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宇佐美りん『推し、燃ゆ』を読んだ

intro.

こんにちは。noteではランダムテーマのエッセイ(?)しか書いていなかったんですが、なんかちょこっとしたことを書くのに使えるブログがないんですよね実際。WordPress・はてなブログ・note・FC2と、いろんなブログサービスを使用しているものの、WordPressはお金払って運営しているのでなんかちょっとした感想とか書くのはダメかも、という変な思考を持っています。いや課金しているんだから投稿しまくれよ!って感じはします。まだ2月1度も投稿できていません。チーン。というか読書感想ブログなんだからそっちに書けよ!と自分でも思います。けどなんかnote手軽に書けるようなやわらかい雰囲気があって気になっちゃうんですよ。

ま、そんなこんなで先日、やっとこさ芥川賞受賞作『推し、燃ゆ』を読みました。単行本でも文庫本でもなく文芸誌(『文藝2020年秋季号』)にて。何故とかというと、YouTubeチャンネル「ほんタメ」さんのMCである齋藤明里さんの影響。文芸誌が気になり始めた→齋藤明里さんが「文藝」を推している→よし!収集しよう!というマインド。理由不明なんですけど、ブックオフ(ブックオフオンライン)や他のチェーン古本屋さんでもなぜか「文藝」の古本の取り扱いがないんですよ。ブックオフオンラインだと「文學界」「群像」「すばる」「新潮」は取り扱いがあるのに何故か「文藝」だけ見つからない。どれだけいろんな方法で検索しても見つけられず。なのでフリマアプリ「メルカリ」やAmazonの中古コーナーより収集中。つい昨日も3冊Amazonより注文しました。送料含めずだと1円で売っていたりするのでおすすめ。

本題(感想)

どうでもいい前置きが多くなってしまった。なにしろ2週間ぶりくらいに文字を書いているのでついつい語ってしまいがち。なんか年明けてから仕事が忙しいのもあって文字を打つ気力が湧かなかったんですけど、ちょっと気分を変えて違うサービス(note)を使ってみようと思うとすこーしだけ書く気力が湧きましたよ。やはり何事もはじめてみなきゃ、ですね。

んで『推し、燃ゆ』の感想。元々、中田敦彦さんのYouTubeでこの作品についての動画を何度か観ていました。なので、ストーリーはある程度予習済み。ですが読んでみるともっと楽しめるんだろうな、と多少のワクワクを持って読みました。しかし、まさかの動画で全部完結してんじゃん!ってことに衝撃を受けました。もう読む必要なくね?というくらい全部動画で言っちゃってる!たしかに純文学ってネタバレがあろうと関係ない作品が多いってのはわかりますよ。どんでん返しがあるわけではないですし。でも読む楽しみ、のびしろ無いじゃん!って感じでした。

エンタメ作品ではあるものの、『明け方の若者たち』は映画を先に観ていましたが、あとで原作小説を読むと映像化ではカットされているようなエピソードがありとても楽しめました。そういうネタバレはアリだと私としてはみなすのですが、今回はうーむ、といったところ。まあ何度もYouTubeを観ている自分が悪いのですが。

他の方の『推し、燃ゆ』感想を読んでいて思ったのが、「私は今まで、そこまでのレベルの推し活をしたことがないのではないか」ということ。

私は15歳頃からKinKi Kidsの堂本剛さんのファンになりました。同性のファンが多いことで有名な堂本剛さんですよ、ええ。先日の百田夏菜子さんとの結婚は正直、複雑な気持ち、というか未だに認めてない。なぜ年下のアイドルと結婚なのか。という感じではあるのですが、かれこれ20年近くファンではあるものの、ファンクラブには一度も入ったことがない。というかCDに関しても全てを買っているわけではない。むしろお前、本当にファンなのか?ってレベルかもしれません。

ただ、一筋なファンという形ではないんですよね。なんていうか、少し年上の人生の先輩兼ファッションリーダー的な憧れの存在的ななにか。手が届きそうで届かない存在、みたいな。いや、そこまで庶民的でもないな。とにかく、推しのためならお金いくらだって出す!みたいな熱心な感じではない。むしろ無料のテレビで観られるMステやバラエティ番組は観る、って感じのレベル。そしてハマっている間はガンガン歌を聞きまくるし歌いまくるんだけど、そうではないときは全く聞きもしない。というかここ10年くらいのシングル曲は歌えないやってレベル。いやもうこれ思春期にドハマりしていた余韻がずるずる続いてるだけやんって感じ。

いざこうして書いていたら本当にファンか怪しい感じしかない。でもずっと憧れてはいるんですよ?ZOZOコラボの服も存在は認知してますよ?でも高いし堂本剛になれるわけじゃないので買いませんよ?というか結婚してるし子どももいるからそこまでお金出しませんよ?

聴きたい曲はiPod touchで or 公式YouTubeで聴いてますよ?ってレベル。たしかに『推し、燃ゆ』主人公のあかりさんとは全然お「推す」という概念から違うわ。そら全然違うわ。

あと全然関係ないけど昨日、子どもと公園行ったら映画の撮影?みたいなんしていて興奮した(多分学生だけど)。

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