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東京桜さんぽ/皇居外苑

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普段なら歩こうとは思わなかっただろうけど、どうしてか気が向いた。なんとなく春の麗らかな陽気がおいでと言ってくれたのかもしれない。

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柳越しの桜。

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お堀の向こう側の桜は遠い。
だからなのか、全体的に荘厳な雰囲気を醸し出している。

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堅牢な建築物を見ることも好きだ。
新緑が目に眩しい。

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舞う桜を撮るには技術が足りていない。
そして、吹いてほしいときに風はなく。

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皇居外苑は久しぶりに来た。もしかしたら桜の時期は初めてだったかもしれない。
歩きながら、お堀と桜のコラボレーションを静かに楽しむ。
周りはそう静かでもなく、人も多くて割と賑やかだ。

時々、わたしと同じようにひとりでカメラを構えている人がちらほら落ちている。

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夕陽色に染まるソメイヨシノ。

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当時の人は、この大きな石をどうやって運び、どうやって積み上げていったのか。そして、どうしてこんなにも美しく仕上がるのか。人の手が造り出すものの偉大さが、わたしは好きだと思う。

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楠木正成像。
(と書いてあった。勉強不足で存じ上げなかった)
あとから、馬に乗っている銅像はその馬の足が何本上がっているかどう亡くなったかが分かるようになっていると聞いたが、真偽のほどはどうなのか。ただの都市伝説かもしれない。

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仁王立ちするムクドリ。

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馬のおしりに桜。

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広々としているから、人がいても密というわけでもなく、のんびりした空気が流れていた。

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夕焼けシルエット。
偶然にも鳩が飛んでいるところが写った。

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道端の椿。
カメラを持っているときは、不審者のようにキョロキョロしているから、きっと端から見たら変な人に見えているのだろうなと思うこともある。

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この日は、帝国劇場から大手町まで歩いてみた。

本当は、友達と舞台を観て高揚感を分かち合いたいし、満開の桜の下を笑いながら一緒に歩きたいけれど、全部を我慢してひとりで歩く。
手を取り合って、笑いながら歩く人たちがそこら中にいて、それを羨ましく、どうしてわたしひとりでいるのだろうと、ふとしたときに悲しくはなるけれど。

ひとりで散策することが嫌いなわけじゃない。
その時間もたしかに好きなことのひとつだったけれど、それは当たり前に人に会えていたからこそなのだと思い知る。



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