【小2】Vol.9 母と私の体験記  大事故に遭遇し残ったもの 幼少期

Mitoです。

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https://note.com/mito_meercat/n/n29e9a0dada87

小2のときに交通事故に遭いました。

弟はまだ保育園に通っており、毎日母は送り迎えをします。

ある日、私もお迎えについていきました。

ただ弟はまだ遊びたいとのことで、後で迎えに来ることになりました。
停めていた駐車場で母とママ友が喋っていました。

その時の何気ない会話

「この車はボロイから変えたいなー。交通事故に合えばよいのに。」

とっさに私はその言葉に反応しました。

「そんなこと言ったら本当に事故に遭うからやめて!」

「面白いわねー。大丈夫よ。」

そんな会話をしながら私は助手席に乗り込みました。


その帰り道、1号線との十字路の対角線で赤信号を待っていました。
建物で少し視界が悪い交差点です。
青信号に変わり、
慎重な母はゆっくりとスピードをあげて進みました。

視界が開けた瞬間、私の真横に時速100キロの車が目の前に迫っていました。

避ける余裕もなく、真横から衝突。

”あっやばいかも。”という本能的な感覚と

母の「危ない!」という叫び声はうっすら頭に残っています。


言霊って本当なんだな。



助手席のドア部分は大きく凹み、
車は大破したのにも関わらず、私も母も無傷でした。

というか私が一番危なかったのに
身体はほんとに軽い打撲のみ、MRIも問題なし。

本当に運がよかったと思います。

でも、大人になり心理学を勉強してからわかったことがありました。
心には大きな傷が残ってたみたいです。

私は運転免許は取ったものの、
怖くて一度もまともに運転したことがありません。
理由は相手がミスして突っ込んでくるのが怖いから。

母は、自分以外が運転しているときは
「危ない!止まって!」
と過剰な注意喚起をします。

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今思うこと。

もしかしたら当時心のケアをしてもらったのかもしれませんが、
記憶に残っていません。

もちろん母はケアを受けていないし、
私は弱音を吐いたらダメだと思っていたかもしれません。

あんなに衝撃的なことなのにほとんど覚えていないのは
よほど深く仕舞い込みたかったのかもしれません。

そして知らず知らずのうちに
深いトラウマというか潜在意識となって
共に過ごすことになったのかも。

【小2】Vo.10へ続く


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