見出し画像

ギュッとした想いを解凍する。だから「歌詞はエッセイだ」と思った。

あふれる想いを「歌詞」という箱に閉じ込めることは楽しい。この箱から、あふれる想いをもう一度開放したらどうだろう。それはエッセイなのだろうか。noteを始めて、僕はそんなことを思った。

初めまして、ミサイル・クーパーです。

「かにクラブ」というロックバンドでボーカルとブルースハープを担当しています。

さて。
とりあえずnoteを始めたものの、何から書こうか迷いました。

エッセイみたいなものを書けたらいいなと漠然と思うのですが、じゃあエッセイだとして、どんなエッセイを書けるのか。

自問自答すること数十分。
たったの数十分。

「そうだ 京都、行こう」的に。
「そうだ 歌詞、エッセイにしよう」
と決めたのでした。語呂わりーけど。

「歌詞はエッセイだ」と思った理由。

僕はバンド「かにクラブ」で約40曲ほどの歌詞を書いてきました。

歌詞というのは限られた少ない文字数で綴られていますが、その裏側には様々な想いがあって、その想いがギュッとされているのが歌詞なんですよね。

そしてふと思ったのが、僕にとって歌詞の裏側にあるギュッとされた想いは、エッセイのようなものかも知れないと。

ならば歌詞を書いたのとは逆の手順で、歌詞の裏側の想いを解凍して、それを改めて文章にしようと思ったわけです。

野暮かも知れないけれど。

何か「歌詞を解説する」って「すみませんね。書き切れなかったんで、文章で補足させてもらってもいいっすか?」みたいな感じもするじゃないですか。そう考えるとちょっと野暮なのかも知れません。

もちろん歌詞は歌詞のままでいいんです。

歌詞というのは言葉でありながら、曲の中ではひとつの「音」でもあったりするので、歌詞には文章とは違った役割があるのです。だから歌詞は歌詞でいいんです。歌詞を書くことは、それはそれで楽しくて仕方ないんです。

でもその一方で、歌詞に込めた想いを「単純にそのまま文章でも伝えたい」という思いもありながら、そう言えばそれをずっとやらずに来たのも事実。

そしてそれが「noteなら出来るじゃん」と思ったわけです。

それに一石二鳥だしね。

というわけで僕のnoteは、歌詞をもとにしたエッセイと、歌詞とは関係ないエッセイの2本立てで書いて行きたいと思っています。

記事のネタを考えるのってまあまあ大変ですよね。

でも、僕にはバンド「かにクラブ」で書いてきた約40の歌詞が既にあります。

っつーことはですよ。

つまり、僕はこの先、とりあえず40記事分のネタに困らねーってことでもあるんですよ。

だから僕にとっては「一石二鳥」のアイデアでもあるんですよ。

そして、一石二鳥って「かにクラブ」のくせに「鳥」かよってちょっとムズムズする感覚もあるんですよ。

note。好きな場所がまたひとつ増えた。

書くことも想うことも、僕にはどちらもとても楽しいこと。

こんな感じで「noteという僕の好きな遊び場が増えた」と思って、マイペースに楽しんで行こうかと思います。

ため息をほら 並べて色を塗るんだ
本当は透明な ブルーな気分に色を
スカイブルーがいいね 青い空みたいな
君としたいんだ そんな話を

かにクラブ「かにクラブのテーマVI」より

どうぞよろしくお願いいたします!
ロックンロール。


ミサイル・クーパー(Vo, Harp, 天然パーマ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?