「売上げ」より「利益」が大事。

こんばんは。さいごうです。

先日も書きましたが、

近所のドコモショップとの

コラボが実現しました。

しかも、「最低支払い金額を保証するので、

お店のイベントの日に出店してください」

とのこと！

どうしても飲食店は、

季節や天変地異などで

客数の波が出てしまうため、

当店でも毎年落ち込んでしまう

冬場のテコ入れをしているところです。

そんな中でこう言ったお話をいただけるのは

とってもありがたいことですね！

ぜひ継続して良いお付き合いが

できるようにしていきたいと思います。

さて。今日はお店を長く続けていく上で、

もっとも大切な利益の話をしたいと思います。

飲食店は材料の仕入れをするため、

どうしても原価率をが気になってしまいますね。

そんな中で繁忙期などに売上げ上がったぞ！

と思っても、最後に計算したら、

手残り(利益)少な！！！

ってことはよくあるのではないでしょうか？

うちも祖父の代から商売をやっていますが、

以前祖母と話をしていた時に

(祖父はずっと前に亡くなっているので)、

「”お店をよくするためには客数を増やしていくのが良い”

と昔から言われる」的なことを言われました。

あなたもそう考えているんじゃないでしょうか？

そして、なかなか増えないどころか、

何より利益が残らなくて苦しい状況になっていませんか？

実はこの考えは、

「人口がまだまだ増えていた時代」

「周りに今よりもライバルが多くない時代」

そんな時代だから通用したビジネスモデルと言えます。

今は何より、「お店にいくらお金を残すのか？」

つまり、店舗利益を最重視した事業スタイル

をしていくべき時代になっているんです。

では、なぜ客数を増えしていく店舗経営が

時代遅れかというと、

まずもってほとんどの経営者は、

値下げ販売して客数を増やそうとしますよね？

そうすると、一人当たりの利益を減らしつつ、

客数が増えていくことになります。

だけど、客数が増えれば増えただけ

こんな問題に直面してきます。

■商品の販売個数が増え、仕入れ量が増加する
※大手と違って多少仕入れ量が増えたって、仕入れ値は下がりません。

■売れ残りによる廃棄のリスクが増える

■同時に人を入れて、人件費、採用費用も増える

■不特定多数の人が来店するため、クレームのリスクも増え、

その対応にも追われるようになる。

などなど、売上の伸び以上に費用が増えてくるのです。

つまり、客数が伸びたとしても、お客さん一人当たりから

得られる利益が低いので、儲けがなかなか増えないのです。

また、客数が増えてくれば、

自ずと安売りハンター、クーポンハンターの

比率も増えてきます。

お店や商品の魅力以上に、

値段でしか商品価値を判断してくれない方が多くなると、

■定価では滅多に購入しない

■お店の利益(お金だけではありません)に考慮しない

■お店の雰囲気を壊す

■文句ばかり言う

■他の優良顧客が損をする

という方や状況がどんどん多くなってきますよね。

しかし、”全てのお客様に満足を与えないといけない”

”お客様は皆平等に対応しないといけない”

という間違った考えをしている方は、

【全ての方を満足させることなどできない】のに、

こういった方たちにも満足を与えてこそ

本物の経営者だと誤解をしています。

「だけどお店の利益を増やすには、

お客さんからより多くもらうことになるでしょ？

値段を上げるとお客さんが来なくなりませんか？不安です」

これも以前の記事で書きましたが、

お客さんは値段でしか商品を判断していない方

(そんな方滅多にいないと思いますが)でない限り、

買う理由が「安さ」しかないから、安い方を選ぶのです。

つまり、お客さんがあなたのお店から”買わなければならない”

理由をたくさん用意してあげれば、

値段は判断材料の基準を大きく下げてくるのです。

例えばカフェを経営している友人は、

現在コーヒーは770円の値付けをしているそうです。

高いと思いますか？でもこう説明されたらどうでしょう？

「店主が何十件も回って試飲をして、

これだ！という厳選した豆を使い、

1杯1杯丁寧に淹れております。

そんなこだわりのコーヒーを、

40分間はおかわりしてお飲みいただけます。」

一度飲んで見たいと思いませんか？

ぜひ兵庫県まで足を運んでくださいw！

利益重視の販売スタイルと聞くと、

自分の儲けだけを優先して、

法外な値段をつけて搾取しようとしている。

なんてバカげた勘違いをされる方が

未だに多くいることが残念ですが、

実は全くそうではなくて、

あなたが一番得意なこと、

力を発揮できることに絞り込むことで、

その商品を心の底から気に入っていただけるお客様に

より多く提供していくための販売方法だということです。

また、自分の私利私欲を優先し続けたら、

幾ら何でもお客さんだって気がつきますよね？

あなたが儲けたお金はそんな私利私欲のために

使うのですか？きっと何度も来店してくれる、

ファンになってくれたお客様へのサービスに使ったり、

周りで困っている人に使っていきたいと思いませんか？

だから一時的に儲かった金額の数字は、

こうやって考えてみませんか？

【お客様を幸福にした指数】だと。

さいごうみつたか

利益を残していくスタイルを作ることは難しくはありません。

あなたの販売スタイルの確立を一緒にお手伝いさせてください！

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