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アニル・セス「なぜ私は私であるのか: 神経科学が解き明かした意識の謎」

  • 動物機械論(私たちが世界や自分について意識的な経験をするのは、体を通して体がある故起こる)の提唱

  • 知覚内容とはトップダウンの予測であり制御された幻覚との主張

  • 予測は未来のためだけでは無い

  • ハードプロブレムは問題の立て方に問題があるため、リアルプロブレムに変換すべきであるとの提起

  • IITの素晴らしさと限界が提示され、フリストンらのFEPと予測誤差最小化の接続について述べられる

  • 機能主義については懐疑的不可知論の立場

  • AI倫理については、欧州的価値観なのか警鐘多し「いたずらに作りたいからと言って意識を作るな」

  • 「"自分である"という経験、自分の周りの世界の経験は、同じ知覚予測原理の異なる表現である, (この)現象性の違いは,予測(モデル)の種類の違い」

    • 意識と生命の関係は、意識と知性の関係とは異なる

      • 後者は過大に関連アリとの評価をしてしまいがち。 自然の中の私たちの位置付けとは...自然とは?

なぜ私は私であるのか: 神経科学が解き明かした意識の謎




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