同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)27.体調不良
話の区分けとして、これは私生活の方で話すべきか、いやでもエピソードとして同人サークル活動での出来事だよなと悩んで書きかけで放置していた話なのですが、今現在進行形で私の周りの相互さんがバタバタ入院、通院しているので、啓蒙活動的に話す事にしました。
みなさん、身体は丈夫な方ですか?
因みに私は幼少期から病弱、虚弱な方です。
反面肉体スペックは高い(筋肉ゴリラな)ので、本当に燃費効率が悪いアメ車みたいな体質です。
つまり何が言いたいかと言いますと、身体の丈夫さ、体質は人それぞれです。
どんな健康な人でもある日突然怪我を負ったり、病気になったりします。
自分の身体は自分ときってきれない関係性なので、どう扱うかはそれこそ持ち主次第だと思うのですが、こんなジャンル(クラスタ、界隈)にいて長年オタク活動をしていると出てくる体調不良にかかわる怖い話をします。
前回の話「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)26.嘲笑してくる人」はこちら!
目が見えない
あれは数年前の夏の話。
その頃から異常気象だなんだと、例年超えの猛暑を記録していました。
そんなある日の事でした。
仲の良い相互さんであるAさんが、原稿に追われるこの時期に、SNSに「何か急に片目が見えなくなった」と投稿されました。
続けて「でも原稿があるし、落ち着いたら病院行こう」と続けています。
「片目が見えないってあなた!そんな悠長な!!!」
と、相互さんなのでその投稿を目にした私はAさんにすぐ医者に行け行けと急かしました。
昔から目と頭に異常がある時は病院に行けと、色んな書物から知っているオタクなので、危険性の根拠を添えてリプライしました。
見ると私以外の相互さんからも「病院行きなよ」と言っていました。
それはそうとなりつつ、それでもAさんは「病院が近くにないしなあ」「原稿があるから」とおっしゃいます。
いや確かに、個々人の事情もわかります。
わかりますが、もしこれで「時間置いたせいで失明になってからでは遅いから!」と周りでわあわあ急かして、ようやくAさんは病院に行くとおっしゃいました。
何もなければそれでよしと思っていたら、病院から帰ってきたAさんが言いました。
Aさん「熱中症だった」
失明するかどうかと心配してたら、まさかの熱中症でした。
熱中症で脱水になり、血圧が下がって目が見えなくなったそうです。
しかし熱中症もいまや死に至る症状ですから、忙しいからとAさんが熱中症のまま何もせずにいたらと、他人事ながら本当に怖くなりました。
みんなでAさんをかこいつつ、病院行って治療できてよかったねとなりました。
本当に、原稿は大事ですが、身体はもっと大事なので、体調不良には気をつけましょう。
寝てなかった
あれも数年前の事、春先のイベントで私はサークル参加していました。
開場前の設営も終わり、少し開場の時間まで余裕ができたので、合体サークルで一緒に申し込んだ友だちに少しだけ留守をお願いし、相互さんのスペースに挨拶回りに行きました。
開場前で忙しい時間なので、差し入れだけ渡して軽く挨拶をし、ささっと回っていたら、相互さんのBさんがスペースにいませんでした。
と言うかスペースが手つかずでした。
はて、遅刻かな?欠席かな?となりましたが、SNSを確認しても何のアナウンスもありませんでした。
まあ不測の事態はあり得るし、SNS見つつ差し入れは後で渡そうと自分のスペースへ戻りました。
イベントはつつがなく終わりました。
念の為、午後になってから再度、不在だったBさんのスペースに行きますが、Bさんのスペースは手つかずのままでした。
流石にちょっと心配になってきたので、SNSを再度確認すると、アナウンスどころから、ここ数日SNSが全く動いていませんでした。
(投稿がなく、リプライやいいねもしていない状態)
流石に心配になり、DMを送ってみましたが、音信不通でした。
心配が募りましたが、私とBさんは相互さんというだけで、プライベートでそこまで親密な関係ではないため、私が踏み込めるのはここ迄と、気にはなりつつそこで確認はおしまいとなりました。
それから数週間後、全く音沙汰がなかったBさんのSNSに投稿がありました。
Bさん「見知らぬ天井(エ○゛ァネタ)」
Bさん「イベント欠席して申し訳ありません。原稿のため寝不足が続き、仕事中に倒れてしまい、意識不明で入院していました」
その後、暫く原稿の進捗や通販に関する投稿が続きましたが、「いやBさん!!!原稿も大事だけれど、意識不明て!!!!」とツッコミが止まりませんでした。
個人的にDM送っていたので、上記全体への投稿の後に、BさんからDMで返信を貰いましたが、原稿を落としてイベントに欠席してしまった事を気にされるばかりで、ぶっ倒れた事についてはおざなりで、余計心配になりました。
私「欠席になったことは残念かもですが、原稿より身体の事が一番ですよ?」
Bさん「いや、原稿落としたら人権ないですし…」
当時はまだコロナ禍前、今より体調不良に対して気を使わない風潮が強かったのは確かです。
でもそれにしたって、倒れて数日意識不明だったんだよ?大事だよ?ってなりませんか?
と、意識の違いにちょっと面食らったのを覚えています。
因みにそれから数年たち、Bさんのアカウントは気付けば稼働停止され、それっきり放置アカウントになりました。
いやまあ、推してたジャンルが変わったからアカウント変更して、過去のアカウントはそれっきり放置って可能性もありますが、確認する手立てはありません。
未だにふと誰かが入院したと言うSNSの投稿を目にする度に、Bさんは無事かな?と思い出したりする程度です。
最後に
ここまで書きましたが、未だにどのジャンルに移動しても「入院しました」「倒れました」「病院行ったら○○でした」って投稿を年に何度も、定期的に目にするんですよね。
それくらい色んな理由で体調不良になる相互さんが多いんですよね。
オタク、腐女子、みんな本当に身体を大事にして下さい。
ぽっくり逝けばいいとか言う方もいますが、人間実はなかなか死にません。
体調不良になっても生きながらえたために、身体の自由が効かず、しんどい症状が続き、でも生きるために働かないと行けない可能性の方が多いです。
そんな状態だと、同人サークル活動どころか、オタク活動すら危ぶまれます。
健康に気をつけて、体調不調になったら休みましょう。
壊すのは一瞬、元通り治らない可能性を考えましょう。
無理や頑張りはし続けるものじゃありません。
無理のない範囲で、たくさん食べてたくさん寝て、程よく趣味に狂いましょう。
因みに私事ですが、私は120歳まで生きる予定なので、健康を保つのは未来への投資と思っています。
その為に出来ることとして、健康診断や検診を欠かさず、ワクチンも打てるものは打ちまくり、何かあったらかかりつけの医者にすぐ駆け込み、健康保険料分、権利を行使しています!
そんな体調不良に関する怖い話でした。
原稿も大事だけれど、それよりもまず命大事に!
次の話は実際のイベントでの話、過酷な夏のイベントの話になります
「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)28.過酷な夏イベント」はこちら。