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【受験生必見】夏休みを効果的に使う計画の立て方3ヶ条

みなさん、こんにちは!
現役東大生ライターの布施川天馬です。

いよいよ夏休みのシーズンを迎え、これから勉強に本腰を入れたい人も多いのではないでしょうか? 

とはいえ、まるまる2カ月近い大型の休みをどう扱うかについては、なかなか悩んでいる人も多いはず。

毎日頑張れれば確かに理想ですが、問題はどうやって頑張るか。

毎日続けられるような学習計画を立てられるかが問題です。

そこで今回は、無理なく夏休みを駆け抜けられるような計画の立て方について、3つのステップをお伝えします。

受験生の人はもちろん、今まで計画を立てても上手くいかなかったという人もぜひ参考にしてください。


①逆算しながら計画を立てる

まず、計画を立てるときには、最終的な目標値を設定しましょう。

「自分がどうなっていたいか」から考えて、「そのためにはどのようなスケジュールをこなせばいいか」を考えることが計画づくりの要です。

目標値は、数字で表せるようなものにしましょう。具体的には、「志望校の過去問で50%の得点ができるようになる」とか「○○模試で偏差値65をとる」というような具合です。

なぜ数字で表すかというと、達成割合を確認するためです。

たとえば、みなさんが「勉強ができるようになる」と目標を立てた場合を想定してみましょう。この場合、どうすれば「勉強ができるようになった」といえるのでしょうか?

仮に秋の模試で偏差値60をとったとして、これは「勉強ができるようになった」と判断できますか? 人によって、答えが分かれるのではないでしょうか?

「勉強ができるようになる」では、どれくらいの点数、偏差値をとれば「できる」かが個々人の主観に委ねられてしまいます。ですから、これでは各教科においてどれくらいの進捗を生み出すことができたか確認できません。

一方で、「共通テスト過去問で7割とる」と目標を立てていたらどうでしょうか。

これならば、確認は簡単ですよね。達成できているのか、できていないのか。そして、未達成だったとして「あとどれくらいで達成できるのか」まですべてが見えるようになります。

ですから、目標値は数字を使いながら設定する必要があるのです。


②目標を”タスク”に変換する

目標がたったら、次は何をやるべきか考えてみましょう。

たとえば、「青チャートを1周する」とか「英単語帳を2周する」のように、具体的に設定するのがコツ。

「問題集を一日に○ページ進める」のような細々した目標ではなく、大きな目標から立ててください。日々のノルマは、最終的なタスクの総量から決定されるからです。

この大目標が設定し終わったら、次に中目標として、その月が終わるまでにやるべき勉強量を設定します。

「青チャートの●ページ目まで終わらせる」とか、「単語帳の1,000単語目まで終わらせる」のような具合です。

そして、週当たりのノルマを設定します。月当たりの目標を、分割するようにすれば、どこまで進めるべきか分かりますね。

同じように、週目標が設定できたら、それを7分割して日々の目標を決めます。ここまで設定できれば、一日に何をどれくらい進めればいいかがわかるはずです。

もしも日々の目標まで決めると息苦しくなってしまうなら、週目標までで止めてもいいでしょう。

実際に、筆者は週目標だけを決めて、日々のやるべきことはその日の気分で変えていました。アドリブで変えていきたいタイプの人は、そのようにしたほうがストレスなく勉強できそうです。

『ドラゴン桜2』でも、早瀬と天野がそれぞれのパーソナリティに合わせて勉強スケジュールなどを変える様子が描写されていますよね。

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