小さな恋のメロディ/Melody
11歳の少年少女のみずみずしい恋愛を描いた傑作!テーマ曲「Melody Fair」も日本での上映と併せてヒット!
基本情報
監督: ワリス・フセイン
脚本: アラン・パーカー
公開: 1971年
出演: マーク・レスター、トレイシー・ハイド、ジャック・ワイルド
配信: U-NEXT(2021.9.3現在)
製作国イギリスでは空振りするも、日本と(なぜか)ラテンアメリカでヒットした作品。フレッシュな演技で鮮烈な印象を残したヒロインのトレイシー・ハイドは、本作の直後に引退して幻の女優となった。脚本を担当したアラン・パーカーは、後にハリウッドで監督として成功を収め、「ミッドナイト・エクスプレス(1978)」ではアカデミー賞2部門受賞。
予告編
あらすじ
舞台はロンドンのパブリックスクール。内気な少年「ダニエル」は、友人たちと女子生徒の教室を覗き見していた時、美しい少女「メロディ」に心を奪われる。なかなか気持ちを伝えられないダニエルだったが、次第にメロディも彼を意識するようになり‥
11歳の少年少女によるピュアでまっすぐな恋、大人たちとの対立。子どもの視点で展開する本作は、忘れかけていた子ども時代の感覚を思い出させてくれます。
公開からちょうど50年が経過する映画ですが、一昨年にリバイバル上映されるなど、今も多くの人々に親しまれています。
追記)
The Bee Geesが歌うテーマ曲「Melody Fair」はこの映画が公開される2年前にリリースされたのですが、映画のイメージとドンピシャすぎて驚いています‥
今回の名セリフ
ダニエルとメロディが「50年の幸福」と刻まれたある夫婦の墓石を見たとの会話です。
メロディ: Will you love me that long?
(そんなに長く愛せる?)
ダニエル: [nods] Mmm-hmmm.
(うなづく)
メロディ: I don't think you will.
(無理だわ)
ダニエル: Of course. I've loved you a whole week already, haven't I?
(愛し続ける、もう1週間愛してるよ?)
二人の無垢さに心打たれる場面です。
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