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ドイツ旅行記⑧

今日は、ミュンヘン最終日。
ドイツ料理を食べにレストランへ。

日本語メニューがあって、観光客にはありがたい。すごくフレンドリーなおじいさんがウェイターだった。とてもチャーミングで、君いいねとか、これがイチオシとか、とにかく声をかけてくれる。

本当は牛カツ(ヴィーナーシュニッツェル)を食べようと思っていたけれど、豚のローストがおいしそうだったので、そちらを注文。
ビールはおじいさんのイチオシを小さいのでというと、わかるよ小さいだろと言い、本当にちょうどいい大きさのグラスで持ってきてくれた。

小さいのを注文したくても500mlが最小だったり、周りは普通に1Lのジョッキを頼んでたりするから、こういう気遣いが、本当にありがたい。ビールもたくさん飲みたいけれど、ビールだけでお腹いっぱいになってしまうから。

日本人の接客慣れしてて、
こちらのニーズをわかってらっしゃる。

豚のローストも届いた。

お肉おいしい!しっかりお肉食べてるけど、硬すぎずやわらか過ぎず、皮がパリパリでそれとの相性抜群!脂っこくなくて、食べやすい!ソースも意外にさっぱりしていて、パクパク食べられる。

おいしい?と聞かれ、
Lecker!(おいしい)
とドイツ語で答えると、喜んでくれた。
私の知っているドイツ語、これですべて使えました。

ドイツ語、ちょっと勉強しただけだけど、とても役立った。
何より伝わることが、嬉しい!
すこしだけ、わかることが楽しい!

デザートも注文。
アップルフリッター(リンゴを揚げてシナモンパウダーをかけたもの)もおいしかった!
熱々のあまいリンゴに、アイスをすこしのせて食べる。揚げ物だけど重くなく、ペロッと食べられた。

おいしかったー!
おじいさんがもう、愛嬌があって素敵。

今日の晩にも来てよ、僕は◯◯。来てくれたら…と話してくれた。
今日日本に帰るんだと言うとがっかり。
でも、会えて良かった!と伝えると喜んでくれた。

素敵な出会いだった。

ミュンヘンの広場をすこし散策。

青空だと、また違った雰囲気になる。
綺麗。

ミュンヘンからフランクフルトへ。
ICEに乗り込む。
時間になっても動き出さない。
となりの人が、どこかへ行き、戻ってくると、5分か10分で動くと教えてくれた。
子どもの声が響いたり、電話の声がする度、舌打ちやため息をもらす彼女。
たしかに、Psst(シーッて意味らしい。静かにしなきゃいけない車両)なのだけど。真面目な人なんだろうなぁ。
隣で編み物をし始めた。大きい靴下に見える。
クリスマスのプレゼント入れだろうか。孫がいてもおかしくない年齢に見える。新幹線に乗りながら、編み物をする女性。日本だと、あまり見かけない光景。スーツを着たビジネスマンばかりの新幹線が、それこそ日本らしいのだろうか。

フランクフルト空港に到着。

今までも観光地ばかり周っていたから、色んな国の言語(スペイン語、フランス語、イタリア語、英語、中国語、韓国語、まれに日本語)が聞こえてきたけれど、国際空港ともなると、より一層、国際色豊かになる。

空港で、シメのドイツビール。

ドイツ旅行は、今日が最終日。
バイバイドイツ。

すこしさびしい気もするけれど、今度は、初夏か、夏の終わりあたりの季節になったら来よう。

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