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2021.09.05 地図でスッと頭に入るアメリカ&ヨーロッパ

今まで、世界の歴史や地理に全く興味を持てなかった。
海外旅行も何度か行ったけれど、どこも「人気で楽しそう」を理由に行き先を選んでいたので、リゾートやショッピングは経験しても、史跡や芸術には全く見向きもせず40年近く生きてきた。

ところがコロナ禍で気軽に海外に行けなくなって、家にこもってオンライン英会話を熱心にするようになってから、海外の講師と話すのに、世界の歴史・地理への知識が欲しいと思う場面に度々遭遇した。

部屋にこもって外国映画を見ていても、地名が出てくると「それはどこ?」と感じることが増えた。特に映画「グリーンブック」を見ていたとき、アメリカの地名がバンバン出てくるのには困った。主人公たちがどこを旅しているのか全く想像できなかったからだ。

小学生の子供の地図帳を借りて確認するけれど、地図帳には正確な土地のサイズや位置、気候などの情報は載っていても、それ以上の深堀りをしようと思うと別の本にあたるしかない。何かいい本はないだろうか、と思っていた時に、私のような入門者にピッタリな本を見つけた。

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地図でスッと頭に入るアメリカ50州

イラストや写真入りで、アメリカ各州の特徴や歴史をざっくりと解説してある。アメリカの選挙制度に関わる選挙人の数なども記載があって、これ1冊あればアメリカの概要を掴むことができる、とてもよくできた一冊だ。

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フリガナはないので、子供向けではないけれど、ある程度感じが読める小学校高学年なら、学習にもいいと思う。


そして昨日。たまたま近所の小さな書店で、この本の続編というべき「ヨーロッパ編」があるのを発見して、即購入してしまった。

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地図でスッと頭に入るヨーロッパ

アメリカ編同様、イラストと写真で各国の特色や歴史がかいつまんで紹介されている。ヨーロッパの歴史は特に複雑だから、学生時代は苦手意識しかなかったけれど、今なら頭に入ってくる。とても面白い。

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どちらも歴史や地理に苦手意識のある人にこそお勧めしたい。

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