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感情保全型東大生が解説!合格に欠かせない過去問の解き方

1.秋以降、各科目の点数を大幅に上げるために大切なこと

こんにちは。現役東大生の松島かれんです。9月に入り、3年生の皆さんは本格的に過去問演習に入っているでしょうか……?

10月になると受験まであと3~4か月となり、一気に受験まで日がないように感じてしまうかもしれません。私は3年生のこの時期、受験までの日数が残り少ないことに焦っていただけでなく、過去問が全然解けず、大学別模試の成績もD判定を取ってしまい、落ち込んで勉強が手につかなかったことがありました。

ですが、そこで諦めたり、志望校を変えることはまだ早いと私は信じています。ここからしっかり過去問対策をして、抜けている基礎の部分も固めていけば、まだまだ成績は上がります。秋以降、理科社会の点数は大きく伸びると思いますし、英語数学国語もまだ大幅に伸びるはずです。

どの科目も点数を伸ばすために大切にしてほしいこと、それが「過去問への取り組み方」です。

「過去問は大学からのメッセージ」とよく言われますが、この言葉の通り、大学によって問題の出題形式や問うことは異なっています。だからこそ、「自身の志望校の問題が解けるようになる」ことが合格において欠かせません。例えば、共通テストで満点を取れる実力がついていても、二次試験や私立大学の試験で点数が取れなければ、合格は難しくなってしまいますよね。だからこそ、過去問をしっかり解けるようになり、試験当日も問題が解ける実力をつけることが非常に大切なのです。

そこでこの記事では「合格に欠かせない過去問の解き方」をお伝えします。

2.合格に欠かせない「過去問」に対する考え方

合格のために必要な「過去問についての考え方」として、今回は2つのキーワードをお伝えします。2つのキーワードとは、

①過去問は最低でも3周すること
②実力が足りないと思っても、9月から過去問演習に入ること

です。

①過去問は最低でも3周すること

まず、過去問は最低でも3周しましょう。過去問演習のスケジュールについては次の第3章に書き綴ったので、ここでは少し省略させていただきます。

過去問を3周以上する理由は主に二つあります。

1つ目に、過去問を何度も解くことで志望校の出題形式や出題傾向を把握するためです。数年分の過去問を何度も解いていると、頻出のキーワードや流れに気付くはずです。当日、過去問と全く同じ問題は出題されなくとも、頻出のキーワードや流れに関連した問題が出るかもしれません。志望校が求める考え方や答え方を身につけることは合格への大きな一歩です。解けない問題は何周もして、しっかり回答できるようにしましょう。

2つ目の理由として、過去問を完璧にすることで安心感や自信につなげるためです。受験において知識面はもちろん大切ですが、試験当日に実力を出し切れる力も大切です。感情保全型の方は、勉強を一つずつ積み上げ、仕上げていくことが自信へ繋がる傾向にあります。過去問も3周以上して完璧にし、「過去問も解けるようになったのだから大丈夫」と自分に言えるようにしてみてください。

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