東大生が受験生に伝えたい 私立大学の受験に向けて「今取り組むべきこと」と「メッセージ」
こんにちは! 現役東大生の松島かれんです。
いよいよ受験本番が始まりますね。国立大学を受験される方はあと1ヶ月ほど、私立大学を受験される方は、早ければあと数日で試験が始まると思います。そんな今、みなさんの中にはどのような気持ちがあるでしょうか。
私はこの頃、「よし!合格に向けて最後、悔いの残らないように一生懸命勉強しよう!」という前向きな自分がいた一方で、「ここまで3年間勉強してきたことが、たった1日の、たった数問の解答用紙で判断されてしまうんだ……」と焦りや怖さ、緊張に押し潰されそうな自分もいました。この対照的な自分に挟まれ、感情も日々揺らぎ、今思い出しても胸が苦しくなるほどです。
ですが、時間は待ってくれなくて、試験までの残り時間は一秒ずつ減っていきます。そんな今、受験前最後にお伝えしたいことを書き綴ります。
1.受験直前に取り組むべきこと
大学受験では、第一志望の学校学部以外の入試を受験されることも多いのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では、
①私立大学が第一志望で、他の私立大学を受験する時
②国立大学が第一志望で、私立大学を受験する時
という2つの場合についてお話をさせていただきます。
その前に、2つの場合に共通しているのは、各大学、各学部ごとの特徴を踏まえ、「直前期にどのような勉強が必要なのか」を判断することです。私自身、複数の私立大学を受験して、受験校それぞれの特徴を深むのは本当に大事だったと感じました。
①私立大学が第一志望で、他の私立大学を受験する時
まず、私立大学が第一志望で、他の大学や学部を受験される場合、過去問演習をすでに行っていらっしゃる方も多いと思います。そのため、受験直前期には、
という3つのSTEPをおすすめしたいと思います。というのも、様々な大学や学部を受験するときには、各大学の傾向を自分なりに考えてみることが大切だと感じているからです。
改めて過去問に目を通して、自分はどのような問題が苦手なのか、大学はどのようなことを受験生に聞いているのか、この点まで深く考え、各入試に向けた対策を一つずつ行ってみてください。
もし、まだあまり過去問演習ができていなかったら、a.b.c.の順番で勉強を行い、aでは、2〜3年分一気に過去問を解いてみましょう。解けなくても焦らず、自分の覚えてきたこと、身につけてきたことを辿れば、きっと少しずつ解けるようになるはずです。
一方、もしお手元にある過去問を全て取り組み終わってしまっていたら、bとcのみに取り組み、自分の苦手と向き合いながら進めていきましょう。
私立大学では、大学や学部を超えて、過去問と似た問題が出題されることもあります。問題が異なっても、日本史であれば似た時代から出題されたりすることもあります。そのため、解けなかった問題を一つずつしっかり解けるようにしていきましょう。
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