きみは前だけ向いてなよ

絶賛自堕落ゴールデンウィークを過ごしている。久し振りに朝起きても気が張り詰める用事などなく、のんびりご飯を食べてカーペットに転がりながらテレビとスマホと戯れていれば気付けば夕暮れ。
動いてなんかいないのに、晩ごはん何だろ、と画面をスクロールしながら考えて過ごす１日。
なんて無駄で贅沢で、有意義なんだろう。

桜が例年より長く咲くなか黒いスーツで説明会や面接に東奔西走している間に私は無意識に何も考えなくて済むこの至高の10連休をめちゃくちゃに欲していた。
だから始まってしまったが最後、前半が終わろうとしている今、現実が返ってくるのがとてつもなく怖い。

連休明けの面接に向けてやることをうっすら見て、すぐに目を逸らしていた。
そして私は未だ内定も内々定もない崖っぷち状態なのにずっと大好きでひっそりとSNSを見ていた会社でインターンを始める（まだまだ試用期間だけど）、なんて突拍子のない決断をしてしまったが故に膨大な資料のインプットにも追われている。
何もしない日なんて作る余裕ない程本当にタスクは山積み……書いていて頭が痛くなってきた……。

だって、
就活もインターンも、怖いんだ。
自分の無力さに失望するから。
立ち向かうなんて自分にとって辛いことしかないから。
失敗が怖くて身動き取れなくてずっと緊張してしまうから。
変化を楽しめない人間だから。

それでも、いつまでも成長しない自分ではいたくないし、変化し続けていたい。そう思ったのはまぎれもない自分だ。

インターンを諦めようとした時、悔しかったんだ。せっかくのチャンスを無駄にしてしまった気がして。お願いして、通してもらえた時、嬉しかった。

ちょうど１年前の自分は、周りに比べて何もない、何もできていないんだと一歩を踏み出せない自分の弱さに悩んでいた時期だった。あの時の自分なら「私なんか」が蓋をしてアクションを取ろうとせず、きっと参加しようとするどころか知らなかったはずだ。

大丈夫。今の自分は、１年前泣いていた自分より成長している。思わぬ形で憧れに携われている。

こなしていこう。数をこなして不安を潰そう。理想の自分とか高いハードルを捨てて周りと比べず、過去の自分と戦おう。

支離滅裂かもしれないけど、自分へのエールとして、ここに書き留めておくことにする。