
自炊派主婦がインドカレーだけはお店で食べたい理由
こんにちは。みすず( @misumisu0722 )です。
突然ですが「ダイエットや健康の1番の秘訣」はなんだと思いますか?
「早寝早起き」「ストレスをためない」など、人によって答えは様々かもしれません。
わたしの考える1番の秘訣は「自炊」
自炊のメリットを思いつくだけざっとあげると
・安い
・味付け薄くできる
・不要な添加物がない
・食べ残しは次の食事に回せる
と良いことづくめ。
でももちろん「絶対、必ず、自炊しなきゃ!」というわけではありません。
・時間のない日
・疲れた日
・旅行など非日常時
・気分転換したい日
・話題のお店に行きたい時
などなど、外食したい日は外食を楽しみます。
ですがお店だとつい「残してはいけない」と食べすぎがちになりますよね。
自宅なら満足した時点で残りは冷蔵庫に。
翌日や次の食事に回せます。
自炊は適量食べができるんですよね
そんなわけで家計のためにも家族の健康のためにもなるべく自炊が基本!
そしてそんな我が家のごはんレシピをブログでも発信しているんです。
でも、そんな自炊派のわたしには「定期的に外食をして食べたいもの」があります。
それが、インドカレー!
前置き長くなりましたが今日は自炊推奨派のわたしがインドカレー屋さんに行く理由をお伝えします。
この記事を読んだらきっとあなたもカレーが食べたくなりますよ。
*記事中に出てくる写真は全てわたしが撮影した外食写真です。色々なカレー写真をぜひお楽しみください(画像クリックで店レポ記事に飛びます)
<目次>
まえがき
1.カレーの多様性を考える
2.わたしが外食メニューを選ぶ基準
3.北インドカレーってどんなもの?
4.外食カレーに癒しを求める
5.理想のおうちカレーに出会えるまで
あとがき
1.カレーの多様性を考える
カレーを知らない日本人はまずいないでしょう。
学校給食の人気メニューランキングでも長年上位に入っている国民食。
それくらい定番のメニューです。
例えばレストランのお子様ランチで見ても「カレーランチ」は必ずと言っていいほどどのお店にも用意されています。
そんな誰もが知ってる定番料理のカレー。
では、美味しいカレーとはどんなカレーでしょう。
この質問には明確な答えがありません。
10人に聞いたら10通りの答えが出てきそうです。
そもそも「カレー」と聞いて皆さんはどのようなカレーを思い浮かべますか?
1.ルーを使った日本の家庭カレー
2.洋食屋さんやホテルで食べる欧風カレー
3.北インドのとろりとこってりしたインドカレー
4.南インドのサラサラとしたインドカレー
5.香り高くピリ辛なタイカレー
などなど。
とりあえず5種類あげてみましたが、他にもまだまだ沢山ありますよね。
「カレー」という同じ名前が付いていても思いつくだけでこんなに様々な種類があります。
そして先ほどの5種類のカレーだけでみても玉ねぎをしっかり炒めるのか、ささっと煮込むのか、具材はお肉なのか、お野菜だけなのか、魚介なのか…
作り方も材料も様々ですし出来上がりのビジュアルも全く異なります。
カレーの面白さの1つはこの全く別物なのに全て同じ名前で括られている点です。
これだけ種類があるのですから「カレー」と聞いて頭に思い浮かべる映像も、
そしてどんなカレーを美味しいと思うかも、当然人それぞれです。
「あの店のカレーが美味しいよ」
とカレー好きの友人に勧められて行ったお店が
「そんなに美味しくなかった!」
こんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
カレー好きに勧められたとしても自分の好みに合うカレーが食べられるとは限らない。
わたしが食べたいのは、、
もっと辛いのだったり
もっとスパイシーなのだったり
もっと爽やかなのだったり
もっとあっさりなのだったり…
誰かの好きとあなたの好きがなかなか一致しない。
カレーの魅力の一つはこの多様性ではないかと思います。
2.わたしが外食メニューを選ぶ基準
さてここで、カレーに限らずわたしが外食でメニューを選ぶ基準3つをお伝えします。
1.家で作れないもの
2.作れるとしても相当時間のかかるもの
3.作れないけど何度も食べていつか自分でも真似したいもの
わたしにとって外食はお腹を満たすだけでなくその経験が自分の肥やしになるかどうか、
食事の時間を学びの場として考えています。
さて、この3点の外食基準に照らし合わせて先ほどの5種類のカレーをもう一度見てみましょう。
5種類のカレーとはこちらです。
1.ルーを使った日本の家庭カレー
2.洋食屋さんやホテルで食べる欧風カレー
3.北インドのとろりとこってりしたインドカレー
4.南インドのサラサラとしたインドカレー
5.香り高くピリ辛なタイカレー
1のルーを使った日本のカレーは家で作れます。
2.の欧風カレーはバターで小麦粉を炒めて作ります。
それなりに作る行程が楽しめる時間のかかるメニューですがわたしの好みのカレーではありません。
4.のスパイシーでサラサラとした南インドカレーは「どうしても食べたい!」日もありますが家で作りたいほどではありません。
5.のタイカレーはたまにはいいけど(大好きなんですよ)ほんとにたまにで充分ですし市販のペーストで自作してもそれなりに美味しく作れます。
写真↑はタイカレーの1つグリーンカレーです
というわけでわたしが外食で食べたい、わたしの好みのカレーは3の北インドのカレーです。
3.北インドカレーってどんなもの?
では北インドカレーとはどのようなものでしょうか。
北インドカレーとは、
・カレーはこってりとろり滑らか
・ナンが付く事が多い
・スタッフさんはネパール人が多い
カレーとナン、よくあるスタイルです。
つまりはよくある一般的な「インド料理屋さん」のことです。
では、南インドカレーとはどのようなカレーなのでしょう。
(上記の写真が南インドカレーです)
南インドカレーは
・カレーはサラサラスープ状
・長時間煮込んだり炒めたりせず作られます
・ナンはありません
・ベジタリアン対応のお店が多いです
・かなり辛いです!
それに対して北インドカレーは
・玉ねぎをしっかり飴色に炒めます
・トマトたっぷりで煮込みます
・ナンが付きます
・とろりとしたこってり滑らかなカレーです
どうでしょう。
ざっくりとした違いはわかって頂けたでしょうか。
もし「わからない!!」という方はぜひ検索してお住いの近くにある南インドカレーのお店を探してみてください。
1度行って頂くと同じインドカレーというくくりでありながら全く別物である事がわかって頂けるかと思います。
*名古屋で行きやすい南インドカレーは名古屋駅直結のエリックサウスさん↓
4.外食カレーに癒しを求める
ここまでカレーカレーカレー…とカレーの話ばかりしてきましたが、そもそもわたしは何故カレーが好きなのか。
その理由は3つあります。
1.インドカレーのスパイスに癒されるから
2.インドカレーは自宅で再現不可能だから
3.インドカレーを自宅でも再現したいから
1つめの「スパイスに癒される」からお話しします。
カレーといえばスパイスが不可欠です。
では、スパイスの役割にはどのようなものがあるのでしょうか。
それは大きく分けて4つあります。
1.香りづけ
2.辛味づけ
3.着色
4.臭み消し
この中で一番大きい役割が香りづけです。
香りはお料理にとってとても大切。
「きつねうどんを食べよう」とうどん屋さんに入ったら、カレーうどんの良い香りがしてきて
つい「カレーうどん」を注文してしまった。
なんていうのはよく聞く話ですね。
香りからある料理を想像するのは多々ある事です。
また、嫌いなものを食べるときに「鼻をつまんで食べる」なんていうのは「香りがしないと味がしなくなる」から。
お料理にとって香りは非常に重要です。
そして、カレーはお料理に香り付けのスパイスがかぐわしく絡まっているんです。
だから格別に美味しいですし美味しくないわけがない。
また、「香りと癒し」というとアロマテラピーがありますね。
香りにはリラックス効果や清涼効果、虫除け効果などなどいろいろな作用が語られています。
「スパイスが身体にいい」という話を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お薬ではないので「何に効く」「食べるとこうなる」とはしっかりとわかりませんが、薬膳や漢方ではシナモン、ターメリック、クローブなどのスパイスが昔から使われています。
また、インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」でも体質や体調とスパイスとに密接な関わりがあるとされています。
「インドカレーを食べたらなんだかお腹がスッキリした」なんていう感覚もあながち気のせいではないんです。
スパイスには体調を良くしてくれるような作用が期待できそうですよ。
5.理想のおうちカレーに出会えるまで
前章でお話ししたカレーが好きな理由3つをもう一度掲載します。
1.インドカレーのスパイスに癒されるから
2.インドカレーは自宅で再現不可能だから
3.インドカレーを自宅でも再現したいから
前章では1について、スパイスの役割や期待できる効果についてお話ししました。
ではそのスパイスを使えば誰でも簡単に美味しいカレーが作れるのかというと、なかなかそんなわけにはいきません。
例えばスパイスの香り。
香りはスパイスに含まれる精油成分からきています。
この精油成分が1つのスパイスに含まれる量はかなり微量なんです。
そして含有量は栽培条件や収穫時期によって大きく異なります。
加熱の温度など調理の仕方によっても引き出せる量が変わります。
ですから、お店のような北インド系のカレーは自宅でそれっぽいものは作れても香りまでなかなか再現できないんですよね。
これが先ほどの2の理由になります。
さて、最後の3ですが
では皆さんにとって理想のカレーとはどのようなものですか?
わたしの考える理想のカレーは「家族のおくすり」です。
様々なスパイスの中から
家族のその日の体調や気分に合わせて
スパイスを選び、カレーを作る
わたしの理想のおうちカレーはこれなんです。
ホールスパイスとパウダースパイス
そこに
お野菜、きのこ、肉魚卵…などなど
いろんなものを組み合わせてその日のおくすりになるカレーを作る。
そのためには現在自宅で再現不可能な、
滑らかでかぐわしいインドカレーを家で作れるようになりたいのです。
*この写真↑のみ次作カレーです
あとがき
というわけで冒頭の質問に戻ります。
「あなたにとってダイエットや健康の1番の秘訣はなんですか」
現在のわたしは
「自炊です」
と答えていますが、いつかそれを
「自分で作る家族のおくすりになるようなカレーです」
と答えられるようになりたい。
そのためには日々の勉強が必要ですし
そのためにはコツコツとインドカレー屋さんにも伺いたいんです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
このnoteを読んでくださったあなたが少しでも
「今日のお夕飯カレーにしよう」
「明日のランチはインドカレーを食べよう」
などと思ってくださったらわたしのnoteは成功です!
「カレーが食べたくなったよ!」という方はぜひ♡を押してお知らせください。
掲載写真は自身で撮影した名古屋のお店のカレーです。画像クリックでお店のレポ記事に飛びます
*今回のnoteは2019.01.04投稿の『1年で外食カレー41post!わたしがインド料理屋さんを好きな理由』の加筆修正です。
クレメアさんに記事添削を受け書き直しました。