【水戸】大工町交差点"獅子像"の謎を解く⁉︎「蔡國強」と「アートセンターをひらく2023地域をあそぶ」
ここは、水戸市大工町の交差点。
水戸一番の繁華街近くにある交差点で、多くの人や車が行き交っている。
水戸の人たちにとっては見慣れた風景の一部になのかもしれないが、ガソリンスタンドの前の大きな"獅子像"は、やっぱり気になる。
獅子像の由来などを記した銘板などは見当たらない…
ネット検索してみると、この獅子像は、対になっていて、水戸市内にもう1体あることがわかった。
その場所に行ってみると…
ここは水郡線の高架下。
獅子像がいた。
そして、この地で、獅子像が置かれた謎を解く石碑を発見!
謎が解明した⁉︎
水戸の風水上の「気」を整えるために、鎮物として置かれたのが、この獅子像であった。
この獅子像を手掛けたのは"蔡國強"
現在、国立新美術館で展覧会「蔡國強 宇宙遊ー〈原初火球〉」展が開催されている。(2023.6.29〜2023.8.21)
この展覧会の開幕に先立ち、6月26日、蔡國強による「白天花火〈満天の桜が咲く日〉」が福島県いわき市の海岸で行われ、ピンクの煙が立ち上る場面が話題となった。
"蔡國強"は、火薬を使って描いた絵画などで知られる現代美術家である。
このnoteの記事を書くため、最近"蔡國強"のことがずっと気になっていたところ…
7月22日、水戸芸術館でスタートした「アートセンターをひらく2023ー地域をあそぶ」を訪れたとき、ある作品と運命的⁉︎な出会いがあった。
そこで出会ったのが"蔡國強"
そしてこの作品!
水戸の馬の背台地の龍脈に沿って龍が描かれている。
左右には、水戸の風水(自然の形勢や「気」の流れ)のことが書かれている。
もちろん、獅子像のことも。
そして、獅子像のミニチュアを発見!
試作品か⁉︎水郡線高架橋下の獅子像に似ている。
いつも見ている大工町交差点の獅子像。
世界的現代芸術家"蔡國強"のアート作品であるとともに、水戸の風水上の「気」を調整するという役割を担う。
プロジェクトの背景を知ることで、獅子像が発するアート作品としての視覚的パワーと、水戸の「気」を整えるという目に見えない神秘的なパワーを感じることができる。
是非、「アートセンターをひらく2023地域をあそぶ」(2023.7.22〜10.9)と大工町・水郡線高架下の獅子像、合わせて訪れてみることをオススメします。
【獅子像の場所】
獅子像① 水戸市大工町2−2−1
獅子像② 水戸市三の丸3−15
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