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noteを始めるにあたり、23年8月の「今日の注目記事」を全て読んでみた

はじめに

企業も、学生も、主婦も。老若男女がすなるnoteといふものを、私もしてみむとてするなり。


初めまして。上手に文を書けるようになりたい人、みそいちです。
最近、公私で文章を書く機会が増えました。その度に、「もう少しうまく言葉にできたらなぁ」「もっと上手に自分の思いを伝えられたらなぁ」と感じます。
物事の上達には練習量を増やすことが不可欠です。巷で評判のnoteを利用し、その機会を増やしてみようというのが、このアカウントを開いた動機です。

このアカウントでは、「気になることを深めて考えてみること」、もっと簡単にいうと、「批評」に挑戦していこうと思います。ことの発端は記事を改め書こうと思います。
新しいことを始めるには、その使い方を学習することが習熟への早道。勇んで書き始める前に、まずは「noteらしさ」の感覚を掴むことから始めてみようと思い、その試みの至りを記事にしてみました。


学習

手始めに、公式アカウントの「noteの特徴、使い方、機能紹介」を読んでみます。なるほど、「だれもが自由に創作を楽しんで、続けるためのサービス」。これ迄、noteのコンセプトを知る機会はありませんでしたが、「そんな雰囲気あるなぁ」とは感じます。こうした企業理念って、バカにできないですよね。

noteの”本部発表”は確認できましたが、もう一方でも気になるのは、実際のコンテンツの雰囲気。その方向性での学習対象として、直近の「今日の注目記事」(2023年8月分、322記事)を確認することにしました。管理用のデータベースにはNotionを利用。いろいろ書くかと思って選びましたが、定量分析がやり易いスプレッドシートなりの方が良かったかもしれません。

数をこなす為に分類項目は最小限に。コンテンツ分類と自分的評価だけを設定する様にしました。コンテンツ分類は「料理、アート、ビジネス、手工芸、goods紹介、人紹介、イベント紹介、ナレッジ紹介、レポート、随筆、思索」から、自分的評価は「良い、素晴らしい!、ブッ刺さり」の3段階から選択。「ブッ刺さり」については後日見直して、どこら辺が良かったかを改めて見る様にします。

noteらしさとは何か

こうして寸暇を惜しんで記事を読み、以下を「noteの記事らしさ」と考えるに至りました。

  1. 構成の美しさ

  2. 「新しい世界を見つける」

  3. ポジティビティ

1. 構成の美しさ

選抜された記事に目を通したからかとも思いますが、どれも記事が読みやすい。図や写真などの豊富なビジュアル、小説のような味のある書き出し、適切な見出しや3段構成など理解し易いレイアウト。
公式記事でも触れられていたポイントですが、その思いが行き届いている印象です。企業アカウントや様々な分野の”クリエイター”が発信しているからか、他のSNSやブログよりも構成のレベルが一段上にあるよう感じました。

この特徴の反作用についても私見を述べると、ビジュアルへの傾きから、記事は「読まれる」よりも「見られる」ものとなっているように思いました。つまり、長々書くよりも、図やビジュアルや動画を織り混ぜ、総合的なコンテンツを作る方が、noteリーダーには喜ばれるのではないかという印象です。
まぁ、深く考えずに己の創作を楽しめばいいとは思いますが、「テキスト」の枠組みを拡張していけば、「noteらしさ」のあるコンテンツになっていくのではと感じました。

2. 「新しい世界を見つける」

noteの理念にあった「多様性」。その言葉通り、「今日の注目記事」は様々な分野の記事で構成されていました。
自らで新しい世界を見つけるように動き、その顛末や発見をシェアする内容が目立ちます。その対象は、目新しいイベントや多くの人が訪れたことがない秘境のレポートのみならず、慣れ親しんでいた日常に隠れる”青い鳥”を見つけるような内容も含まれます。
世界を縦横に拡げる視点・知見・体験。トレイルランニングとかレーザー彫刻機とか、まごわやさしいご飯とか、noteを通してはじめてその世界を知りました。

世の中の記事の大部分は、新しいニュースを伝えるものですが、noteのそれは特に、独自の「新しい世界」へと向かい、また読者をそこへ誘うテイストの記事が多いように感じました。
「それがnoteの全て」ということではまったくないですが、世界を開くという価値に、自分も目を向けてみようかという気になります。

3. ポジティビティ

日本のネットスペースって、割と暗いというか、ネガティブコミュニケーションが多いと感じています。が、noteに関してはそれを感じませんでした。むしろネガティブの反対の、何かを楽しむ・自分の好きや発見を伝える・前を向いている雰囲気が強い。そして、それがエネルギッシュな雰囲気も醸している様にも感じます。
誰かに知って欲しいと思い、言葉を尽くすのはエネルギーが必要ですからかね?

私は、このスペースで「気になることを深めて考えてみること:批評」に挑戦してみたいと思っています。批評は、油断すると批判に、クリエイターの足を引っ張る行為へと堕してしまいがちです。「noteらしさ」であるポジティブな記事を作るには、どうあるべきか。まずは、以下を注意してみようかと思います。

  1. 否定で書かない:何がないかではなく、何があるかを書く

  2. 自分事で考える:他人や社会への提言ではなく、自分の価値観を考える

  3. ポジティブな関心があるものを取り上げる

おわりに

この記事では、「noteの記事らしさ」を探りました。それ則ち、構成の美しさ・「新しい世界を見つける」・ポジティビティ。確認した記事が上澄みであるため、感想が偏ったかもしれませんが、今後の自分のnoteコンテンツ作成の指標になりうるそれを見出せたことは成果です。
まだまだnoteの初心者のため、よければ皆さんの考える「noteらしさ」もご教授くださいませ!mm

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