐ家定、胸アツです。そしてチャオこと古川雄大さんの大奥総取締役・瀧山。粋なデザインのかみしもはチャオじゃないと着こなせないよ。画面の隅っこに控えていてもつい目がいってしまいます。シーズン1から続投の福士くんは今回は家定の正室・胤篤(天璋院)役。1の時の家光の側室・お万の方が好評だったけど、今回胤篤自身がそのお万の方様を目標にしているようなとこがあって、なかなかトリッキーなキャスティング。チャオと福士くんが並ぶ大奥に私のお目々はキラキラ。キャスティングといえば慶喜役の大東俊介が、これまたいやらしい卑怯者の感じがよく出てて、ハマり役ですな。


時をかけるな、恋人たち


日本のドラマには珍しいSF。私が大好きな瑛太くんは未来人。なんだかバタバタコメディーかと思いきや、毎回ちょっと良い話で泣ける。違法タイムトラベラーを取り締まる組織が舞台。違法トラベラーは記憶を消されて元の時代に送還されちゃうんだけど、記憶を消されても消えないものってあるのかなって思える。吉岡里帆さん演じるめぐが「辻褄合わせは得意」って言っては、違法タイムトラベラーが少しでも幸せになれる道を模索するのだけど、それがエンディングテーマの時にドラマの後日談として映像が流れる。それ見て毎回ホッコリする。瑛太くんの、変な丈のズボンとサンダル姿に未来人ってそんななの?と思ってしまうが、いかにも「(瑛太)っぽいなぁ」ってホレボレしちゃう。エンディングテーマはホッコリするけど、オープニングのアニメと曲のかガチャガチャ感も良き。


すべて忘れてしまうから


初回から不思議な世界観のドラマ。昨年Disneyプラスで配信された、原作は燃え殻さんのエッセイ。阿部寛が作家さんの役で、行方不明の恋人を巡るミステリー。恋人の姉が何故かいつも眼帯をしているのが不気味で不思議で可笑しくて、その姉から何故かお金をせびられちゃうのが面白い。月謝袋みたいな封筒にお金入れて渡してはハンコもらってた。阿部さんが通う“BAR灯台”のスタッフにCHARAさんやクドカン、青木紬くん。ここがとても居心地が良さそうで、こういうお店が近くにあったら通いたいなって思いながら見てます。青木くんは良い人からちょっとヤバい奴まで演じられる若手のホープ、とても気になる俳優さんです。毎回エンディングに本物のアーティストさんがライブやってるていで歌うのが楽しみ。三浦透子さんの歌が良すぎてプレイリストに入れてしまったし、ドラマの音楽を担当しているTENDREさんを始め、ヒグチアイさん、paionia、ROTH BART BARON、七尾旅人さんなど、カッコいいアーティストさんばかりでワクワク。もちろんCHARAさんも歌います。

ミワさんなりすます


はっきり言って、今や私も俳優・八海崇やつみたかしのファンです。あ、八海さんというのは堤真一さん演じる国民的俳優さんなのだけど、とにかくやることなすこと全てカッコいい。松本穂香さん演じるミワさんは八海さんの大ファンの映画オタク。別のミワさんになりすまして八海さん宅の家政婦をしているのだけど、いつバレるのかハラハラ、バレたらバレたで今度は八海さんとの関係にドキドキ。怖い人かなと思ってたマネージャーさんや他の家政婦さんたちが意地悪じゃないとこが安心だし、高岡早紀さん演じる大女優さんがとにかく可愛くて何気に八海さんとミワさんの仲を取り持とうとするのが嬉しいし、映画オタクなことがいろいろと役に立って再三ミワさんの危機を助けるのも爽快。毎夜15分の楽しみな時間です。


最後に、時をかけるな恋人たちのオープニング曲と、三浦透子さんの曲を貼ります

オープニングでは一部しか流れないので、通して聞くとこんななんだ、って思いました。↓



ドラマではアレンジが違っていて、もっとカッコ良かったです。↓


偶然、紹介したい曲のタイトルが『ドキドキする』→『おちつけ』になってた、このストーリー性が密かに嬉しい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?