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1/3. 「最盛期」

写真からわかった方もいるかもしれませんが、今回は「自己肯定感」の話です。しかし、自己啓発本あるあるの「こうすれば自分を好きになれる!」みたいな内容ではなくて、どちらかと言うと、自分の経験を長々と綴った、「自己肯定感って本当に上がらないよね〜」という内容のものです笑。

このnoteを書くにあたり、「私と自己肯定感」に触れないと始まらないんですけど、これが1番難しいんですよね…。以下に綴る内容は、多くの人が見ていた私、私に対して持っていたイメージ、とは離れている可能性が大きいです。それで敬遠されてしまうんじゃないか、と不安で仕方がないんです笑。しかし、その不安以上に、これを書くことによって誰かに何かしらの影響を与えられるかもしれない、そして、こんな私の側面を知っても、私のこと好きで居続けてくれる人はきっといる、よね、という高慢な期待に身をかけて、書くことにしました。

とても長い文になってしまいましたので、3つに分けて投稿しました!
最後まで読んでいただけたら嬉しいです!(:

phase 01.「最盛期」

中1まで、私はどちらかと言うと人の目を気にしないタイプの人でした。思い返すと、着てる服はダサいし、体型はぽっちゃりだし、言動も自由気まますぎて、人に迷惑をかけることも少なくありませんでした。それで悪口を言われることは多かったですが、その時は「仲良い友達は自分のこと好きだし、楽しいからよくない?」精神でした。しかし、中2に上がり、思春期真っ最中に入って、その精神は180度変わりました。

思春期に入り、人目を気にするようになった私は、見た目に少し気をかけるようになり、自然と体重を落としたり、服選びに力を入れるようになりました。これは特別なことではなく、思春期を通る多くの人が経験することだと思います。しかし私の場合、それがどうなってこうなったのかは全く覚えてませんが、見た目大改造が急速に加速して行ったんですよね。「可愛い」とか褒められて嬉しくなったのかな(単純だな)。何をやったかと言うと、ダイエットダイエットダイエット!お肉、炭水化物類は大体抜くという無知識な食事制限の上に、毎週土日はランニングとプールで運動していました。結果、9キロ痩せた上に運動神経はちょっと上がりましたピース。眼鏡を外し、髪の毛や服にも気を使うようになり、めちゃくちゃ「変わったね」「垢抜けたね」と言われ、小学校の人からは「整形した?」とも聞かれました笑。そして、時期が重なっただけなのか、容姿が整ったからこそなのか、成績は良く、部活で活躍するようになり、友達は増え、恋愛面もうまくいっていました。毎日が超幸せハッピーで、この時期のことを友達の中では「最盛期」と呼んでいます笑。
しかし、やっぱりこんな「完璧」な状態の裏には必ず疎かになるものがあるんです。私の場合、それは「家族」と「体」でした。

このような「完璧状態」を保つにはそれなりに「努力」はしないといけなくて、勉強、運動、部活のワーク、ダイエット、SNS、全部完璧にこなさないといけません。最後の「SNS」でどういうこと?と思われる方もいるかもしれませんが、インスタで自分を良く見せることはもちろん、他の人が何をしているのかを常に見ている、そして通知がぴこぴこ鳴り止まないLINEに常に返信する、という毎日でしたね笑。

こう書くと「無理していた」「努力しすぎ」と思われるかもしれませんが、それは違くて、精神的には全く無理していませんでした。勉強も、運動も、部活のワークも、ダイエットも、SNSも、全部楽しくて好きでやっていましたから。いや、「完璧状態」でいることが好き、というより「完璧状態の私を周りが好きでいてくれる状態」が好きでした。でも、これら全てやりこなすには「時間」が必要なんです。そこの面で思いっきり家族を犠牲にしました。家事は全くやらない、部屋から出るのはご飯を食べる時とお風呂に入る時だけ、自分のことに熱中して親と全く喋らない、喋った時は反抗期ということもあって八つ当たりしたりひどいセリフを吐いたりしちゃっていました。

これに関して、私の親は「家事をしろ」だの一切言いませんでしたが、夜になっても課題やら部活ワークやらが終わらず夜更かしする日が続くとめちゃくちゃ怒られました。「お前は全部できるキャパないんだから何か減らせ!」ってよく言われましたね。そして当時の私は「は?全部やりこなしてみせるし」と思いっきり反抗していました^^。また、スマホを手放せないSNS依存っぽい状態になった時は、感情的になった母にスマホをバキバキに壊されたこともありました笑。その何日か後に新しいスマホを買ってもらいましたが笑。あとは、体重を過剰に気にしていた私は母の作ったお弁当を毎日捨て、代わりにコンビニで買った野菜ジュースとかをお昼ご飯にしていました。しかし、親って怖いですね、バレるんですよこれが。十何回かバレてしまい、その度に母はすごく傷つき、もうご飯作らないから、ってよく言われました。しかし、それが実現することはなく、毎日具たっぷりのお弁当が用意されていました。

私の親は、パソコンを取り上げたりスマホを取り上げたり、ご飯食べてるか監視したり、「禁止する」「強制する」ということは一切しませんでした。いや、しようと思っても最長で5日間しか続きませんでしたね笑。そのおかげで自分で気付けたことはたくさんありました。

そしてもう1つ犠牲にしたもの、それは自分の体です。あんな不健康極まりないダイエットをしていた上に毎日睡眠時間5時間日々でしたから、そりゃあ体は被害を受けますよね…。当時の私は、私元気だし!!と全く体に気を使っていませんしたが、今振り返ると、週1ぐらいで貧血を起こして倒れていたあなたは全く元気じゃありませんって言ってやりたいですね笑。
また、生理が1年間ぐらい止まっていて、それを見極めた母に産婦人科に連れて行かれました。その時、お医者さんに「将来子ども生めない可能性が高いです」と言われました。その他にも、成長期真っ最中だったから、身長はもちろん、胸とか骨盤もこれ以上成長しないかもしれない、と言われました。

その時初めて、自分の体がいかにボロボロになっていたのかに気づき、将来子どもを生みたいってすごく思ってたこともあり、思いっきり泣きましたね笑。
生理の大切さを早く知りたかった…。そこは性教育の話になるので控えますが笑

この体への悪影響に気付かされたことで、ダイエットはやめ、それと一緒にこの「完璧状態」が崩れ始めました。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
次は、この「最盛期」から一転して、辛い日々が続くことになる、phase 02.「型」に囚われ続けた半年間です。
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