missy (みっしー)

ワーママ。 読書と英語が心のオヤツの人。洋書と和書両方好きで読んでいます。 本にまつわる日記や感想などを書いています。 https://linktr.ee/studywizme

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    最近の記事

    Where The Crawdads Sing / Delia Owens 感想

    世界的ベストセラーのWhere The Crawdads Sing、日本でも『ザリガニの鳴くところ』という邦題で出版されていますが、これほど原語(英語)で読んでよかったなあと思える一冊今までなかったなと思います。英語を勉強中の方は是非、英語で読んでみて欲しいです。 それほど英語は難しくないですが、最初、主人公家族や町の人が使う方言?に苦戦するかもしれません。方言は辞書にも乗っていないので、もしかしてこの単語の省略形かな?と推測して読んでいくことになるのですが、文字の並びでは

      • 2023年のはじまり

        明けましておめでとうございます。 昨晩夜更かしをして起きられない家族を横目に、私は淡々と朝からオンライン英会話…いつもの朝を迎えております。 静かな朝、一年のはじまり。 昨日は、ゆっくりと自分の時間を取ることができたので、2022年の振り返りと2023年にやりたいこと、なりたい自分などについて考えてみました。 語学に関して言うと、昨年は英語を主軸に中国語にも挑戦していきたいと思って取り組んでいたのですが、どちらも中途半端になるのが自分の中で納得できず、最後の方はほぼ英語

        • 自分の意見で生きていこう / ちきりん 感想

          30代後半、仕事や生き方に悶々としていた時期に、自己啓発やビジネス本を熱心に読んでいました。40代に入ってつきものが落ちたみたいに、その手の本を読まなくなったのですが、久しぶりに手に取ったちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」は、新鮮で面白く、またスッとなじんで腑に落ちる内容でした。今年読んだ本の中で、私的ベスト5に入る1冊。 タイトル通り、この本は自分の意見を持つこととはどういうことか、そして意見を持てるようになるためにはどうすればよいかについて書かれています。 S

          • My Sister's Keeper / Jodi Picoult 感想

            衝撃的な一冊でした。今までの人生で読んだ本の中で、和書・洋書含めて一番インパクトがあったし、胸をわしづかみにされる一冊でした。これを原語で読めて本当に良かったと思います。 <あらすじ> 白血病で2歳の時から闘病している姉と、その姉のドナーになれるように遺伝子操作を経て生まれた妹。姉の病状は一進一退を繰り返すなか、遂に腎臓移植が必要な状態となる。しかし妹は腎臓の提供を拒むため、両親を相手に訴訟を起こす。ドナーになりたくない、自分の体を守る権利が欲しいと主張する妹。腎臓提供がな

            何度も読み返している、手帳術本

            毎年、新しい手帳の準備をし始めるこの時期に、必ず読み返す本があります。手帳の使い方について書かれた、所謂”手帳術”の本なのですが、見方によってはビジネス書に近いところもある一冊です。 基本的にこういう実用書はあまり読み返さないタイプなのですが、この本だけは何故か何度読んでも新しい発見があるので、1年に1度必ず読み返しては自分の手帳を振り返る…そういう1冊になっています。最早、私にとっては儀式ですね(笑) その本が、こちら「能率手帳の流儀」。能率手帳の当時の会長が書かれた本

            When She Was Good / Michael Robotham 感想

            前回Noteでご紹介した、Good Girl Bad Girl の続編です。こちらもたまたまKindle版がセールの時に買って積んでいたのですが、第一作目が予想以上に面白かったこと、シリーズ通して語られるであろう謎や、第一作では回収されずに終わった伏線などが気になってしまい、間髪空けずに読み始めました。 第一作目の感想はこちら↓ 2巻冒頭から、いきなり核心に迫る勢いで始まり、今回もアメリカドラマを見ているような展開。EvieとCyrusの関係も1巻よりも深くなって、そうそ

            Good Girl Bad Girl / Michael Robotham 感想

            Twitterでこの本が面白いという評判を聞き、そういえば前に紀伊國屋の洋書バーゲンで買ってたぞ、と思い出して手に取りました。 こちら、シリーズ物のスリラーで、現在までに3冊刊行されています。こちらはシリーズ1冊目。どうやら色々な謎が出てくるけれど、この1冊では明らかにされない謎がいくつもあるらしく、続きが気になって次々と続編に手を伸ばしてしまう、危険な(?)シリーズ物だということ。沼にはまるかどうか、お試しで手に取ったのですが…はい、完全に沼にはまってしまいました(笑)め

            We Were Liars / e. lockhart 感想

            これほど期待しないで読み始めて、最後にいい意味で大きく裏切られた本はなかったように思います。 We were liars は以前紀伊國屋でバーゲンの時に「あ、これ評判のいい本だ」ということで買って長らく積んでいた一冊。YA(ヤングアダルト)で、英語がそれほど難しくないこと、そこまで分厚くなかったので、”積み本”を少しでも減らすためにあまり期待せずに読み始めました。 <あらすじ> アメリカの富豪一族の話。一家は毎年プライベートアイランドでひと夏を過ごす。主人公は17歳の少女

            Z for Zachariah / Robert C. O'Brien 感想

            Twitterで非常に面白い洋書を教えてもらい、手に取ったこちらの本。 気軽に読み始めたら止まらず、数日で一気に読み上げてしまいました。 Z for Zachariahは1974年に発表された本で、著者であるRobert. C. O'Brienが亡くなった後、遺稿を元に妻と娘が発行した一冊。物語に古さはみじんも感じさせません。YA(ヤングアダルト)向け小説なので、辞書も頻繁に引く必要なく読めます。何よりストーリーはむしろ子供というより、大人向けなのではないかと思います。

            もう別れてもいいですか 桐谷 美雨 感想

              桐谷 美雨という作家さんは、世の中で今ホットな話題を、小説にするのが上手いなあと思う。 断捨離がテーマの「あなたの人生、片付けます」、定年男性の家族再生をテーマにした「定年オヤジ改造計画」、老後の金銭不安をテーマにした「老後の資金がありません」等々、どれも最近よく聞くなという話題をうまく1本の小説にしていて、分かる分かるとしきりに頷きながら最後まであっという間に読まされてしまう。 テーマによっては多少無理や詰め込みすぎかな?というものはあるけれど、出てくる登場人物が

            The appeal /Janice Hallet 感想

            ONE MURDER. FIFTEEN SUSPECTS. CAN YOU UNCOVER THE TRUTH? 1件の殺人と15人の容疑者。あなたは真実を見破れるか? カバーのこの殺し文句(?)が気になって手に取ったThe Appeal、読み終わりました。非常に面白かったです。 ~あらすじ~ お話の舞台はイギリスのとある町。閉鎖的な地域で、住民同士の結束が強い一方、”よそ者”に対する警戒心が強い土地です。そこにアフリカから来た1組の看護師夫婦が加わります。町ではある富

            自転車泥棒/呉 名益  感想

            今年になって、中国語を勉強し始めました。 語学の勉強は終わりの見えない長距離走のようなものだから、できるだけ「楽しいこと」と抱き合わせでないと続かないということを、6年にわたる英語の勉強で感じていたので、これから中国語と長く楽しく付き合っていくために、中国語に絡む「楽しいこと」を見つけたいと思って手に取ったのが、こちらの呉 名益さんの『自転車泥棒』という本でした。 (厳密にいうと、台湾の言葉は台湾華語と言って、所謂ちゅうごくご(普通話)とは違うのですが) 台湾で作られた重

            本へのフィルムコートサービスを受けられるネット書店を発見

            図書館の本に施されているラミネートフィルムによるコート、あれがうらやましいと何度も思っていた私。 あのコーティングがあると、本の濡れやカバーのヨレを防いでくれるんですよね。 先日何の気なしに、ある本の通販サイトを見ていた時に、そのラミネートコーティングをしてくれる素晴らしいサービスを発見したので、ご紹介したいと思います。 サービスを提供しているのは、hontoという丸善・ジュンク堂のオンラインストア。なんとhontoで本を購入すると、1冊130円であの憧れのラミネートコ

            静謐という言葉が似合う一冊 / 頁をめくる音で息をする

            尾道に、深夜に開店する古書店があるらしい。 この本はそんな稀有な古書店「弐拾db(にじゅうでしべる)」というその店の店主が書いた、随筆集です。 著者は所謂文学青年で、詩をこよなく愛し、この本にもあちらこちらに詩や、詩人が登場します。今まで私があまり読まなかったタイプの本だ。 私は純文学や古典の世界にはまることなく、ただ好きなようにその時その時に目についた本を読んできた人なので、難しいことは分からないけれど、この随筆集の持つ雰囲気はとても好きだ。 よく考えたら、そもそも

            『言語学バーリ・トゥード』感想/抱腹絶倒、言語学の世界

            人生も40年を過ぎると、少々ひねくれていたり、大概の面白いには免疫があるので、心の底から面白い!と思う本に出合うことはそれほど頻繁にはないのですが、久しぶり「おもしろっ」となった本があったので紹介したいです。 言語学と聞くと、文法とか語法とか言葉の起源とか難しいこと?と思うかもしれませんが、心配ご無用。言語学者(日本語専門)である著者がとても分かりやすく、そして面白く説明してくれるので、最初から最後まで漏れなく楽しく読めます。 何よりも注目してほしいのは、副題。 「AI

            世界中にある本の街

            海外旅行が気軽にできなくなって久しいですが、次、旅行に行けるなら、本にまつわる場所を色々とめぐりたいと、情報収集に余念がない私です。 特にイギリスの古書の街、ヘイ・オン・ワイは、日本の古書の街「神田神保町」についての本を検索している時に、『神田神保町とヘイ・オン・ワイ』という本で偶然知りました。 この本は、社会学者の著者たち(大内田 鶴子・熊田 俊郎・小山 騰・藤田 弘夫)が、「本によるまちづくり」という視点で、日本の神保町とイギリスのヘイ・オン・ワイという街を比較した本