ピンチをチャンスに!かにクラブの場合~その2(またかよ)
2023年7月16日(日)大倉山マディーズでのライブのエピソード。
またもや、かにクラブのライブ前に「ピンチ」が訪れたのでした。
今回は何と、ライブ1週間前にドラムのセーフ・ウゲレステが、左足骨折(原因:庭いじり中に脚立から落下)というアクシデントに見舞われました。
そこで、急遽1週間でドラムパートを打ち込んだ「ロボセーフ」を制作し、ロボセーフを代役に迎えたライブとなりました。
と言っても、本当にロボットを作ったわけじゃなくて、MTR(マルチトラックレコーダー)っつう機械にドラムパートを打ち込む作業をしたということ。これを「ロボセーフ」と名付けて楽しんでるわけです。ピンチなのに。
ちなみに今回「ロボセーフ制作(打ち込み作業)」を担当してくれたのは、ギターリストのナイス・リー(顔の雰囲気が大型犬)
シニアなので夜は眠くなってしまうため、連日早起きして作業をするという、涙ぐましい努力の賜物。
ナイス君、毎日の仕事と並行しての大変な作業、本当にお疲れ様でした!
この頑張りは、アクシデントを乗り越えてライブを成功させたいという「責任感」を越えて、
何かの変態なんじゃね?
と思わせるほどの頑張りでした。
本当にありがとう!
*
ライブの方は、ロボセーフとのタイミングが合わず、何度かやり直す場面もありました。
そんな失敗も「笑い」に変えてくれた温かいお客様に支えられて、むしろ普段のライブより盛り上げてもらいました。
そのお客様の一体感は、みんなでイベントを成功させようという「温かい気遣い」を越えて、
何かの変態なんじゃね?
と思わせるほどの素敵なフォローでした。
本当にありがとう!
*
しかも最後はアンコールまで。
「スタ丼のテーマ!」というリクエストをいただきましたが、あいにくロボセーフには「スタ丼のテーマ」がプログラムされていない。
そこでナイス・リーが「誰か叩ける人が居れば」と、ダメ元で客席に呼びかける。
そしたら何と!
その対バン「SUNDANCE KID」のドラマー 熊ちゃんが名乗りを上げてくれたのでした!
かっこよかったなあ。
スティックケースを片手にステージに堂々と近づいてくる彼のその姿はまるで
「お客様の中にお医者様はいませんか?」という一刻を争う緊急事態に「医師です」と現れた名医にさえ見えたよね。
しかも。
初セッションにも関わらず、ブレイクを2、3回決めてくれるという頼もしさ。最高のアンコールを演出してくれたのでした。最高のヘルプでした!
ありがとう熊ちゃん。
実はその日初めて話したので「熊ちゃん」なんて1度も呼んだことないんだけど、感謝と親しみを込めてそう呼ばせていただきます。本当にありがとう!
*
かにクラブは、またもやピンチをチャンスに変えることが出来た。
今回も色んな人に支えられてね。
マディーズの皆様、対バンの皆様、全てのお客様。
今回のステージは、僕らだけではなく、みなさんに演出していただいたお陰で「記憶に残るライブ」になりました。
会場に居る全員が最高にかっこよかったんだ。
とてもロックな夜だったんだ。
本当にありがとうございました!ロックンロール!
*
【特別付録】
「伝説のすた丼屋」の公式PVです。
流れているBGMが「スタ丼のテーマ(かにクラブ)」です。
覚えて歌おう♡
I love it, You love it
She loves it, He loves it
Everybody loves the SUTA-DON!
ところで、屋号は「すた丼」なのに、どうして曲名は「スタ丼」なのか。
その理由はまた後日書きます。昔からのすた丼フリークならわかるかな?
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