人生の悩みは、おばあちゃんに訊け

このところ、更年期なのかなあ自分。なんかたいへんなんです。

朝もなんだかだあったあと、向かった先は「チケン」の仕事。地域権利擁護事業。近所のお年寄りなど手伝いが必要な方のお宅に訪問して、お金をおろしたり、郵便を一緒に確認したりします。行政書士の仕事ではなく、いわば地域のボランティア（ただ雇用契約なので、年収2万くらいの源泉徴収票を毎年もらってます）。社会福祉協議会がやっている事業です。

一人暮らしの女性の方のお宅に、月に1回1時間訪問してるのであります。

さて、バタバタと業務を終えた後、この仕事を終えたらどこにいくんだいなんて聞かれている中で、尋ねてみた。

このごろ、いろいろうまくいってないんですけど。
どうしたらいいですかねえ。

彼女はじっと私の顔を見据え、しばらく考え、真剣な表情でこう言った。

そういうどきは
優しく言うだ。
つかれたでしょう。
疲れたべ、って冷たく言ったらダメだ。
優しく言え。それならタダだ～。

ありっ、わたし、なにゴチャゴチャ、いらいらしてたんだっけ。
なにかが吹き去ったように感じたのだった。

やってみろ～。

人生の先輩の知恵袋はすごい。

また、聞いていいですか。

また来てな～。

来月も彼女が元気でありますように。わたしは祈るのだ。