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【SAGOJO】熊野のTENJIKUが天竺すぎた。

こんにちは!みとりっぷです!

今回は、TENJIKUに行ってきた話を書こうと思います!

いや、テンジクてなんやねん!
天竺?は?

って声が過去のぼくから届いているので、そこから説明しますね〜!

TENJIKUとは?

説明しよう!

TENJIKUとは、SAGOJOという会社が提供しているサービスのひとつ。
全国に点在する拠点(主にゲストハウスなど)の宿泊費を無料にする代わりに、サゴジョブと呼ばれるお仕事(地域のお手伝いやSNSでの発信など)をしつつ地域の方々と触れ合えるもの!

といった感じです。

...なんか珍しいでしょ?


ちなみに、SAGOJOさんでは他にも色々なお仕事がありますよ!

金銭が発生したりするものもありますが、ぼくはまたTENJIKUしかやったことがないです。


熊野があまりにも天竺だった。

で、ここからが本題。

ぼくは今回和歌山にある熊野という地域でTENJIKUを遂行しました!


和歌山県田辺市の山の中にあるゲストハウスはてなしというところにお世話になりつつ、おかしな経験を積むことができましたね~

わかりやすく言うと、吉野の山の中にある場所。奈良県と三重県と和歌山県のちょうど境の近くにあり、熊野本宮がすぐ近くです!

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熊野本宮がもとあったとされる大斎原
(ゲストハウスから車で7分くらい)

もうこれがわけわかんなくて刺激的すぎて、面白かったのでそっくり共有します!

変なヤツしか出てこないな~と読んでもらえたら幸いです笑

TENJIKU 1日目

まずは福井から出発!

朝5時すぎに出て、ひとまずゲストハウスに挨拶をする。

こんにちは~

ってな感じでゲストハウスの人と軽く説明なんかをしてもらって、本日のサゴジョブは...


知らない人の結婚式に行きましょう!!!


...は?笑

開口一番、わけがわからないよ。行っていいんですか?と聞くと、誰でも参加OKなカジュアルなやつのようす。


それでなければ危うく飲食店のバイトになり、あまりにもありきたりなのでもちろん結婚式へ。

というかパーティーですね。新郎新婦やお客さんたちが来るまでに準備をお手伝いします。

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なんやかんやあって、ぼくはバーベキューの火おこし担当に。

ま、着火剤と炭を使って火をつけるだけの簡単なお仕事。番をしていると、続々と熊野の人たちがゾロゾロ。


少し暇になって、中に入る。ゲストハウスを経営している森岡さんという方が司会をしていて、そろそろ始まるっぽい。

早速ビールをもらいつつ、動画も撮影したりしていました。


てか、一体誰なのかほぼ誰も知らないヤツがカメラ回すのもおもろいよなあと俯瞰しながら撮影。

時々つまむ寿司とか肉がうますぎる。笑
熊野牛のBBQに、本気のマグロやサーモンなどの寿司が無限に出てくる。


さすがに食べっぱなしにはできず、動画とりつつだけど、ほぼ参加してタダメシ食らってる状況になってた。意味不明だ。笑

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そして派手ハデなシュークリームタワーが来た!すげぇ!

近くのシューってシュークリーム屋さんらしく、他のお菓子もそれはそれはうまい。すごい。

ケーキ入刀とか普通にパーティーは進みつつ、ぼくは遊び同然の感覚。笑

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写真奥の白い衣装の方が新婦さん。
ちなみに、手前の黒いTシャツの人が森岡さん。

施設の中にあるバーでカクテルも飲みながら、もうずっと遊びやん。

BBQとかしながらも、いろんな人が話しかけてくれる。TENJIKUを知っている人もいれば、知らない人もいるけど、みんな事情を話しても顔色ひとつ変えない

珍しい人間は逆に会社員のようで、ぼくが「会社員です!」というと例外なく全員のけぞる。そこじゃないだろ。ポイントは。


で、みんなに「全市区町村めぐる旅をしています~」といっても大したリアクションもない。
耐性強すぎ。なんなんだこのまちは。

しかも、なかには以前全市町村に訪れたかつおさんに会ったことがある人もいた。ここでかつおさんの話ができるとは...

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せっかく熊野に来たし、宴もたけなわ感が漂ってきたのでひとりで周辺を散歩。

曇りでなんにも見るものはないけど、十分すぎる。幸せだ。
ちょっと歩いただけで、ここに移住者が多いことが理解できた

といっても説明はうまくできないけど、人をとどめる魅力がこの町にはある。

話すひとほとんど移住者だったけど、頷けすぎてぼくの首は取られてしまったみたい。

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戻ってきたら、森岡さんとはてなしにいるメンバーがなんか遊んでる。

ぼくは大人の人としゃべるのも好きなので、いろいろ聞いたり話したりしてた。


新婦さんが話しかけにきてくれて、どこかで会ったことあったかな~と思ってたよ~とか言ってたけど、ありませんよ。すみません。笑

でも一切排他的な雰囲気は無いし、それどころか超きさくに話をしてくれる
スペック高すぎて草。

どうやら夫婦の出会いは熊野古道らしい。

熊野古道を歩くために仕事をやめ、一緒にまるっと歩いたら付き合って、そのまま結婚したとのこと。


...いや、意味が分かりませんよ?

そんなことはないから。笑


旦那さんは松尾芭蕉が好きらしく、ぼくの話にも興味を持って聞いてくれた。おもしろい人がおるもんや。

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追加の寿司とかを食べつつ、同年代のみんなでトランプとかゲームをしてた。

久しぶりだなぁこの感じ。親戚の集まりに違和感なく入れたみたい。これは旅やめられんよ。沼すぎる。


ちなみにおいらは帽子かぶって笑ってるやつ(画面右端から2番目)です。最近ずっと松尾芭蕉の恰好だから、違和感ある人もいるのかなぁ。

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おひらきにして帰り道、みんなでなつかしいアニメの話題とかでもりあがりながら見た自販機が超よかった。

これはたくさんの記憶がよみがえってくる。人生だなぁ。

TENJIKU 2日目

おはようございます!2日目でしゅ!

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泊まった部屋からの眺めはこれ。でかすぎ。

曇っているのはちょっと惜しいけど、これはこれで神秘的でいいよ。


今日はお片付けを手伝って(行ったら終わってた)、せっかく熊野まで来たから大斎原だけ観光しにいく。

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駐車場のそばにあった石。なんか知らんけどかっこいい。

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熊野本宮があったとだけあり、かなり厳かな雰囲気。

19世紀の終わりに水害にあって引っ越し。それまでは、今の8倍の規模があったみたい。

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これは日本一でかい鳥居

鳥居を支える足?だけでぼくより背が高い。ダイナミックすぎかて。

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で、帰ってきたらごはんを食べつつわりと作業してました。こんな写真いらんやろけど、曇りだし仕事くらいしないとね~


そして、夕方に福井に向けて帰りましたとさ。

熊野の人たちは超バグってた(もちろんいい意味)

いやぁ、おかしかったなあ。

考えれば考えるほど、変な世界だった。笑

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このおばさんは超タフガイ。熊野古道はいくつもルートがあるんだけど、全部徒歩で制覇したらしい。旦那さんとだから、二人そろってバグってる。笑

しかも中学生が崖から川に飛び込んでるのを見て、自分も行ける!と思ったらしく飛び込んだりもしたらしい。頭沸いてるやろ。笑

で、無事腰を骨折。笑
私の体じゃ耐えられなかった~とかってヘラヘラしてた。強い。そんなやつおらん。笑

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最後ははてなしにいたみんなと写真を撮ってお別れです!

大いに楽しかった!また行きたいなぁ


最後まで読んでくれてありがとうございました!

これを見て、わけのわからない世界が日本にあるんだとか、行きたい!と思ってくれたら幸せです!

スキしてね~
みとりっぷ

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