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キャリア教育は原体験創出から

ヨシミツダです。
大人になればなるほど、キャリアについてよく考えるようになりました。
しかし、なぜ子どもの頃にキャリア教育はないのでしょうか。今日はそのことについて考えてみました。

幼少期にキャリアって?

将来どんな風になりたいのか、小学生がなりたい職業ランキングは毎年調査されていますが、漠然とした憧れで回答している子どもがほとんどではないでしょうか。
そういった回答に影響を与えるのは、身近な家族の考え方や、テレビやネットなどメディアの影響を大きく受けている気がします。
そもそも、いろんなことを考えて理解するための素地を勉強している時期なので「キャリア≒将来の働き方」がなんなのかをイメージするのは困難なのではないでしょうか。
かくいう私も小さい頃は、親から公務員になりなさいと言い続けられてきました。(なりませんでしたが。)
では、今までのように就職するまでは、学校の勉強を頑張っていればそれでいいのかというと、私の経験上、違うかなという気がします。

輝いてる人は具体的なイメージを持っている

私が大人になって出会った輝いてるなと思う人は、自身でキャリアという言葉を使っていなくても、より具体的に動くイメージを持っていました。
いわゆる「年収2000万以上とか、外資系コンサルタント」という、少しぼんやりしたBeのイメージではなくて、「こんなことをやってみる、こんなことを試す」というようなDoのイメージ、しかも割といつかやるというより、近い未来にすぐやる、もしくは、もうすでにやっているという方が輝いてる印象があります。
今いるポジションは、そのついでという印象です。
こういった人になるには、どんな教育が必要なんだろうというようなことを考えたりしていました。

偉大な建築家の原体験

そんな時に著名な建築家の人の幼少期の体験として、自身が幼少期の時に建築物をみて抱いた強烈な憧れが建築家になろうと思った原体験になっているという話を聞いて、やはり幼少期においてはリアルな原体験こそが、キャリアを考える道になるだなと納得しました。

なるべくリアルな仕事を身近でみて、何かを感じてもらうことこそが子どものうちにできることなんだなと。

誰かのイメージを手放す

例えばうちの小学生の息子は弁護士になりたいと言っていますが、なんの仕事をしているかよくわかっていません。なんとなく高収入で、他人から一目おかれるのだという話を聞いて、とりあえず言っているのでしょう。
しかし、これは別に普通のことで私自身も子どもの頃は、同じでした。
ここから、一歩進んで、強烈に憧れるような仕事を自分の人生の一部にするには、大人が協力して原体験を創出してあげること、そしてそこで得た一次体験で憧れをアップデートしてもらうことが必要なのではないかなと思います。
子どもは、大人が思っている以上に、今いる場所からいろんなことを感じとっています。

今憧れている仕事があるならば、実際にその職業の人に合ってインタビューすることで原体験の解像度は深くなっていくはずです。

ということで今度息子を連れて裁判所に行ってこようと思います。

息子がどう変わったか、感想はまた共有したいと思います。
ではまた。

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