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にほんてきってなんだ?『tattva』 Vol.2を読んだメモ

ビジネス&カルチャーブック『tattva』を読んだメモ。

政府主導によるイノベーション推進。
企業家としての国家。人類を月に到達させるという目標のために官民一体となった。
それから市場原理主義の時代に。
サイバー国家の運動。自立分散型組織。
日本人は海外の文化をうまく加工し本場より優れたものものに作り替える能力が高い。
西洋文化の至上価値は哲学や思想の知。
日本が大切にするのは美意識。
日本人の大きな規範は、世間やあの人にどう思われるかということ。罪より恥が支配している。それは他者への配慮、思いやりがあるとも言える。
日本人が重視するのは「気」や「間」、つまり感覚的な調和感。
ロジックや数字に頼るのではなく、日本が元々持っていた美意識という強みをグローバルな社会で活かす。
日本の美意識は、
細部に全てが含まれる
関係性を大事にする
内側に潜むものを感じ取る
全体を想像させる
隠すことで誘う
つくらずにつくる
始まりも終わりもない
あえて壊すことで生み出す
西洋の建築の原点は洞窟。日本は柱。心の拠り所としてスタート。日本は次に屋根と床を作る。そして床で食べたり寝たりする。
西洋は家具が落ち着く場所。だから、日本の家は家具に近い。よって西洋は公と私を空間的に分けて考えるが日本はそこが曖昧。だからこそ良い価値観を育てたのかもしれない。
日本の伝統芸能は、常にお客さんと向き合い変化していた。確固たる技術があるから破壊的創造を恐れずにいられる。
失われて気づくありがたみでは遅い。「いつか」は「いま」である。
モノ消費の時代から、コト・イミ消費の時代へ。
日本人は他者への畏怖や尊敬の気持ちが強過ぎて自己肯定感が著しく低い。
一人ひとりの自己表現の延長に地域や社会の活性化がある。
言葉も翻訳されることで変化する
そのズレや余白によって新しい価値が生まれる
もののあはれ、自然と心は移り変わっていくもの。唯一絶対のものなんてない。はかなく切ないと同時に解放である。
そもそも人は分断と衝突のなかで発展し続けてきた。分断があるからこそ文化が生まれる。
情報の選択は基本的な生活能力で教育によって獲得するもの。
正しい情報の見つけ方を学ぶ。それがインフォデミックに打ち勝つ力となる
正しいのは司法。人権に寄り添った判断。
制御するのは法律。
デマを信じてしまうのは知識不足。
あとは集団心理。
価値観の普及は異なる性別や離れた世代、自分とは異なる立場の人に対する理解、融和、気付きのプロセスである。
副業は日本的。農家など、地域に足りない役割の仕事とベースの農業をやってきた。
間が分からない。
間がない人は間抜けと言われる。
昔は明確な決まりがなかった。ルールがないからこそみんなには間があった。
興味✖︎地域貢献の副業のようなチャレンジが今後は文化経済活性に機能していく。
本来ならデジタル上での人間関係はリアルな人間関係のステートメントであっはずなのに、どうやらデジタル上のステートメントこそがリアルな関係の規定になっている。
ペアリングをつけるよりもSNSの共同アカウントを持つということ。

以上


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