みそしるぼうや

味噌に惚れるような体験を、考える人。「人と味噌の出会い方を変える」をスローガンに、味噌…

みそしるぼうや

味噌に惚れるような体験を、考える人。「人と味噌の出会い方を変える」をスローガンに、味噌屋と生活者の間に立ち、長く使い続ける消費と出会いを提案しています。お味噌汁に飲まれる人生もまた美味です🍜|Miso experience Design『nice to miso you』

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味噌の長編ドラマ 「人と味噌の出会い方を変える」

はじめに僕にとって味噌は、人生の長編ドラマ。 みそしるぼうやとして、日常の食卓から経済の仕組みまで、味噌の視点で深める喜びを味わってきました。 そして、2020年。味噌の偏愛物語は、新たな展開を迎えようとしています。 まだ無名の新参者ですが、夢見るストーリーを思いの限り綴りました。宜しければ、お読み頂けたら嬉しいです。(→ English edition ) ※ お仕事のご依頼については、中長期案件をメインに、単発企画も含めて募集しております。ご共感いただける部分があ

    • 「日本の日常食クラス」を担当します

      生きるうえで大切な食にまつわること。これらを学んでいくオンライン学校「フードスコーレ」にて、日本の大切な日常食について、講師を勤めさせていただくことになりました。 クラス長の愛さん、お誘いありがとうございます! ゲストは、なんとも嬉しい「旬菜みそ茶屋くらを」の鈴木百合子さんです。 秋田県横手市で、大正七年創業「羽場こうじ店」の次女として生まれ、昔から食べ繋がれてきた秋田の麹文化を、地域のお母さんと一緒に伝えています。 どんな場になるのか、今からワクワクです。詳しくはこ

      • 【メディア掲載】新たな味噌との出会いが、日常をアップデートする

        最近はものすごいスピードで刺激的な良い日々を過ごしており、気がついたら5月中旬!すごい (笑)   30代に入り「得意なこと / 苦手だけど伸ばしたいこと」がより鮮明になってきた気もします。   そんな折、ZOOM LIFEさんが味噌活動について記事にしてくれました。日常食の大切さが高まる中で、クラフト味噌と出会う体験を増やしていきたいと思います。   報告したいことが増えているので、またゆっくり書くぞ。今はただただ、世界が健やかになることを祈るばかりです。 https:/

        • 3種類のクラフト味噌が、食卓を変える

          家族の味噌汁は偉大だ。料理として完璧ではないのに、食卓の方向性を形成してしまうし、五臓六腑をホッと落ち着かせてくれる。なんと愛おしい。 わが家では、大根の赤だしをよく食べた。東京に引っ越した今でも、赤だしを飲むと、家族と食べた昼食の光景と古い店舗の匂いが漂ってくる。 心のベストテン第一位を聞かれたら「大根の赤だし」と答えるのは変わらないけれど、ここ数年で明らかに出会っている。新たな味噌汁に。 自宅生活が増えた最近は、へそくりのように貯めたクラフト味噌(25種類)を、献立

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        味噌の長編ドラマ 「人と味噌の出会い方を変える」

          Miso and life drama 「nice to miso you」

          Miso and life drama For me, miso is a drama of life. Miso soup boy has gained the pleasure of deepening from the "Miso perspective", from the food culture of the family to the structure of the economy. And 2020. Miso's love story is about

          Miso and life drama 「nice to miso you」

          案件のご相談について

          はじめにご関心を持ってくださり、ありがとうございます! せっかくお仕事をご一緒するのであれば、最大限のパフォーマンスを出したいですし、認識のズレなく臨みたい。そんな思いで、案件に関する方針をまとめました。 基本的なスタンスを整理しましたが、ご相談内容によっては柔軟に擦り合わせていきたいと思います。よろしくお願い致します。 ※プロフィール記事を先にお読み頂けたら嬉しいです お仕事の受け方 テーマ 「人と味噌の出会い方を変える」という目標に繋がる内容を優先します。関連する

          案件のご相談について

          2020年、味噌の年。

          新年明けましておめでとうございます。 今年も「味噌と人の出会い方を変える」をスローガンに、味噌に惚れるような体験を考えていきたいです。 春までに、みそしるスタンド、台湾遠征、体験企画、商品企画など、すでに8本の嬉しいお仕事を頂きました。まだまだ修行の身として、感謝の気持ちしかありません。愛を込めて、全力を尽くすぞ〜! また、試行錯誤している企画のβ版も「えいや!」と外の世界に送り出し、プロフェッショナルと言えるレベルの価値を残すことで、実利を生みたい。 みそしるスタン

          2020年、味噌の年。

          味噌汁を研究する〜出汁篇〜

          僕には、大好きな味噌屋がいます。そして、尊敬する職人は非常に美味しい味噌を作るので、とっておきの味噌に惚れるような出会いをしてほしいー。 そんな願いを込めて、「流しの味噌汁屋」を運営しています。 味噌は蔵によって魅力が異なるので、少しでも特徴を生かした味噌汁を提供できるよう心がけています。 その中で重要なのが、味のベースを決める出汁の存在。味噌の繊細な香りや甘み、酸味の違いを美味しく体験してもらうためには、当然ですが、一定のクオリティで出汁をひく必要があります。 余談

          味噌汁を研究する〜出汁篇〜

          【地域味噌】YUKIDOKE(秋田県湯沢市)

          大きな時間と新たな生命。 芽吹くときは、寝静まる夜明け前。 時計の針は、時代を超えて。 未来の喜びを眺めて、螺旋状に続く。 耳を澄ました酵母に、愛を添えると、 産声を上げる味噌と地球。 今日の自分は、昨日の明日。 ________ 地域:秋田県湯沢市 醸造家:ヤマモ味噌醤油醸造元/ 高橋泰さん 味噌:YUKIDOKE ________ 「旬菜みそ茶屋くらを」を出発して、ローカルバスに揺られて30分。 食堂や商品開発を楽しくこなす東京の夫婦ユニット「てとてと」が教え

          【地域味噌】YUKIDOKE(秋田県湯沢市)

          【地域味噌】㐂助みそ(秋田県横手市)

          あなたを待つ場所は、ここにある。 秋田の母ちゃんと、1杯の味噌汁。 見守るような味わいは、微笑む家族の温度。 ただ在ることが嬉しくなり、愛しくなる。 たどり着くのは、元気の湧きどころ。 食卓に増える居場所の余韻は、 あなたが帰る故郷。 ________ 地域:秋田県横手市 醸造家:くらを / 鈴木百合子さん ご当地味噌:㐂助みそ(きすけみそ) ________ 麹屋であり、女将の百合子さんが営む「旬菜みそ茶屋くらを」を目指して、秋田県横手市に行ってきました! 秋田

          【地域味噌】㐂助みそ(秋田県横手市)

          食べたものが、わたしになる。

          2017年秋にUPLINKで観て以来、その感動が鳴り止まなかった映画「いただきます-みそをつくるこどもたち-」。五味醤油・五味洋子さん(yp)と「あれ観た?!」と興奮した結果、3秒で上映会を決意し、晴れやかに閉幕したことを報告いたします。 ここ数日は、睡眠中のドリームワールドに永住しそうなくらい昏睡したり、すぐにでも離島に旅立ち庭先の柴犬と遊びたい気持ちでいっぱいでした。(なんとかやりきった!) とても温かい気持ちに包まれているうちに、2日間をレポートするぞ! まず、上

          食べたものが、わたしになる。

          発酵がくれたパラダイムシフト。

          僕にとって発酵とは、人生のパラダイムシフトを起こしてくれたコペルニクスさんだった、という話です。 大学を卒業したばかりの頃、仕事でまわっていた大好きな農家さんから、 「ぼうやくん、僕らが野菜を育ててるんじゃない。土壌中の微生物が心地良い環境さえあれば、野菜は自ずと育つんだ。だから、人間はその場を整えるだけなんだよ。」 と、微生物と人間の関係性を教えてくれました。静かな興奮とともに、グッサリと心に突き刺さった記憶があります。もちろん、その畑で収穫された野菜はめちゃくちゃお

          発酵がくれたパラダイムシフト。

          みそしるぼうやの冒険、はじめました。

          発酵の森というダンジョンに迷い込み、4年目に入りました。 手前味噌イベントや発酵ツアー、みそしるスタンド、人生の発酵ワークショップなど、たくさんの企画を開催させて頂き、とても嬉しく思います。 しかし、発酵の森は大変奥深いようで、ヤマタノオロチが出てくる気配もなく、敵も味方も酒を酌み交わしながら修行の道を進んでいるところであります。 道中で見つけたお宝と最高のパーティは、村に持ち帰り、循環する小さな世界につなげていきたいなと。 攻略本が意味を成さない時代に、自分のペース

          みそしるぼうやの冒険、はじめました。