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本当に相手の為?人の心配をしている間は自分を直視しなくても済む

こんばんは。宝条実空です。

今日の仕事はちょっと忙しくて疲労感があります。

今日の仕事はというか、ここのところ毎日のように忙しいと感じています。


ふと、以前通っていた主治医の言葉を思い出しました。

私が統合失調症を発症したのは19歳。

今38歳なのでもう生きているうちの半分を統合失調症と過ごしていることになるのですが、

この主治医は私が21歳から37歳までの間、とても長い期間診てくれました。

私が体調回復したのは、この主治医の指導に大いに影響を受けているからだと思っています。


今日、ふと思い出した言葉。


「人の心配をするのはね、自分のことを考えなくても済むからなんだよ」

「自分のことを考えるってとても大変なこと。だから人の心配して自分の心配しなくても良いようにしてしまうの」

「あなたは人の心配ばかりしている。自分の人生を生きていない」


この時期は結婚しており、元夫の体調ばかり心配していました。

また職場の人間が悩んでいたら、親身に話を聞いて自分のことは後回し。

そんなことを相談したときに言われた言葉です。


主治医はこんなことも言いました。

「人を助けて“ありがとう”って言われるとね、助けた方は気分良いよね」

「それが中毒のようになって“ありがとう”って言われたくて、わざわざ助けちゃう人もいるの。感謝されるのは気持ち良いよね」

「人を助ける前に、自分を助けなさい。」


最近、仕事忙しいなぁって思っていたら、私は誰かの役に立ちたくて自ら仕事を増やしていることに気付きました。

良く言えば「気配り」。

気配りできる余裕があるなら、それでも良かったのです。

でも私は明らかに疲労している。

気配りと言う名のおせっかい(余計なお世話)なのかもしれません。


たとえば電話応対。

私は誰よりも先に受話器を取るのです。

でも私が取れなければ、他の人が取ることもあるのです。

私は、「皆さん忙しいから何が何でも私が取らなきゃ」という思いに取り憑かれていました。


電話が鳴れば仕事は中断。

それが一日10回以上も。


一言、他の職員に「電話取れないときあるので、その時はお願いします」と言えば済むだけのこと。

私が勝手に電話を受け取り、勝手に忙しいとか疲れたとか思っていたのです。

自分で自分の首を締めていますね。


きっと、他の人の分の仕事をすれば、自分のことを考えなくて済むから。

誰かのせい、環境のせいにすれば、自分自身を直視しなくても済む。

私は自分の体調を見つめることから逃げていたのかもしれないです。


仕事でアクセルを踏みすぎていることに気がついたので、明日は程よく頑張りすぎずに仕事してきます。

アクセルとブレーキを上手に使い分けながら。

体力も精神力も限りがありますもんね。

温存しながら使わないと、またブレちゃう。


この主治医が言っていたのは、自分のことを考えるのはとても大変だということ。

見たくない部分も見なきゃいけない。

エネルギーも使う。

だから逃げたくなる。

そうなんです、自分のこと考えるって、とても難しいんです。

難しいからこそ、自分と向き合うよう意識していく必要があるのかな。


もちろん誰かのために動くのが悪いわけではありません。

必要以上に…というのはちょっとリスクが高そう。

余裕がないときは自分を見つめても良いのだと思います。

主治医の言葉を思い出して良かった!٩(*'ω'*)و


明日はどんな一日になるかな。

皆様の明日も、素敵な日になりますように🌸

それでは、また。

宝条実空


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とっても嬉しいです。

いつも私の体調に配慮してくださり感謝致します。

おかげさまで心地の良いnote生活を送れています。

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