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みすゞ、静岡のジャイアンに会いにゆく


こんにちは。厳しい暑さが続く中、皆さんなんとか生きていますでしょうか?


わたしは、地元・静岡へ久しぶりに帰省をしました。
静岡市は2024年7月初旬、最高気温40℃と全国トップの暑さになったそうで、もう「静岡は夏も冬も年中過ごしやすい気候だ」なんて言葉は言えなくなっています。


そんな訳で、帰省した日も暑い暑い。
溶けちゃいそうです。


しかし、それでも帰省しなければならない目的がわたしにはありました。
それは、静岡のジャイアンに会いに行くこと。


【Mr.ジャイアンの簡単プロフィール】

静岡のジャイアンこと八木さんは静岡出身。インドでの修行を経て「カツカレーのジャイアン」を2018年にオープン。

静岡市葵区人宿町にある、元は『黒猫』という名のアダルトショップだった店舗を居抜きし、アダルトショップ時代の看板などもそのまま利用している。
THE ジャイアンなTシャツがチャームポイント。






カレーのかき氷?かき氷のカレー?


ジャイアンさんとの出会いのきっかけは、「かき氷」でした。数年前の一時期、野菜などの原価の高騰が原因でジャイアンさんが提供したい「カツカレー」を提供できない状態にあった時、オリジナルの「かき氷」を販売していました。

かき氷が大好きなわたしは、SNSでふと見つけたジャイアンさんのつくるかき氷が気になり食べに行きました。


カレーかき氷、インパクト大
熟考して出来上がったオリジナルメニュー
チャイかき氷も、後日食べに行きました


熟考したレシピからつくられた完全オリジナルのカレーのかき氷。かき氷だけど、ちゃんとカレー。今まで色んなかき氷を食べてきましたが、出会ったことの無い新ジャンルのかき氷に驚きと共に感動しました。


それからしばらくしてカツカレーの提供は再開されたものの、大変人気のためお昼時にはもう売り切れ。帰省する度に今日こそはとは思うものの食べれずじまい。


なので今回、アーティスト・イエローさんのJapan tour「peelander yellow」のコラボイベントで、やっっとジャイアンさんのカレーを食べることが出来ます!՞߹ - ߹՞



100食限定カレー、実食


高架下イベントスペース「OMACHI」にて



今回のイベントは屋外での開催で、カレーの販売は100食限定。テイクアウトスタイルでの提供で、蓋にアーティスト・イエローさんが一人一人にイラストを目の前で描いてくれ、容器にジャイアンさんがカレーを盛り付けてくれます。



イヌネコトリクマの4種のベースから
わたしはネコを選びました
とってもファンキーなイエローさん


【イエローさんの簡単プロフィール】

Peelander-Yellow
(ピーランダー・イエロー) 日置健吾

1968年兵庫県生まれ、大阪芸大卒、アメリカテキサスオースティン在住、絵描き、壁画家、ミュージシャン

日本人3人のロックバンド「ピーランダーZ」のギターボーカルを務め、全米や欧州で通算1600本以上のライブを実施してきた。絵描きとしては、フードトレーラーのペイントを手掛けたり、米IT大手グーグルのオフィスの壁に絵を描いたりするなど、全米で壁画50作以上を制作している。

長崎新聞より



つい先日まで約3ヶ月ほど、市場調査のためアメリカに行かれていたジャイアンさんは、 以前と比べて深みのあるジャイアンになっていました。


カレーを手際よく盛り付けてくれるジャイアンさん
いい笑顔


今回のカレーは、パクチー・キャベツポリヤル・ジャガイモサブジ・なすモージュ・スモークポークハニーマスタード添えが主な具材で、カレーは黒毛和牛ビーフカレーとチキンカレーのあいがけ。


かなりボリューミー
一人一人の名前も書いてくれます


具材のなかでは、ジャガイモサブジとなすモージュが個人的にお気に入り。様々な野菜の食感も楽しく、カレーは2種類で楽しめ、スモークポークの存在が、カレーにより深みを感じさせていました。
そうこうしているうちに、カレーはあっという間に完売。美味しかった!


その後、イエローさんのアコースティックライブとライブペインティングが始まりました。イエローさんのライブトークで人々の笑いが飛び交うとても賑やかな空間。素敵な夜でした。


すらすらと迷うことなく筆を走らせるイエローさん
普段はあまり使わない赤色を使ってみたそう
「恐竜」
peelander-zというバンド名で
アメリカでミュージシャンとしても活動中




やっぱり 人 to 人 


あの味がもう一度食べたいからまた行こう。
あの雰囲気が心地よいからまた行こう。
そう感じるからこそ同じお店に足を運ぶことが多いと思います。
その源を辿っていくと、その味や空間を創り出しているのはそのお店にいる「」であるとわたしは考えます。
よって、わたしがまたそこに行きたいと思う本当の理由は「その人にまた会いたいから」もしくは「その人が創り出すものをまた味わったり感じたいから」だと最近気づくことが出来ました。

わたしはジャイアンさんの、「求める味を追求するために、探りながらも猪突猛進に人生を歩んでいる姿」がとてもカッコよくてすきです。ジャイアンさんもイエローさんも、直接お会いすると分かりますがパワーが凄い。身体からエネルギーが溢れてます。



ひとりで座ってたらイエローさんが話しかけてきてくれた
(猛暑で大事な前髪が乱れています)



流石にそんなお2人のような強力な熱量は出せませんが、わたしも型にはまった考え方に囚われずに、それなりの困難なこともあるかもしれないけど、どうせ死ぬならば楽しく人生を歩んでいきたいです。


今回の帰省も、よい時間を過ごせました。

また書きます。

みすゞ

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